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○熟読とは、書いてあることをきっちり理解すること。
=書いてあることと他のことを関連づけて考えられるようになるということ。
○熟読→論理力が鍛えられ、自分の「論理レベル」を上げることができるようになる。
○学問と知識は車の両輪。どちらかが小さければ効率が悪くなる。読書はその両輪をつなぐものである。
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本の読み方は本の内容によって変える。
読書音痴だった著者が編み出した「本のレベルに合わせた読書法」を、具体的な書名を挙げて紹介。
各読書法の詳細は以下の通り。
順番としては、
熟読→通読→速読
<速読> → 新聞、ディベート資料etc.
あらかじめ自分が知りたいことがわかっている人が
それを手に入れるための手段。
何のためにその情報が必要かの目的を決め、
情報の取捨選択をする。
そのためには、そのことに関して一定の知識ベースが必要。
以下の部分に注目。
1.目次
2.見出し
3.本文中の太字で書いてある部分
4.各章・各項の冒頭
5.はじめに・あとがき
6.データ・数字・図表・固有名詞
?不要な情報を捨てる
(それまでの経験・勉強が大事→捨てる場所を判断する。)
?マーカー・付箋等を用い、いつでも見直せる状態にしておく。
「速読力を鍛えるために」
?自分の専門分野でのコンスタントなインプット持つこと
?関心の幅を広めること
<通読レベル1> → 入門書など
最初から、最後まで全部読む。
特に書き込みや、辞書等を使って調べなくてもよいもの。
読了後、著者が言いたいことについて、感覚でつかめ、
自分なりの考えがまとまればよい。
中身のロジックが重いものは次の通読レベル2も用いる。
<通読レベル2> → 著書の分野に対して論理レベルの高い著者の書いている本。
本に思いついたことをメモしたり、線を引いたりしながら読む。
(論理レベルの高い著者が書いた本には、行間にも意味がある)
自分の考えをより深めていく契機にする。
このレベルの本をどのくらい読むかで、通読レベル1や速読で読む本から、
読み取れるインプットやインスピレーション量も植えてくる。
<熟読> → 専門書など
自分の専門分野や興味のある分野の本」を、
全部読まなくてもいいから必要なところだけ、
リファレンスを参照しながら読む。
およそ30時間で、ある分野のことがかなり理解できるようになる。
論理レベルを追いながら、他の多くのことと関連づけながら読む。
通読レベル2で入門書→熟読で専門書→もう一度入門書。
<重読> → 人生を知った人の書いた本
同じ本を繰り返し読み、自分の考え方を高める。
自分の哲学を持つこと。
「意味」を得るだけの読書でなく、意識を高めるもの。
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小宮流の読書法は読書を5つに分ける。
確かに本によって読み方を意識的に変えると言う点は意外と大事かも。
今までも意識せず分類してたはずだけどね。
①速読・・・求める情報を素早く把握する
②③通読・・・最初から最後まで普通に読んでいく方法、②は小説など③は論点を整理し考えながら読む方法
ドラッカーの経営書などは、線を引きながら、考え方やアイデアをメモしつつ、読んでいく③の方法がおすすめ。知識と論理的思考を身につけられる。
自分の考えを深めていくことができる
④熟読・・・丁寧に読む、時にはインターネットなども利用して、情報を取りながらじっくり読む方法
⑤重読・・・何度も繰り返し読む方法、いい本を繰り返し読むことが大事。
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本を読む目的別に、5通りの読書法を解説。
メインは、論理的思考能力を鍛えるための読書法。
自分の論理的能力より、レベルの高い人が書いた本で
WHAT?WHY?HOW?を意識し、じっくりと、
熟読することで、それは鍛えられる。
色んな具体的な本を紹介しているので
その情報も活用できそう。
個人的には、著者の主張には納得。
実行してみるつもり。
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読書法は『速さ』ではなく、『目的』で使い分ける
読んでみて、論文の読み方に似ていると感じました
・論旨を追って読む
・リファレンスが重要
難しい本は確かに論文ですね
自分Point
?読んでみたい本
お金を知る技術、殖やす技術
サービスの底力
完全なる経営
50イングリッシュ
?繰り返し読む
良い本は繰り返し読むことで、自分の考えを高める
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読書にはさまざまな読み方がある。ささっと読む、じっくり読む。必要なところだけ読む。読む本によって、読み方を変えようという。
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これは良かった!
