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今まで哲学科の本なんて読んだことなかったし、読む気にもならなかったけど友達がいいって紹介してて、とりあえず買ってみた。悲しくて眠れない夜に、ふと手にとって読みだした。何章か読んだけどすっごく興味深い。これを読んだらもっとポジティブになれた。急がずに、またそんな夜につづきを読みたい。
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ニーチェについて具体的功績を何も知らない私には、相田みつを、松下幸之助と同じような哲学的メッセージを感じる事ができた。もしも、ニーチェが今の世界に生きていたらTwitterでつぶやきまくっていたに違いない。
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修羅場をくぐった人の言葉は響きます。
twitter の#nietzsche_choyakuでニーチェの言葉をつぶやきで得れます。
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訳が端的で明快ということもあり、とても読みやすかったし分かり易かった。
手元に置いて人生の節目節目で何度も読み返そうと思う。
哲学書なのに「自分の哲学を持つな」という言葉は、目からウロコだった。
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生きるとは何か。自分とは何なのか。
人生の本質を知りたい人にはおすすめの本。
心に残るニーチェの言葉がたくさん載せてあります。
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今年、大学生になることが決まったときに父から贈られた。
ニーチェの言葉を集めた構成の本で、シーンというか、章別に分類され載せられている。
ニーチェだなんて、現代文の勉強くらいでしか接点がなかったけれど、なかなかにいい言葉も載っているので、気に入った部分だけでもちまちまと、読んでいきたい本。
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良い。今日は散歩の途中で荷物になるのがいやだから買わなかったけれど、本棚の目立つところにおいておきたいなと思うタイプの本です。哲学のロマンス的考察にも役立ちそう :-)
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一家に一冊常備したい(笑)。
タロットカードのように、毎朝、目をつぶってページを開くと啓示があるかもしれない。
ニーチェを身近にした功績は大。
批判はあるけど「超訳」だから「白取春彦編集のニーチェ」だと思えば別に問題がない。
本当に興味を持てば抜書きしたものではなく原著に当たればいい。
今日、白取さんにお会いして、ダンディの様相とは異なる、朴訥とした物言いの中に、ニーチェへの思いの深さを感じた。
そして、この抜き書き的なまとめ方は、まさに「生の哲学」を感じさせるもので、生き生きとした表現が並んでいる。
重苦しいニーチェを明るいニーチェとして、ちょっと厳しい友達としてのニーチェを僕らの近くに引き寄せてくれたことに感謝したい。
次にまるごとニーチェ的な本を出されるそうだ。
期待したい。
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とても読みやすくまとまっている。
己・知・人・愛・・・
1つ1つは哲学としてとても分かりやすく、実生活の場面を
思い浮かべることができる。
しかし、それらを一気に読み終えた私は、それらを成し遂げていったら、
どんだけの偉人になるんじゃろうか!?と逆に重くて
やっぱりそんな完璧にできませんって落ち込んだ。
ただ、当たり前だけど自己コントロールできるもんだ人間、
真の自分を出さずとも、偽ったって、カモフラージュしたって、
生きやすい道を選んでいけばいいのか。
同時に責任もしっかり果たしていきながら・・・
っていうのがすぅ~っと自分におちていった。
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ニーチェといっても読み難い本ではなく、232個のニーチェの言葉をカテゴリ毎にまとめた名言集です。したがって順番に読む必要はなく、目次を見ながら興味を引いたページだけ読み進めることができます。こういった編集に加え、ニーチェに相応しい豪華な装丁がブームに繋がったのでしょうから、マーケティングの勝利といえそうです。二匹目のドジョウを狙った類似本が出てきそうな気がします。
ニーチェには暗いイメージを勝手に持っていましたが、予想外に前向きな言葉が並んでいます。そのため、一つ一つの言葉が何らかの指針を示してくれ、「お悩み相談室」的な役割を果たしてくれます。
