紙の本
自分らしく生きることが大事
2017/06/21 01:54
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投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
「言葉尻とらえ隊」面白かったので、読んでみました。
オカマだけどOLできるんだ!?入社のときに性別ばれないんだ!?と思いつつ、本書に最初期待したのは、言葉尻のようなちょっと違う角度での、言葉を換えれば鋭い視点での、OL生活の分析のようなものかと思ったのが、全然違いました。
軽いタッチで、自然体に書かれているけど、「性同一性障害」の能町さんの葛藤と日常です。あとがきで、そんな時期もあったなーぐらいに今は体も女性となった能町は振り返っていますが・・・
体の性と心の性が違うということが私にはいまだによく理解できない、自分が女の性であることに疑問を持ったことがない。
性転換手術というのではなく性適合手術というのだと別の場所で聞いたことがあるけれど、性同一性障害は生まれ持ってきたものか、後天的なものなのか・・・まあわからないことだらけな私ですが、能町さんは性同一性障害という言葉にも違和感があると。自称オカマ。
結局「自分らしく生きることが大事」という言葉がもらえる内容でした。
紙の本
能町さんて・・・
2018/10/08 07:27
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投稿者:yukko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヨルタモリで気になっていた能町さん 普通に女性だと思っていましたが・・・
この本を読んで能町さんの「オカマ」以外のキャラクターにも引き込まれました。
性同一障害の級友の事を思い出し、ずっと遠巻きにチラチラ見てたけどもっと理解しようと踏み出せばよかったと反省中。
電子書籍
読みやすくて楽しかったです
2018/01/29 21:30
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投稿者:栗山 - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章が読みやすくてよかったです。
自分の話を隠さず話していて、とても印象に残りました。
絶妙なところで終わっていて、後ろの内容が気になります。
紙の本
さらっと書かれていてよみやすい
2016/03/31 13:07
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投稿者:メロリーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
こういう本ってヘタすると不幸自慢になりそうだけど能町さんは淡々としていてどこか客観的な感じさえしてこれが物書きの資質というものなのだろうなと思いました。大学時代に女性と付き合った経験が興味深かったです。本人には困った事でしょうが女性にモテたんでしょうね。エッセイみたいにさらっと書かれている本なのでとても読み易かったです。
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「華やかなニューハーフ」でも「真面目でかわいそうな性同一障害」でもない、
ナチュラル…というかやる気なしというか、トホホ系OLのエッセイ。
オカマであることを隠してOL生活をしているということで
OL同士の生理の話題や学生時代の制服の話題を
恐れるエピソードが新鮮だった。
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ブログ読んでました。
この、気の抜けたイラストが好きです。
どこにでもいる人の感情や価値観でわりと書いてるので読みやすいです。
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性同一性障害というもののあり方を一つ考えるきっかけになる一冊。
病名があることはありがたいけど、”障害”っていうのもどうなの?といったジレンマを随所に示しつつ、そういう人の普通の日常生活を垣間見れます。
病気だから社会にこうして欲しい!とか、こういう苦労があるんだどうしてくれよう!という啓蒙的はなしではなくて、むしろこうやって普通に楽しく暮らしているので、変な同情の目は向けないでね。っていうのが視点なのかな。
一応、笑ってください。面白エッセイですという体。
よりによって三浦しおん読んだ直後に読んだので、ちょこちょこ著者の自慢なんじゃないか?と鼻につくような感じが無くもなかったり・・・文章の上手さ面白さは感じられなかった(著者が性格悪いんじゃなくて、私の読み方が悪いのと著者も文章書きなれてなくてこなれてないだけなんだと思う)けど、一つチャプターが短くサクサク読めます。そして、おかまの生活をなるほどねぇ、と興味本位以外どうにもならない知識が手に入ります。
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9/15 ブログも読んでたんだけどまとめて読んでみたくて買っちゃいました。すべからく、読み物は「本」という形態が最終形でいちばんおもろいんだろうと思っていたけどそうじゃないのかも。ブログの方がおもしろかったです。
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さくさく読めて、かなりの充実度。性同一性障害のマンガやドキュメンタリーなどは何回か読んだり観たりしてたけれど、こんなに明るく、そして面白く自身について書かれたものは、初めて読んだ。同情を誘うような内容じゃないのが新鮮。悩みどころとか、気にするところとかが自然で、生きるっていうのはこういうもんだ、なんてことを感じた。この本を読めば、良いか悪いのかは別にして、もし性同一障害の人と知り合っても、ヘタに深刻ぶらずに接することができると思う。同情や好奇心は、嫌悪よりも差別っぽい。美化されているだけに余計タチが悪いな、と改めて感じた。本当に偏見や差別がない自然さっていうものを、垣間見ることができた気がする。
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能町みね子、2×歳。都内の某会社でOLとして働き始めて3年。実は…ついています。会社の人は誰もそのことを知りません。
大学卒業後、ネクタイ時代、OL時代を経て、現在は文筆業&イラスト描き。オトコ時代について、恋愛のお話、ドキドキOL生活など、大人気脱力系イラストエッセイ本『オカマだけどOLやってます。』シリーズを加筆、再構成し、完全版として文庫化したものです。
性同一性障害を抱えた著者が、男として生活をしていたときの話、そしてドキドキのOLライフが語られています。
テーマが重いかな?と思いきやそんなことは全然なく、脱力系イラストとともにおもしろおかしく、オカマ(性同一性障害)エピソードが描かれています。男と女の違いってこんなにあるんだなあと驚きの連続です。是非読んでみてください♪
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最初に出た方を以前読んだので、読み直しのような形になったかな。
最近性同一性障害の方が活躍しているのはこの人が書いていたみたいに
障害に負けずに頑張ってます!って言うんじゃなくて
「そっかぁ」くらいで受け止めといてね、って思考の人が増えてきていることなのかな。
後書きにもあったけど、元がブログだっただけあってかなり開けっぴろげな書き方。
だからかそれこそ「ふーん」って読める。
この人のブログに書かれていたことがかなり当たっていて前に凹んだなあ。
ロキノン系好きはモテないんですね、何となく分かってたよ!
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かなりリアルでした。早くオープンな世の中になってほしいものです。バブル時期に就職した人たち、早くみんな定年してしまえ。
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面白かったす~
気楽にさっくり読める。
能町さんのいい意味でかっちりしてないとこ、大好きです。
性別で判断しないとフリーな意識を持ちつつも、○○は差別的な意味があるから・・・とかで呼び方などにこだわりを持つことは新たな括りを作るだけで、頑なでボーダーを持ったままだと思う。なんかそんなことは嫌いなんです。
その点で能町さんは、性同一性障害って恥ずかしいから、とりあえず一番近いのはオカマっしょ、とそう呼んでます。なんかそんな気楽さがこの1冊に入ってます。
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そもそも「オカマ」の定義が曖昧な現代日本社会。
男でも女でもない性を生きるのは辛い・・・とみせかけてのほほんのほほんと暮らしてる能町さんのエッセイ。
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今年はトランスジェンダーもなんとなく頭の片隅にある、そんな1年でした。
普通に溶け込んでる、「オカマ」な彼女。どうしても先入観をもたれがちな「オカマ」だけど、こんなに普通に語られることってあんまりなくて、いいと思いました。オネエ言葉使って、ひげそり残しあって、元「男」と開き直ってるのがオカマじゃないよ、ねえ。