紙の本
内容のわりに
2017/07/15 21:35
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
中盤が薄くて 飽きる感じです。作者さん特有のユーモアやいい意味での馬鹿さが少ないので今ひとつ東川作品を読んだ気がしませんでした。
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私的にあらゆる点ですれすれ
すべるすれすれのギャグ(しらけるというほどでもない)
○○すれすれのトリック(○○はネタバレしそうな言葉なので自重)
アウトすれすれの動機
これは本格ミステリすれすれなのか。はては馬鹿ミスか。
全体としては面白かったです。おまけの★3つ。
ゲシュタルト崩壊すれすれです。
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表紙買い(というか出版社買い)をしたのですが大当たりでした。自分これすごい好きです。笑えるほうに面白かったし、読んでてすごく楽しかった!トリックもすごいですねこれ。いや本当に。他の作品もぜひ読まなければ。
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探偵はやや距離をとった場所から,目の前に聳える銀色の館を見上げていた。隆行も彼女の傍らに立ち,あらためてその奇妙な物体を観察した。見れば見るほどおかしな建造物だ。
それはまるで銀の装甲で覆われた孤独な要塞のようにも,あるいは海辺に打ち立てられたステンレス製の巨大なオブジェのようにも思える。形は六角形。いちおう四階建てではあるが,屋上にはドーム型の展望室があるため,実質五階建ての高さがある。個人が所有する別荘には見えない。そそっかしい女探偵がラブホテルと早合点したのも頷ける造りだ。
いずれにしても,人間の住み処らしい暖かな雰囲気ではない。
(本文p55-56)
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想像よりはトンでもではなかったので安心。シーツで台風の風にあおられて飛ぶ人間凧かと心配してた。コメディミステリで、テンポが軽くて好き。ただ、描写が主人公とヒロイン2人にとても偏っていたのがちょっと・・・。
本当にあるの?館島(笑)
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良くいうところの館島、キャラが軽めで怖さのないかまいたちの夜みたいな感じ
残念なのはトリックも見え見えのところ
でもラストはなかなか考えられていて、あれをメイントリックと見れば良作か、悪くはない
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帯につられて買った。
最近森博嗣ばかり読んでいるせいか、やたらと読みやすい。
主人公の煩悩刑事が御転婆女探偵とともに事件の真相に迫っていく。
アイデアは面白い気がするが、動機等の描写がもうひとつかな。
登場する女性がなんだか皆独どこかで見たことのあるようなキャラクター。
物足りない感じではあったが、気楽に楽しめる一冊だった。
2009/03/12
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主人公からトリックまで、ひたすらノー天気な作品。
多分この本はツッコミながら読み進める、ボケ作品なんだと思う。その割に本格推理としての体裁だけは、真面目に整えているので、そのギャップが何とも言えず、妙に心に残ってしまいます。
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キャラクターが個性的で面白く、さくさく読めます。
トリックについては意見分かれると思いますが、面白かったです。
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スラップスティックミステリといった感じや、キャラクター造形は他のシリーズとほとんど同じですが、それが面白いんだからいいかとも思ったり。
中央に巨大ならせん階段を有した六角形の館。その階段踊場で墜落死体と化した天才建築家。しかしどこにも墜落した形跡がなかったのだった。いやはや何とも思い切った大胆なトリックです。館ものでこの手のトリックを正攻法でどんと攻めてくるところが嬉しいですな。しかもまた大胆にヒントを明示してあるんですよ。ミステリの楽しさ面白さを、そして誉め言葉としてのバカバカしさを堪能できます。
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ユーモアミステリーっつーんですか?殺人事件を軸にしたドタバタ劇。そのドタバタ加減もなんだかサムい感じで・・・。
私、このジャンル、苦手かも知れません。
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自らがデザインした建物で死んだ建築士。
あきらかに転落した痕があるにもかかわらず
どこにも転落した跡がない。
それから半年ほど経った後、彼の妻から招待され
島に訪れ起こる殺人事件。
主人公の刑事と、招待された探偵が事件を調査するわけですが
非常にやり取りが面白いです。
しかも後半になるにつれ、おれは休暇できてるのに! と
事件解決への思考回路の合間に色々してくれるので
呆れを通り越して『面白い』としか言い様がないですw
島で起こった事件の理由もすごいですが
建物もすごいです。
想像もつかない、というよりも、よくもまぁ…という感じで。
ちょっと脳内運動にいいかもしれません♪
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『ユーモアミステリーの新鋭が仕掛ける驚天動地のトリック』ってな帯に吸い寄せられる様に購入。
『十文字和臣(じゅうもんじかずおみ)の名は岡山では知らない人がいないほど有名であり、岡山以外では知らない人がいないほど無名である』
そんな一文が、ユーモアミステリーとは何ぞやという読者の眼に飛び込んでくる。この癖のある筆致に惹きつけられたなら、この本はとてつもなく面白いだろう。
下心全開だけど、どこか憎めない刑事「隆行」
品が無いのだけれど、超絶美人の女探偵「沙樹」
天然にして、毒舌なお嬢様「奈々枝」
登場人物のキャラクタがなかなか面白い。当初は粗野な印象の探偵にがっかりしたものだが、刑事を一升瓶で殴り倒す(経緯は本編にて)につけて、結構好きになってしまったわけで。
「機動力野球」のくだりが本当に大好き。
さて。
肝心のトリックだが驚天動地ではある。驚天動地ではあるが、驚天動地であることが必ずしも正しいんじゃないんだな、と思う。やりすぎだ(笑)
驚愕の動機と含めて、こういう趣向を笑い飛ばせる人々に向けて書かれた作品なのだろう。
帯で釣る人間を間違えた事が最大の問題な気がする。
期待するところを間違えると、痛い目にあうかも。
次回作が出るそうで。
読後の印象の良さが際立った作品なので、割と読んでみたいと思う。次は、読者として心構えが出来そうだからね。
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孤島(といっても瀬戸内海だけど)の館を舞台にしたミステリー。テーマ的には閉ざされた山荘、密室かな。
ややコミカルタッチで登場人物のノリについて行けない感じはありますが、トリックに関わる大仕掛けはなかなかでした。
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トリックはすぐ分かってしまうけど、面白かった。登場人物のドタバタ劇はちょっとくどいけど嫌いではないかも。