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?CDショップに入り浸り?苗字が町や市の名前であり?受け答えが微妙にずれていて?素手で他人に触ろうとしない――という人はもしや死神?もし1週間も雨が続くようなら、それはもしかしたら千葉が現世に来ている証拠?伊坂の紡ぐ会話のテンポが好きです。ましてやこういう微妙にずれてるキャラは。。連作短編集。実は一つ目から最後の作品までの間に結構時間が経っているというのが、死神らしい時間軸?最後の作品がまとめっぽいのが良い。それまでの話とのリンク具合が。「旅路を死神」で「仙台キター!」と思ったらまさかの春がキター!(笑)『重力ピエロ』ファンとしてはちょっと嬉しいwしかしびっくりしたことに、今「死神の精度」で検索したら実際に歌手の人同じ名前でいるじゃん!と思ったら、案の定小西真奈美が映画の役名デビューでしたね。歌上手いのかな?
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伊坂さんらしい重いのにポップな話でした。面白かった。死神の千葉さんの天然ボケっぷりがブラックジョーク。
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2008/02
いつもよりも伊坂風味が少ない短編集。『誤りと嘘に大した違いはない。微妙な嘘はほとんど誤りに近い。』
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待ってました文庫本!恋愛と死神はとても切ない。最後の老女は、千葉が晴れた空を初めてみるとこがだいすき
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死神が、終始人間に対して無関心を崩さないところが伊坂的。1週間、対象者を観察し、「可」か「見送り」を決める死神なのですが、基本「可」なんです。人間の生き死にに興味がないからね。そのドライな感じがちょっとしこりが残る人もいるのかなと。私は平気でしたけど。
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死神のしゃべり方が、知的(人間界には疎いけど)でそれでいて嫌味が感じられなくて好き。伊坂幸太郎頭いいんだろうな〜
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伊坂幸太郎の死神小説。題材は古臭いけれど、内容はとてもポップで面白いです。ちょくちょく出る死神の異化的な発言が面白いです。
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映画化ということで読み直してみた。短編という形をとっていながら、最終的にひとつにつながってしまう。それでも1話1話、本当に切なくて、心打たれる言葉がいっぱい詰まっていて、特に「恋愛で死神」なんかは、泣きそうだった。2度目だって、関係ない。このあまりの面白さに、電車を降り忘れた。「人間の生きる歩みはいつだって、えっちらおっちら」だから、今日のこの30分の遅刻、それも私の人生に必要な時間だったってことで。(ま)
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これまた複雑な仕掛けを施された短編集であり、全体を締めるのは千葉さんという死神(死神はミュージックがお好きvv)ある時は若いイケメン、またある時は中年サラリーマンと姿を変えても、中身は淡々としたしかし妙に素朴で可愛げのある彼が、さまざまな人生の終末を見届けるという体裁を取ってはいるがその実、作者がオノレの引き出しの多さをこれでもかと見せつける博覧会的な出来となっており、こちらはそのテクニックの多彩さにうまく翻弄されてやると非常に楽しく読める。日本語タイトルも秀逸で、キーワードが各所にちりばめられており、文章も細かく吟味され尽くされている。遊び心があって出来もよく質の高い本作品は、本当に読んでいて嬉しい。
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流行に乗って(?)買ってみました。初めての伊坂作品かもしれません。映画がちょうど公開される頃に買ったので、俳優さんたちのイメージがついちゃってそれがちょっと困りました。私のイメージとしましては、こにたんも金城さんもちょっと違うだろう・・;という感じかな。短編がいくつか入っていて、それぞれ面白かったです。繋がってるお話もちょっとあります。「恋愛で死神」がそんな〜って感じでしたが最終的には良かったのかなぁ。「死神の精度」も面白かったです。でもちょっとやり方が強引だな〜(笑)続編でたら買います。でも映画はみないと思います。
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死神が主人公で非現実的でありながら世界観はとてもリアル。
死神の視点で社会を見て、かみ合わない会話など伊坂さんらしくてとてもおもしろい。
短編集のふりをした長編小説なので読みやすいのもよく、イッキに読める。
春に映画公開もありきになるところ
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2008.02購入(なんば)
2008.03までに読破
伊坂作品で初めて読んだ短編集。
現実的には、ありえない(と信じたい)内容だけど、
本当は、こんな死神がいるのかもしれない。
時間交錯が少ないので、伊坂さん初心者にオススメかも。
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短編6つから成っているこの作品。別々のようで接点があったり,なかなか面白い。
ミュージックが好きで,微妙に会話がずれている。死神は仕事と割り切っている。そんなビジネスライクなクールさがまたいいキャラしてる。
伊坂幸太郎は仙台在住の作家ということで興味はあったけど,今まで読んだことがありませんでした。
たまたま映画化の記事を読んで原作を読みたくなり,本屋へ行ったけど,ハードカバーはぼろぼろの1冊のみ。諦めていたら,文庫化で発売を知り手に取りました。
他の本も読んでみようかなと思いました。
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死神のお話。短編だけどぜんぶ合わせてひとつの物語になるのは、さすが伊坂さん。タイトルに「精度」を選ぶセンスが素敵です。
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おもしろいような羨ましいような不思議な本。
なんか普段は感情を持っていない死神なのに.感情がちょっと垣間見えるところがなんか嬉しかったかも 笑
そういうところで感動しちゃうんだけどね。
こんなことをして.死ぬ人を審査してたら.おもしろいなって思った。
実際自分が死ぬ時もこんな人が近くに現れるのかな?!
そしたら.「死」についても語るんだろうけど.その時自分はどういうことを話すのかな?!
その時になってみなきゃわかんないけど.これまでの自分の人生に満足してたら死んでもいいな。
死んで.今度は自分が死神になりたいな。