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哲学本というと、堅苦しい感じがするけどこれは読みやすい。
ネガティブになってる時に開いてみると、前向きになれそう。
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超約ということなので原文よりかなり読みやすくなっているのだろうが、中身が薄いわけではない。
何度でも読み直したい本。文書が心に突き刺さるとはこういうことか。
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<引用>
・人間というのは間違った評価をされるのがふつうである
・一日の終わりに反省しない。自分をだめだと思ったり人に対して憎しみを覚えたりしたときは、疲れている証拠だ。そういうときはさっさと自分を休ませなければいけない。
・小さな事柄に関して自制できないと、大きな事柄に関して上手に自制して成功できるはずもない。欲望の言いなりになったりせず、自分がちゃんと自分の行動の主人になる。
・自分のなぜを知れば道が見える
・仕事はよいことだ。仕事にたずさわることは、わたしたちを悪から遠ざける。くだらない妄想を抱くことを忘れさせる。そして、こころよい疲れと報酬まで与えてくれる。
・今この人生を、もう一度そっくりそのままくり返してもかまわないという生き方をしてみよ
・生活を重んじる。人生の土台をしっかりと支えている衣食住という生活にもっと真撃な眼差しを向ける。
・生活をデザインする。生活の諸々の事柄や人間関係を自分の好きなようにデザインしてよい。
・多くの人は、その案や意見が述べられたときの調子とか言い方、言った人の性格や雰囲気に対して反発の気分があるから、反対する
・飽きるのは自分の成長が止まっているから。手に入れたものは自分の中で変化しないから飽きる。人間として成長を続けている人は、自分が常に変わるのだから、同じものを持ち続けても少しも飽きないのだ。
・批判は風だ。頬には冷たいが、乾燥させ、悪い菌の繁殖を防ぐ効果がある。だから批判は、どんどん聞いたほうがいい。
・人のことをあれこれ考えすぎない。他人をあれこれと判断しないこと。他人の値踏みもしないこと。人の噂話もしないこと。あの人はどうのこうのといつまでも考えないこと。そのような想像や考えをできるだけ少なくすること。こういう点に、良き人間性のしるしがある。
・自分をカリスマ性を持った深みのある人間であるように見せたいなら、一種の暗さ、見えにくさを身につけるようにすればよい。自分をすべてさらけだきないように、底が見えないようにするのだ。多くの人は底が見えないことに一種の神秘性と深さを感じるからだ。
・人をはずかしめることは悪だ
・両者のちがいのままに喜ぶのが愛することなのだ
・愛というのは、ちょっとずつ成長していくものだ。それより先に性欲を追い越させてはならない。愛の発達に少しだけ遅れて性欲がともなうくらいがちょうどいい。
・真の教育者は解放する。あなたの能力をフルに発揮させてくれる人。
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いろいろ参考になったり、納得できる言葉が載っています。
「愛について」の章を読むと今の「愛されたい」本の氾濫に疑問を覚えます。
しかし、文字の密度からいうと文庫サイズだった方が持ちやすくて良かったと思います。
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哲学者ニーチェの難解なイメージとは対極に、前向きで示唆に飛んだ言葉が平易な表現で語られています。この本があれば、昨今溢れている自己啓発本なんていらないのでは??
とにかく言ってることが正しすぎる。ニーチェやるな。
本好き的に気に入ったフレーズ↓
『たくさんの言葉を知ることは、実は、たくさんの考えを持つことになる。たくさんの考えを持てば、より広く考えられることになるし、ずっと広い可能性を手にすることになる。これは生きる上で利用できる武器の最大のものだ。
言葉を多く知ることは、この人生の道をとても歩きやすくする手立てになるのだ。』
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ちらちらっと本屋で立ち読み。
愛されたいなんて傲慢!という部分を読んで、なんというか❤に矢がぐっさり刺さった。つまり動揺した!
砕いて訳してある感じなんですかね?
けっこう分厚い割りに1700円ぐらいだったし、そのうち買えたら買うよ!
なんかずばっとくる…のが多そう。
まじめにしかってもらいたい。
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友人からのプレゼントでした
ニーチェは偉人伝のようなものしか読んだことがなかったので面白かったです。カバー折り返し部の「明るいニーチェ」そのまんまでした!項目分けされてて読みやすかったです~
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「なるほど」と気付きがある言葉もあれば、「何だそれは」と疑問な言葉もある。けれど若い人も年を取った人も、一度立ち止まって本書に並ぶ言葉を考えてみるのも、いいかもしれない。自分を振り返ることのできる言葉だ。
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特筆すべき点は、プロダクトとしての完成度の高さ。高貴さが漂う重厚な装填。書き込むことをためらってしまう上質な紙。同書に触れ、本は読み物であると同時にひとつのプロダクトであることを再確認させられた。今後、書籍のデジタル化が進行すれば、紙の書籍はデザインの重要性がこれまで以上に増すだろう。
肝心の内容もとてもわかりやすくまとまっている。これまで哲学・思想系の本を敬遠してきた人におすすめしたい。
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超訳というだけあり、本当に読みやすい。
そして納得することばかりである。
本当に迷った時、落ち込んでいるとき、そうじゃないときでも読み返したいと思えるような本。
持ち歩きたい素晴らしい言葉の数々です。
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「これ自分のことだ」と思うことが書いてあり、表現力の乏しい私にとって代弁してくれるものになっている。
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今のこの人生を、もう一度そっくりそのままくり返してもかまわない
という生き方をしてみよ…など力強い言葉が多数紹介されています。
難解なイメージのある孤高の哲学者ニーチェですが、この本では、
1ページごとに短くまとめていて、わかりやすく親しみやすいです。
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賛否両論あるかと思うけれど、ニーチェ入門には良いと思います。
ぱらぱらとめくって、何がもっとも心にひっかかるかを知るだけでも自分の今の心理状況がわかるはず。
しおれそうになった時に読み返して、陽転思考の魔法をかけよう。
※これぞニーチェだと捉えられては偉人に大変申し訳ないので、☆ひとつ減点します。
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日常の中でいろいろ思い悩んだり。本当は、楽しいこととか嬉しいこととかたくさんあるのに、何故か悩んでしまう頭や気持ちを解きほぐしてくれる。
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19世紀後半を生きたドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェが残したシンプルで核心を突く言葉の数々。
それを「生」や「愛」といったテーマ別に編集したものが本書。
当時のキリスト教道徳をあまりにあの世的だと批判し、この世における真理、善、道徳こそが重要だと強く唱えたニーチェは、今生きている人々のための哲学を打ち出した。
急所を突くような鋭い視点や偽善を徹底的に排除し、都合のよい解釈を嫌う姿勢が私にはあまりに斬新で、新しい価値観をたくさん植えつけることができた。
中でも「夢に責任をとれ」、「人を辱しめることが悪」といった考え方が大変心に響いた。