電子書籍
あぽやん
著者 新野剛志 (著)
遠藤慶太は29歳。本社から成田空港所に「飛ばされて」きた旅行会社社員。返り咲きを誓う遠藤だったが──YY(ワイワイうるさいクレーマー客)の襲来、予約の記録データが消えた、...
あぽやん
あぽやん (文春文庫 あぽやん)
商品説明
遠藤慶太は29歳。本社から成田空港所に「飛ばされて」きた旅行会社社員。返り咲きを誓う遠藤だったが──YY(ワイワイうるさいクレーマー客)の襲来、予約の記録データが消えた、再入国許可証印のないビザで出国、パスポートを忘れた子を空港に残して家族は海外旅行へ…など、押し寄せるトラブル解決に奮闘するうちに、空港勤務のエキスパート「あぽやん」へと成長してゆく。個性豊かな同僚たちと仕事への情熱を爽やかに描いた空港物語。どうぞよいご旅行を!
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紙の本
軽妙で、ほんのり笑顔になれるお仕事小説
2023/01/20 23:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
あぽやんとは、「ツアーの出発点となる空港で、様々なトラブルを排し旅客を無事に送り出す空港のエキスパート」のことらしい。しかし主人公の勤める会社では空港勤務は出世コースではないそうで、しかも彼女にフラれたばかりで前向きになれない気持ちで仕事スタート。そんな彼が、様々なトラブル解決にもまれる中で、仕事への取り組み方も人間的にも成長していく物語。
ラスト、上司の今泉のスピーチにプロの矜持があふれている。
紙の本
想像通りだったけど
2018/06/13 10:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
空港カウンターのお仕事小説と知ってある程度どんな展開か想像できて、まさにそのとおりでしたけどとてもおもしろく興味深い話でした。
電子書籍
続編も購入したい!
2015/02/01 10:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:JAY - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前にテレビでドラマをやっていたなという程度の軽いノリで購入し、読み始めましたが、話の展開が面白く、ついつい最後まで読み進めてしまいました。主人公が初めは乗り気ではなかった空港勤務の中でその仕事の魅力に気づき、責任感を持って仕事をしていく様に共感できました。
登場人物である同僚やお客様にも個性的な面々が多く、一つ一つのエピソードが面白かったです。是非続編も読みたいです。
電子書籍
ありそうって思わせる
2019/08/22 12:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はるりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
空港での、トラブルとか、こんなことって本当にあるの?って思うけど、もしかしたら、そんな人も居るのかも?と、思わせるところが、面白い。
主人公の恋愛も書かれていて、それも良かったです。社内恋愛の理想と現実のギャップというか、案外、簡単にバレちゃう感じとか、面白かったです。
紙の本
大阪のお話かと
2019/07/28 20:52
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルだけ見て、大阪のおは無いかと思ったら、全然違いました。
空港のお話でしたね。
勘違いから読み始めましたが、とてもおもしろかったです。
紙の本
爽やかな成長物語
2013/02/24 17:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
TVドラマを見て、原作を読みました。
TVドラマの方は視聴率が振るわないようですが、明るく軽妙な成長物語で、原作にも興味を持った次第です。場面設定等については視覚で理解していますので、小説もたいへん読みやすかったです。また、原作もTVドラマ同様、明るくテンポの良いストーリー展開で、気分を前向きにしてくれました。
内容は、空港のチェックカウンターで起こる様々な旅客トラブルに対処していく経験を通し、成長していく主人公の遠藤を軸に展開していく人間ドラマです。全部で6話(6つのトラブル処理)から構成されていて、私は特に3話以降が気に入っています。
解説によると、経済小説ほど重たい内容ではない本書のようなジャンルは「お仕事小説」と呼ばれ、悲惨な面よりも明るい面を描きだし、絶望ではなく希望を描くことに眼目があるとのことです(374ページ)。
TVドラマにはないストーリーも含まれていますので、ドラマを見た方も、十分楽しむことができるでしょう。
紙の本
空港とは!?
2022/11/22 12:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
空港-それは旅行の通過点。
この本は、そんな空港を舞台にした物語です。
仕事に悩んだ人も、本書を読むと何かヒントがもらえるかもしれません。