「学ぶ意思のある人は退屈を感じない ~ 学び、知識を積み、知識を今なお教養と知恵に高め続けているような人は、退屈を感じなくなる。あらゆる事柄が以前にもましていっそう興味深くなってくるからだ。他の人と同じように見聞していても、そういう人はふつうの事柄から教訓やヒントを容易に見出したり、考えの隙間を埋めるものを発見したりする。つまり、彼の毎日は、謎解きとさらなる知識獲得のおもしろさに彩られ、意味のある充実で埋めつくされることになるのだ。彼にとって、世界は興味の尽きない対象となる。植物学者がジャングルの中にいるようなものだ。そういうふうに毎日が発見と探索に満ちているのだから、とても退屈することなんてできないのだ。」
しかし、ニーチェの思想を体系的に理解するのに十分な本とは言えません。実は、ニーチェの思想で、「経験が一回限り繰り返されるという世界観ではなく、ある瞬間とまったく同じ瞬間を次々に永劫的に繰り返す」という永劫回帰について詳しく知りたかったのですが、簡単にしか触れられていませんでした。
「少しも悔いもない生き方を ~ 今のこの人生を、もう一度そっくりそのままくり返してもかまわないという生き方をしてみよ。」
先日読んだ「未来を拓く君たちへ」の中で、「悔いのない人生を生きるとは何か」の回答こそが永劫回帰であると書かれていました。人生の最後に、己の人生に「否」(いな)と言わず、「然り」(しかり)と言える、強い人生への肯定こそが「悔いのない人生」なのだそうです。そのうち、「超訳」でないニーチェを読んでみようと思います。
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本の大きさに対する余白の多さが気になりますが…(笑)
アタマから読んでもよし、ケツから読んでもよし、その日の朝に本を開いてその日のモットーとするもよし。
結局のところ難しかった「哲学」を端的にかつ分かりやすくまとめていると思います。
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哲学本というと、堅苦しい感じがするけどこれは読みやすい。
ネガティブになってる時に開いてみると、前向きになれそう。
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超約ということなので原文よりかなり読みやすくなっているのだろうが、中身が薄いわけではない。
何度でも読み直したい本。文書が心に突き刺さるとはこういうことか。
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<引用>
・人間というのは間違った評価をされるのがふつうである
・一日の終わりに反省しない。自分をだめだと思ったり人に対して憎しみを覚えたりしたときは、疲れている証拠だ。そういうときはさっさと自分を休ませなければいけない。
・小さな事柄に関して自制できないと、大きな事柄に関して上手に自制して成功できるはずもない。欲望の言いなりになったりせず、自分がちゃんと自分の行動の主人になる。
・自分のなぜを知れば道が見える
・仕事はよいことだ。仕事にたずさわることは、わたしたちを悪から遠ざける。くだらない妄想を抱くことを忘れさせる。そして、こころよい疲れと報酬まで与えてくれる。
・今この人生を、もう一度そっくりそのままくり返してもかまわないという生き方をしてみよ
・生活を重んじる。人生の土台をしっかりと支えている衣食住という生活にもっと真撃な眼差しを向ける。
・生活をデザインする。生活の諸々の事柄や人間関係を自分の好きなようにデザインしてよい。
・多くの人は、その案や意見が述べられたときの調子とか言い方、言った人の性格や雰囲気に対して反発の気分があるから、反対する
・飽きるのは自分の成長が止まっているから。手に入れたものは自分の中で変化しないから飽きる。人間として成長を続けている人は、自分が常に変わるのだから、同じものを持ち続けても少しも飽きないのだ。
・批判は風だ。頬には冷たいが、乾燥させ、悪い菌の繁殖を防ぐ効果がある。だから批判は、どんどん聞いたほうがいい。
・人のことをあれこれ考えすぎない。他人をあれこれと判断しないこと。他人の値踏みもしないこと。人の噂話もしないこと。あの人はどうのこうのといつまでも考えないこと。そのような想像や考えをできるだけ少なくすること。こういう点に、良き人間性のしるしがある。
・自分をカリスマ性を持った深みのある人間であるように見せたいなら、一種の暗さ、見えにくさを身につけるようにすればよい。自分をすべてさらけだきないように、底が見えないようにするのだ。多くの人は底が見えないことに一種の神秘性と深さを感じるからだ。
・人をはずかしめることは悪だ
・両者のちがいのままに喜ぶのが愛することなのだ
・愛というのは、ちょっとずつ成長していくものだ。それより先に性欲を追い越させてはならない。愛の発達に少しだけ遅れて性欲がともなうくらいがちょうどいい。
・真の教育者は解放する。あなたの能力をフルに発揮させてくれる人。
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いろいろ参考になったり、納得できる言葉が載っています。
「愛について」の章を読むと今の「愛されたい」本の氾濫に疑問を覚えます。
しかし、文字の密度からいうと文庫サイズだった方が持ちやすくて良かったと思います。