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孤高のメス 第1巻
現役医師が実体験を小説化したものということだが、第1巻では白い巨棟を飛び出し、地方医療に従事したいという希望を胸に、先ずは自分の腕を上げることが必要と、大学、研修センターとして海外の有名外科医に師事するのだが、本当にこんな方がいるのだろうかと疑いたくなるような、話になっている。また海外の外科医の門戸を叩き、その手術現場に入り込み、手術の技を盗むということが、現代医療の現実の場面なのかとびっくりする。たしかに学校で日進月歩の技を教えることはできないだろう。と同時に、教えられたからといって誰もができるわけでもないのだということを改めて知らされた。
「エホバの証人」も無輸血手術の章では、助けたいという良心の塊のような思いだけで本当にリスクを負う人間がいるのかと半信半疑でもある。
だからこそ自分会社を選ばなければならないのだということについて考えさせられた。
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外科医を目指している人におすすめ。肝移植にロマンを感じた。オペの部分に関しては、実際にオペの様子を見ていないと想像しにくいと思う。でも、ワクワクするし、外科医になりたいなという気持ちにさせてくれる。
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堤真一が主演で映画化もされた医療ドラマ。
内容はよく知らないでとりあえず手に取ってみたんだけど、小説としての出来栄えは今ひとつとしか言いようが無いですね。なんか無駄にダラダラ長いし、ポイントが抑えられていない文章を読まされている感じ。文章が下手な人が書くとどうしてもセリフ忠信になって心の機微を描けないわけですが、これもそれ。
まぁストーリーはそれなりに面白かったので暇つぶしに続巻は読んでみようかと思いますが。
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米国で肝臓移植等の高度医療を学んだ主人公が、琵琶湖の湖西地方にある地方病院を拠点に活躍。学閥や医者同士の人間関係、医療ミス等々医療の世界の怖い面も見え隠れ。第二巻以降にも期待。
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様々なしがらみ、特に、医局や学閥、人間関係などを排除し、徹底的に自分の意思を貫き通したいという、医師の話しであり、ある意味、勧善懲悪的な感じも受ける。
とてもおもしろいのだが、どうしても、医療従事者をテーマとした話になると、「白い巨塔」を超えられない と感じてしまう。
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当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか。 (「BOOK」データベースより)
感想は最終巻に。
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現代版ブラックジャックのような方もお話です。
患者さんを救うことを第一に考えている、当麻先生のような医者もいれば、自分の損得勘定でしか患者をみる事が出来ない野本先生のような医者もいる。
病気の重度にもよるが、どのような先生に当たるかも病気を治すためには必要なことなんだと思いました。
自分よりも少し背伸びし、この小説を読みました。やはり医療用語は難しいです。それでも、続きが気になる。医療用語がわかる人には2倍も3倍もおもしろい小説なのかなと思います。
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「孤高のメス 第1巻―外科医当麻鉄彦 (1)」孤高の外科医当麻の神の腕とは…
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-02-20
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当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内が出腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか?
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うーん、主人公があまりスーパー過ぎて逆に感情移入出来ない。キャラ造詣がありきたり過ぎるんだよね。でも、作者さんがお医者さんだと思って読むと「ああ、医療の現場ってこんなにドロドロしてるのか。病院行きたくないわ。怖いわ」ってなる。どっちにしても微妙。
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評価は4.
内容(BOOKデーターベース)
当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか。
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当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか。
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手術シーンがとてもリアル、専門用語が出てきて凄い事をしてるんだろうなと思う。医局の人事の生臭さ、医者の生態を感じる場面も数々。当麻先生の純粋さが逆にリアリティを感じない、でも応援してます。
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奥付は平成22年18版。臓器移植法(H9制定)施行前夜の物語。医師である著者の実体験を基に上梓された小説。良く言えばキャラを立たせた構成。大学の医局をとことん悪役に仕立て、国手並みの手術手技を持つが地域医療への理想を掲げる当麻医師がそれに立ち向かう筋立て。しかし、医局から地方病院へ派遣された医師が、これほど酷いのか? というところにリアリティが感じられない。登場する女性の心理描写も古さを禁じ得ない。2019年に再度ドラマ化され、書店には平積みとなっていたが、果たして原作を読んだ読者はどう思うだろう。
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医療小説を何冊か読んでいるが、ここまで専門用語が連なる小説は初めてか。
並外れた医療手術の腕を持ちながら、地方の民間病院に赴任するという、医者の理想像とも思える主人公。
そんな彼の生き方の原点には、父の存在があるようだが、彼のキャラがすんなりとは立ってこない。
シリーズで刊行されているようなので、続けて読めば、そこら辺ははっきりするのだろうか。