本の種類によって読書の方法が違ってくるのは当然だと思いますが、
この本はどの本をどう読むべきか、自分の読書力を高めるために
どういう読み方をしていくべきか、具体的に書かれている指南書です。
とても分かりやすく書かれていて、すぐに普段の読書に取り入れる
事が出来そうです。
同じ著者が書いている別の本にもかなり興味を持ちました。
読書力の他、同じシリーズで解決力、数字力、発見力なんかも出ています。
本もそうですが、この方のセミナーも受けてみたいです。。
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「論理的に読み解く」事が頭をよくする読書法であると説かれています。
難しい専門書をチャレンジしたくなるような気になります。
随所にお勧めの本(良書)の紹介がありこれから勉強したい方などは
「速読」で知識を拾い読みしてみてはどうでしょうw
「 ポイントは、WHAT→WHY→HOW です。」
現象(WHAT)を知って、その理由(WHY)を考え、それをどのように生かすか(
HOW)
◆「読書力」= 論理的な本の読み方
・参照しながら読む
・関連づけながら読む
◆読書法は、「速さ」ではなく「目的」で使い分ける
・速読
・通読
・通読(Level2)
・熟読
・重読(再読)
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大好きな小宮さんの本。最近はやりの本の読み方について書かれているが、雑誌をファイリングしておく、専門分野を強めてキーワードを拾いやすくするなど参考になった。やはり乱読するだけでなく、読んだあと自分で消化できないと意味がない。
●ある一定のインプットの蓄積なしには、キーワードが目に飛込んでこない。
●自分の専門分野でのコンスタントなインプットをもつ。次に関心の幅を広げる。引き出しが増える。
●雑誌の目次をコピーしてファイリングしておくと、あとで探しやすい。
●ビジネス書を読むときは仮説をたてて読む。仮説が正しいかどうか照らし合わせて読む。
●基本的な経済用語の正確な定義を知ること。抽象的な概念を知ってわかったような気になるのではなく、「それって何?」と疑問を持つこと。例えばGDPは付加価値の合計であるが、付加価値って何?と。
●読み始めて深く読んだ方がいいと思った本はじっくり読む。
●読み終わったあとに自分がチェックした部分を読み直すことが大事。
●30時間でその分野の専門書と入門書を何度も読むとある一定レベルに達することができる。
●専門書を理解したら、入門書を読み直すとより理解できる。
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「多読」と、それを実現するための「速読」。
この組合せをどう実行するかが課題でした。
しかし、読んでもそれが身についてないような気のする本がありました。
その理由が、この本を読むことによってわかったような気がします。
それは「目的」にあった読み方をしていなかったからだと思います。
よく読んで理解しなければいけない内容まで、速く読むことにこだわってしまう。
これでは、いくら読んでも身に付かないはずです。
なんとなく読むことが目的になっていたことに、反省。
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読書術をテーマにした本。現代の読書術をテーマにした本は「自分の箇所だけ読めばいい!」「とにかく速く読め!」というものが多いが、この本は少し違った視点から読書を勧める。筆者は読書の方法として?速読?通読レベル1?通読レベル2?熟読?重読という5つに分ける。この名前だけだと方法を勘違いしてしまう可能性大!著書を読めば速読も熟読も一般にかかれているものとは異なるものであることに気付くであろう。また著書の中で多くの良書を紹介していて、そちらもダイヘン参考になる。
筆者は読書によって頭を良くするよう強調している。納得のいく読書法で、大変真似したくなった。
<目次>
1.速読
2.通読レベル1
3.通読レベル2
4.熟読
5.重読
格言「よい本というのは、それを読む過程自体で、知識や感動を与えるとともに、読み手の読書力を向上させる」(p19)
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・人間としての成長を促す本は重読で
重読とは著者の造語? 同じ本を何度も読むこと。
もちろん、意味のある良書に限る。
自身の成長に伴い、同じ本を読んでも伝わってくるものが違ってくる。とのこと。
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なんだかんだでこのシリーズ全部読んじゃってます。
今回は「読書力」ということで、読書本はあんまり読みたくないな〜なんて思いながらも買ってしまい、買ったらやっぱ読みたくないな〜って思って積ん読しておいた本です。
大学3年生にもなるし、今一度読書について考えてみるかということで読んでみました。
「読書は目的によって使い分けろ」と言うことで、速読、通読1、通読2、熟読、重読、という5段階に分けて読書について語っています。
この人も必要に迫られて速読を身に付けたりしてるみたいで、初めは苦手だったらしいです。特に受験の現代文が死ぬほど出来なかったそうです。でも、突然出来るようになってその原因はわからないそうです。やっぱ才能か???
