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輸血することが許されない少女へのオペは、出血量が増えるたびにドキドキした。
当麻先生の人柄、実力どちらも申し分ない。
憎っくきは野本。
こんなドクターが、日本のどかかの病院に居座っているのかと考えると怖くなる。
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人物描写が実に良い。当麻が肝移植に興味を示した理由がうまく分からなかったけれども、人の気持ちなので分からないこともあるということで。第2巻を早く読みたい。まあ、あるので明日から読みますけど。
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外科医として将来を期待されながら、大学病院から飛び出し国内外へ武者修行の旅に出た当麻鉄彦は、その腕を磨き日本へ帰ってきた。琵琶湖のほとりにある病院の外科医として働くことになった当麻は次々と手術を成功させ病院内での信頼を勝ち取る。その一方で素行に問題があり、当麻をライバル視する外科医が大学病院からやってきて・・・自らの志を胸に、医療現場の最前線で活躍する当麻医師の物語。シリーズ第一作(2010.9.19)
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ひと昔前の医療モノ。映画にもなったんだっけ、。観てみよう~と。
内容(「BOOK」データベースより)
当麻鉄彦は、大学病院を飛び出したアウトサイダーの医師。国内外で腕を磨き一流の外科医となった彼は、琵琶湖のほとりの民間病院で難手術に挑み患者達の命を救っていく。折しも、大量吐血して瀕死の状態となった「エホバの証人」の少女が担ぎ込まれる。信条により両親は輸血を拒否。一滴の輸血も許されない状況で、果たして手術は成功するのか。
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主人公の人格がまったく見えてこない。周囲の人間の言葉で当麻医師について多元的に語られてると思いきや、あくまで作者の「理想(妄想?)」としての人物像としてしか表現されないため、奥行きや重みがなく「それらしい雰囲気」のみ。むしろ、悪として描かれる周囲の医師像に対して、作者本人が抱く怒りのような感情の方が生き生きと感じられる。
話に現実的なリアリティを表現したいという気持ちは汲み取れるが、総じて話の捉え方も作者本人の一方的な視点で切り取ったものでしかなく、やはり重みに欠ける。
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全6巻。映画の原作。
どの業界でも、「誰もやっていないことをする」ことの大変さと、信念を貫くことの大切さ、人を育てるということ、などいろいろ考えさせらる。
★印象に残った言葉★
「力のないやつほど、メンツにこだわる」
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孤高のメス・・・大鐘稔彦全6巻を1週間で読んでしまった。
医療ものの作品なのだが、一つ一つの事柄が僕自身にとって全て初めてであり、途中で本をおくタイミングを逃がしてしまう訳なのだ。
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一巻ごとに話が完結していくのかと思ったら、
これ、全六巻なんですね。
先は長いようですが、一巻はまず面白く、一気に読みました。
先が楽しみです。
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全6巻もののスタート。比較的緩やかに展開したけど、やはり手術シーンは結構引き込まれる。事件、事件…って感じじゃないが楽しめる。
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お医者さんの書いた医療小説。平積みになってたので、おもしろいのかなと思って6巻全冊大人買いしたけど、読み始めて、しくじったかも・・・と思い始めた。文体が一昔前にはやった感じでなおかつ、表現も上手とはいいがたい。若手の医者が「カモシカのように跳ねる」って病院の廊下ぴょんぴょん飛んでんの?って笑いそうになったりしました。が、さすがお医者さん、手術シーンが秀逸です。臨場感たっぷり。専門ではないので、もしかしたら、術式も古いのかもしれないですが、そんなんは気にならないし。小説として読むとアラがめだつのですが、お医者さんの話として読むととても興味深く読めます。しかし、敵役がスケベで仕事やる気なくて、傲慢という絵に描いたような敵役で、主人公は男前で仕事ができて、女にもてるがストイックという最近はあんまり漫画でもここまでの類型化はないよという型にはまりっぷり。そんなこんなで、突っ込みつつも一気に一晩で3巻まで読み進めてしまいました。最後まで飽きずに読めるかな?誰かに漫画化もしくは映画化をしてほしいなあ。主演はやっぱ坂口憲二?(って安易だな)って思ったら、漫画→小説→映画になってるらしい。そっか、ちょっと漫画っぽいと思った。すでに堤真一で去年映画になってるんだ。しらんかった。世間にうとすぎでしょうか。そんな話題になったかなあ???
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官僚化し腐敗した病院・医学界の中で患者を救うことのみを考えるアウトローの外科医。脳死肝移植の問題を通して医療の在り方についてフィクションを交えて綴っているが、悪役がベタすぎるのと、脳死の問題も一方的な正義感に思えるが、さすが医者だけあって手術の描写はリアルなエンタメ6巻。単純に面白い。
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映画を観た後、6巻大人買い。(分冊しなくても~~~)
映画とは若干ストーリーは違うが、小説は小説ですばらしい。
人間関係は非常にわかりやすく、大学病院のドロドロ感がでていて
興味深いし、病状やOPの説明は非常に詳しく、さすが医師が手がけている、という感じ。
大学病院で働く医療従事者としては身につまされる内容が多々あり
感情移入しやすい。
さくっと読める。
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この作品は最初「外科医 当麻鉄彦」という漫画をつくり、それを上下2巻の小説にしたものに、その後 加筆して単行本 全6巻にしたものだそうです。
クライマックスから とっても 面白くって一気に読みました。
最後は本当に感動でした。
信念を持って働く当麻医師の周りにはその世界が広がり、みんなに愛されています。
この作品の中にはとても多くのテーマが入っていました。
脳死問題、大学病院の医局体制の問題、地方病院の医師不足の問題、大学間の勢力問題、男女・親子の人間関係 等・・・。
この作品はずっと手元においておきたい作品でした。
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もうひとつの「白い巨塔」といった感じでしょうか? 病床で、こんな素晴らしい先生に出会えることはめったに無いとしても、その逆だったら・・・。そう考えただけで怖くなった。
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症状をみて何か探ってくのは謎解きみたい。当麻医師はできる医者で、読んでてすっきり、分野もいろいろで、おもしろい。