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生きる意味 みんなのレビュー

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みんなのレビュー62件

みんなの評価3.8

評価内訳

62 件中 1 件~ 15 件を表示

あえて批判する・2

2005/01/25 17:11

12人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:野崎泰伸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

着眼点はおもしろいし、それを棄却したいとは思わない。こうした本を読んで、シニカルに読み棄てる輩に対しては、最大限に蔑視したいとすら思う。

その上で、である。

こういう本を読んで、素直に納得できないのは、やっぱり僕の心が曲がっているからだよなぁと思いつつ。

彼は、数字で人生を決める「客観的」な社会から、「主観的」なQOLを重視する社会へと移行すべきであると説いている。「生きる意味」を失った人ばかりが住む社会への危機感を唱え、いきいきとした人生を送れる社会であるべきだ、と言う。

問題意識としては、決して外れていない。それは森岡正博が『無痛文明論』で描き出そうとするものと呼応しているとも思える。だがやはり、「本当の満足」が得られるためには、心の問題だけに目を奪われるべきではないと思う。数字的な欲望(森岡の言う「身体の欲望」)から人生の質を重視する欲望(同「生命の欲望」)への転換だけでは、「生命の欲望」を持たない人は「生きるに値しない」ことになってしまわないのか? そして、そもそもそんなことが問い得ないように思える、重度の知的障害者には「生きる意味」を問うことすら不可能にも思えるが、そのとき、「理性ある」者が「生きる意味」をことさらに問いたてることは、知的障害者(やその支援者、家族など)をさらに追い詰めることにはならないのだろうか。

ただそこにいればいい。ただ生きていることをまずは肯定しようと思う。それに比べれば、(言いすぎだと思うけど)「生きる意味の問題なんて…」と思ってしまう。私たちは、「生きる意味」を問う前に、まず最初にすべきことは「ただ生きる」ことを肯定することだということを、忘れてはいまいか。「生きる意味」は、死んでしまっては問い得ない。

いま「生きる意味」を感じられなくて、死のうかと思っている人もいるだろう。そして「巷の噂」を信じれば、ネット上にはそういう人が数多くいるはずだ。しかしそういう人たちに対して、あえて僕は「ただ生きていろ! あなたが生きていることそのものが、あなたの尊厳なんだ! だから、何もいま死ななくともよい!」と、無責任にもまずは言いたい。

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日本仏教への新たな期待

2016/09/13 09:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:平良 進 - この投稿者のレビュー一覧を見る

筆者は、筆者の視点から生きる意味について独自の論を展開している。その中で、一部の宗教者たちが開かれた場づくりをしていることを紹介している。これは比較的、斬新な視点なのではないだろうか。葬式仏教と化した現代日本の寺院の中で傑出した役割を果たしているコミュニティを紹介することによって新しい「場」の在り方を模索するというのもひとつの生き方の提示なのかもしれない。

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ひとりひとりが自分自身の「生きる意味」の創造者。

2006/05/21 18:53

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:TEMU - この投稿者のレビュー一覧を見る

私たちは、道具はふんだんにあっても、
それを使って夢を描くことが難しい社会に身を置いている。
その結果、「生きる意味」を構築する力の弱体化、
個人レベルでの衰退が進行しているという。

原因の1つとして、「数字信仰」が挙げられる。
小学校のペーパーテストに始まり、高校・大学受験の偏差値、
社会に出ると、会社の業績、年収と
あたかも数字に表れたものがその人のすべてだとでもいうように
常に「他人の目」にさらされながら生きてきた。

確かに数字は、客観的で、曖昧さがなく、主観にも左右されない
一番効率的で分かりやすい。
しかし、`数字´という枠組みのなかで考えている限り、
われわれは「生きる意味を生み出す自由」を獲得することは
できない。

生活水準が上がり、これだけ豊かになっているにもかかわらず、
過労死、自殺者が跡を絶たず、自分のことを`被害者´だと
思わされてしまう。
これは数字という`誰にも通用する意味´を
求め過ぎたあまり、結果的に誰の意味にもならなくなった
「数字信仰」の功罪であろう。

「生きる意味」は、誰かから与えられるものではなく、
試行錯誤しながら、自分の手でつかみ取るものである。

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2006/01/15 22:27

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2006/07/16 07:02

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2006/12/20 21:07

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2006/12/27 21:26

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2008/05/30 18:15

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2007/08/02 22:48

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2009/07/28 13:26

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2009/11/01 22:01

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2009/11/15 17:02

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2009/11/25 11:19

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2010/01/21 05:51

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2010/03/26 21:55

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