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全6巻。
読み始めて、ちょっとだるい感があり、読み進められるか心配になった。
しかし、当麻が帰国してから一気読み。
青木はどうなるのかな?
手術の記述とか、専門用語がわからないが、雰囲気で読める。
2008年06月16日読了。
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修練生の時から腕が良く、将来を有望視されていた当麻鉄彦は、周りの期待とはうらはらに、将来は高度が技術が集まるような大病院ではなく、医師が不足しているような民間病院で働きたいと考え、自ら大学病院の出世コースから外れた。本能の赴くままに数年間、外国や国内で興味を持った人物のところに押しかけ様々な技術を学び、少し腰を落ち着けようと戻ってきたのはかつての先輩・島田が院長をつとめる地方の病院「甦生記念病院」であった。
地位や名誉には全く興味がなく、ただ医師が少ないところでも高度な治療ができるようにと切磋琢磨する当麻。ルックスも良いらしい。いずれドラマ化されそうだなぁ。この第1巻では肝臓ガン患者、輸血ができない「エホバの証人」に対して素晴らしい手術をする。専門用語は結構遠慮なく使って書かれているので難しい部分や想像できにくい部分もあるが、リアル感は高い。病院内での地位争いや、病院間での汚い権力闘争、そのあたりもしっかり描かれている。この1巻は、当麻とは逆に、地位や名誉にしか興味のないような野本の誤診&カルテ改ざん発覚、その部下として無理矢理動かされている青木が倒れたところで物語は終わっている。これは早々に2巻以降も購入しなければ。
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医療ドラマの第一弾。
初回のせいか、人物紹介に随分割いていて、本来の面白さがまだ伝わって来なかったが、今後の展開が楽しみな作品。
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「フーン。彼女、そんなにやっかみ屋なんかなあ。人のプライバシーにいちいち干渉することないと思うけど」
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以前2巻まで読んでましたが、映画も始まるので
再読してみた。
純粋な医療小説で、主人公の外科医は医者の鑑って
くらいのかっこよさです。
専門用語で読みにくいということもなく、2巻に続きます。
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自分が外科的オペを施すような病になった時、当麻鉄彦のような医師が身近にいたら、どんなに心強いでしょう。
数ある医療モノの小説の中で、著者のように実際に手がけたオペが6000件を超え、今なお現役でいる医師の小説は、手術シーンに臨場感とリアル感があります。
術例解説や術野の医学専門用語がやや難解ですが、本書を読むことで、いつか患者側になる私たちに多少なりとも医療知識を与えてもらえることは嬉しい。特に、腕の悪い医師が誤診やオペの失敗で患者を危ない目にあわせている様は、多分日本のあちこちの病院で起こっていることなのでしょね‥。そんな告発もこの小説には含まれています。
米国で最先端の肝移植の実践を積んだ当麻医師が、なぜ日本の地方病院にUターン就職したのか、今後が楽しみな第一巻。近日映画化。
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医療分野というのはなじみがないだけに、かなり面白く読めるものが多い。出てくることごとくが新鮮だから。
とは言っても最近は医療分野の作品も多く、全6巻の本にお付き合いできるかどうかはちょっと危惧するところ。1巻1巻完結しているのかと思ったがそうではないらしいのはちょっと残念。
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全6巻なので、外れたら途中でやめようと思って2巻まで購入!
しかし、予想以上の面白さにあっという間に読了しました。
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作者は現役の医師ということで、医療の実態に鋭く切りこんだ内容となっている。
患者に優しくない傲慢な医師、たいした実績もないのに名誉や栄達に固執する医師、未熟な技術しかもちえない医師による手術等。これが現実であるならば本当に恐ろしいことだ。だからこそ、主人公の天才外科医・当麻鉄彦の医療にかける高い志と情熱が胸を打つ。専門用語が飛び交う手術シーンはとてもリアル。
2010年、映画化(主演:堤真一)。
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医療小説はいろいろあるが、一気に読み終えた。また2巻目を読みたい。だいたいのパターンかもしれないが、医療小説に出てくる医師は、スーパー医師とうだつの上がらない医師とが対照的な形で出てくる場合が多い。それと、金と出世欲に絡んだ、ぐだぐだした人間模様が定番って感じなんだが、この本にはそれがまだあまりない。ところどころそれをにおわす部分がなきにしもあらずだが、まあこんなものだろう。他のビジネス小説ならば当然のごとく出てくる。手術の専門用語が難しいが、雰囲気を味わえばよい。
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医療従事者限定の良著。読みやすい文章、切り替わりが分かりやすい展開、個性的な登場人物、そのなかに現代医療の抱える問題を織り込んだ良い作品です。ただし、専門用語が満載なので、全く医療の知識がない方には少しとっつきにくいかも。そういう意味で、読者を選ぶ作品です。
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医療ものはあまり読まないのだが、知人に薦められて読んだ。
難しい用語が多く出てきて、読みづらいのかなと思っていたけれど、全然そんなことがない。
確かに専門用語がたくさん出てはくるが、それを一つ一つ理解しなくても、話の筋はキチンと理解できるし、ストーリーの面白さを邪魔することがないのだ。
なんと言っても、本書の魅力は、主人公の医師・当麻鉄彦。
非の打ち所がない人格者ではあるのだが、人間くささも少々感じさせる、非常に魅力的な人物として描かれている。功名を求めず、ひたすら救いを求める人々のために自らの技術を極めようとしている外科医なのである。
本書のメイン・テーマは、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の信者の少女が救急で運び込まれ、両親も本人も輸血を拒否している。この少女をどう救うか、というところだ。
通常ならば、手術不可としてただベッドの上で、息絶えるのを待つというところだが、当麻医師は、なんとか救う方法を考え出す。その手さばきは、医療に詳しくない私でも、なんて素晴らしいものなんだろうと感動できるものだ。
そのほかにも、やはり医療関係者のドロドロした権力関係についても触れられており、人間関係の動きもまた、興味深いところである。
この「孤高のメス」は、シリーズ化されており、第6巻まで刊行されている。
次巻が楽しみだ。
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堤真一さん主演の映画「孤高のメス」の原作です。
私はまた映画は観ていませんが、手術のシーンなど、あまりにリアルで画像は要らないような気分になります。むしろ、手術器具名や手順、所要時間などを入れた表現ひとつひとつが意味深く感じられました。
外科医としてたしかな技術を持つ必要性とそれを得るための努力が丁寧に描かれ、肩書きや対面ばかりを気にして権勢を振るおうとする医学博士たちの愚かさ(おそらく現実)を知ることになりました。
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小説って
めったに読まない。
でも、
セントレアの本屋さんで、
「ま、読んでみ。」って、
本が訴えかけてきた。
他の本屋さんでは
この本、全く目立たず
ひっそりと置かれていたのに・・・
本との出逢いは面白い。
当麻というお医者さん
よく出来た人です。
野本というお医者さん
かわいそうな人です。
面白いので、あっという間に読んでしまいました。
第6巻まで続くそうです。
第2巻を買ってきました。
今すぐ読みます。
明日もお仕事なのに。
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忘れてた読み終わった。間にたくさん他の本挟まず、一気に読むべきだった。淡々と進む話だけど、日本医療のいい面悪い面が分かるかな。次の五冊に期待。一気に読もう。