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本当は、一流秘書・能町光香さんのビジネス本を検索していたんです。
たまたま一緒に上がってきた全くジャンルの違うこの本を
これも『出会い』かと思って、手に取ってみました。
自称オカマ作者のOLライフエッセイ本。
あー・・・ある意味、ビジネス本??
今、華やかなオネエ系と言われる人たちが人気ですが
でも、もっと地味でナチュラルな元男性OLのお話。
実は男性なのは、会社や同僚に内緒。
どーやって内緒に出来るんだ?!興味深い・・・。
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なんかの初めて体験記みたいな感じですらーっと読めた。あ、なるほど、とかへ〜そういうもんか、とか。能町さんが肩肘張ってないので素直にあ、笑っていいのね、と笑える。
性同一性障害の人の本を何冊か読んだけど、悲壮感がない本って初めてかも。大変でないことはないんだろうけど、能町さんには好感持ちました。
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面白かったです。能町さんは、オカマ と自称されてますが、正確には性同一障害。でも、その呼称は、障害を持っていても頑張る自分、みたいな押し付けがましさがある、ということからお好きではない、ということで、あえて、オカマ と。実際、読んでみると、男性として生まれた自分がいかに外見も人付き合いも女性になっていくか、という日々が、肩肘張ることなく描かれ、時にぷっと吹き出しながら読むことができました。まだ手術前の時なので、下着の穿き方に苦心されたり、社内旅行の提案に戦々恐々としたり。(職場では最初から女性として勤められていたので)で、女性特有の「群れたがり癖」とか(たまたま会社の同僚は群れない人たちばかり。私はちょっと群れてみたかった、なんて)、上級テクニックとして同僚の悪口を言う、という課題をマスターすれば立派な女性です、とか。生まれながらの女からみれば、なんか可笑しくなっちゃってね。そして、ゲイやレズピアンが集うパーティに出かけ、その動機として、性的マイノリティに対する好奇心、なんて書かれているところでは、カラッと笑えてしまいました。もちろん、色々な思いがおありだったでしょうし、お金もそのために貯めた、と言われているくらい、始めから女性だったならば要らない苦労もされたと思うのですが、全て含めて、日常にしてしまう能町さんのキャラクターがとても好きです。
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タイトルどおりのノンフィクション。会社にオカマとバレてないことがすごい。
何年か前、単行本版は読了してたが、文庫で完全版てことで思わず読んでしまった。
文章の感じがなんかいい。さらに現在ち○ことって完全に女性になって、OLやめて物書きになってるのにもびっくり。フットワークがよすぎる。その飄々とした感じが文章に出てるんだと思った。
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とても気楽に読めて楽しい本でした。男性と女性、2つしか性はないですが、実際にはその間に多くの方がいて、それはごく自然なことなのかなと思いました。
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能町さんが元・男子というのは以前『身体のいいなり』で知って、エエッ?と驚いたものでした。他の本で女子をカテゴライズしていた目線は・・生粋の女子ライターとばかり。
これは処女作(て書くと、古くさいかな?)らしいですけど、私には最近のより読みやすくて面白かったです。他人を観察して書かれたネタよりも、ご本人について書かれたもののほうが、距離感がいい感じで共感できました。
能町さんといえばアンチ・ドリカムな人、ってイメージだったけど、(私もどちらかというとアンチだ)それって遠回しにアンチ・ヘテロってことだったのかなー。
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失礼ながら、能町さんの最近の作品よりも面白かった気がします。
blogを再編したものだと思うので、精錬されていない雰囲気はありますが、ぶっちゃけ感と言うか、飄々とした文体が面白いな、と。
理解のある親や友人たちに囲まれていることは、幸せだろうなと思います。
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トランスジェンダーさんたちとお話しすることが結構あるのだけれども、仕事柄、苦しい話しか聞いたことがなかった。
この本、話しぶりがすごく自然体で楽しく読めた。
もちろん大変だった、つらかった話もあるんだけれども、「今となってはいい思い出」というスタンス。
いろいろ参考になりました。
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けっこう大きな人生のチャレンジ。自分では絶対体験しない体験ですかね。これはもう興味津々。
すごい努力だよなーと思う。しかも、女の人よりも視点が鋭い。
でも、一番の魅力はそのナチュラルさかも。
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テレビに出てくるような、気合の入ったタイプではなく、フツーのヒトとして生息しているオカマさんの、エッセイ。
文章のリズムも良くって、リビングでチマチマ読むつもりが、一気に読んでしまいました。
多分、本人が一番鈍くて、周りがわりと彼の女性に気がついていた風に、読めた。
この本読んで以降、この人ひょっとして?って人が目につくようになった気がする
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この人の本を前に読んだのだけど、女性になりた過ぎるのも病気、と言っていた。
私は男じゃない!!女なんだ!!そういう自分を受け入れてくれ!!!というのはやりすぎちゃうんか?と。
この本でのみね子さんの態度も、フツーの女子になりたいだけ。というのが滲み出てる。
性別にとらわれすぎないで、「みね子」であることを大事にしてるからかなあ。
ちんこ取るのは夢とかじゃない。借金みたいなもの。
というのもそういうことだろう。
自分の状態を見定めるのが上手な感じがする。
先のことを考えながら、考えすぎずに、リスクを選びながら、生きるんだなあ。
もちろん書いてない葛藤とか苦しみ!とかあるとおもうけど、まー生まれつきの女子も、完璧女子とかそうそういないし、地に足のついた選択してるのじゃないかしら、と思う。
生まれつき女子がアイドル並みの見た目もってるわけでもないし。
肩の力が抜けるオカマ本。
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読もうと思って置きっぱなしだった本。
やっと読んだ~!
読みやすかったです。
あと、ジェンダー問題ってとってもデリケートで
下手にさわっていいものかと悩みがちですが
自分とまったくかわんないっていうか。
男とか女とかおかまじゃなくてただたんに性格の問題なんだなーみたいな。
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文章のテンポ感と能町さん独特の言葉選びであっという間に読んでしまいました。
読み終わったあとにふつふつと元気が出てくる本です。
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《図書館》自分は男じゃないかも。とかから始まるんやろなぁ。恋愛対象で気づくパターンもあるやろし。戸惑うやろなぁ。動揺だよな。
この本は、暗さもなく、淡々としていて面白い。 私まわりに能町さんいても、オカマとか気付かないやろな。私も、声低くて、間違われた事あり。
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へぇーってかんじ。
すんなり読めて、面白い文章だった。
そうなんだーって勉強にもなったり。