5段階を僕なりにまとめてみると、
速読→新聞(を使った練習法が良さそう!)
相変わらず文字を読むのは遅いけどとりあえず気にせずやってみようかな。
通読1→簡単めな本
今まで通りの読書で小説とかかな。
通読2→難しめな本
またしっかり付箋とかを貼りながら読んでみよう!
熟読→学校などで扱う本(?)
とにかくめんどくさそうだけど、頭は良くなりそう!
とりあえず今は学校の授業とかで機会があればって感じ!自分の学びたい分野とかが出てきたら是非!
重読→う〜ん。
とりあえず思いつかない。バイブル的な本ってのは今のところ思いつかないかな〜。。。
ってな感じで使い分けてみようと思いました。
「読書を目的によって使い分ける」。ちょっと意識してみようかなと思いました。
ちなみに内容は「はじめに」だけ読めば9割理解できますwこのやろー!
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20090328_KT
小宮竜目的別5つの読書法
?速読(求める情報を探すために、要点をすばやく把握するための読み方。)
・速読するには、ベースとなる知識が必要。
?通読レベル1(最初から最後まで普通に読む読み方)
?通読レベル2(最初から最後まで論点を整理し、考えながら読んでいく読み方)
?熟読(注や参考文献を参照しながらきっちり理解するために読む読み方)
・おおよそ30時間で、だいたいの事がある一定のレベル(専門化レベル)に達します。
・その分野の第一人者が書いた入門書と専門書を往復する。
?重読(生き方などに関する座右の書として、何度も繰り返し読む読み方。)
・重読に向いた本は、論理的な本というより、本当に人生を知った人が書いた本です。たとえば「論語」のような古典や松下幸之助さんのような一流の経営者の教えです。
・仕事の場では、毎日毎日、さまざまな現象が生まれてきます。売り上げのこと、マーケティングのこと、お客様のこと、資金繰りの事・・・
たいていは、それらのことは常に、重要で緊急なことなので、起こっている現象への対応に追われてしまいます。仕事とは常にその繰り返しであるともいえます。
・でも個々で大事なのは、その現象の本質は何なのかを知ることだと思うのです。常に原点は何なのかというところを抑えておくことです。
・読書力を高める上での最後のヒントは、書くことです。書くためには読むことが必要ですが、書くことによって、また、読む力が格段に高まります。
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読書の仕方について書いた本。
具体的に、各種の読み方に適したオススメ本も書いてくれており、
参考になりました。
★情報を得る読み方と思考力レベルを上げる読み方とは違うことを理解する。
1.速読
2.3.通読(レベル1)、通読(レベル2)
4.熟読
5.重読
以上5つの読み方について。
1.速読
速読は要点を素早く拾う(不要な情報を捨てる)ための方法。
2.3.通読
自分の経験とそれまでの知識から仮説を立て、検証し、
また新しい仮説を作りだしていくことで視点を広げ、高めていく。
情報を得ることだけが目的ではなく、ロジックを追えるようにし、
論理的思考力を高める。
4.熟読
自分の専門分野や興味のある分野のものを
多くのことと関連付けながら論理立てて読んでいく。
きっちりと理解するということは書いてあることを他の事と
関連付けて考えることができるか、ということ。(P.160)
文章に出てくる「What」を読みながら、
「Why」が分かるようになるまで読み込み、
それを「How」として自分のノウハウとし、他の事にも応用できるようにする(P.161)
専門書を理解したあとに同じ著者の入門書を読み、
行間を読む、なんてのは面白そう。
5.重読
同じ本を繰り返し読む。
重読によって自分の考え方を高める。