紙の本
「伊達」政宗
2001/10/24 10:51
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投稿者:LR45 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本語に「伊達」なる言葉を残したゆえんがこの巻の辺りの政宗の行動である。古来より日本にもたくさんの英雄が現れ消えていったが、日本語の中にその名前を残した人物はほとんどいないだろう。政宗の個性の豊かさがうかがえる。
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著者の文章力が高いのか、伊達政宗の人生は本当に密度が高いのか。
中だるみする箇所がまったくなく、次から次にいろんな事が起きる。
いい意味で生き急いでいる。
ハラハラもするけど、展開が楽しみで仕方ない。
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朝鮮出兵から関ヶ原の前の上杉征伐開始まで。
政宗、家康、秀吉、三成の駆け引きがとても面白い。年の功もあってやはり家康が一枚上手か。
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35
止まらなくなってきた。
秀吉の寵愛を受けながら、秀次との謀反の疑い。
それを晴らしたのがなんと家康。
騙し合い、だまされあいがたまらないし、政宗が大人へと成長していくすがたが描かれている。
どんな窮地でも冷静に見れば必ず抜け道がある。
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伊達政宗の第3巻「夢は醍醐の巻」。 天下統一成し、大明征伐の野望に燃える秀吉は、奥州の大名として正宗の朝鮮出兵を命じられ戦陣を張る。凄まじい秀吉の狂乱ぶり(秀次の切腹と秀次の妻妾、四人の遺児の斬首を指示。 お拾の誕生と夭逝 )が描かれる。 正宗と秀吉子飼いの三成との虚虚実実の駆引きが繰り広げられる。
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秀吉の朝鮮出兵が主な内容か。
秀吉の朝鮮出兵は歳による狂言、梅毒であった等人から聞いたことがあるがあまりに現実的でなかったのではないかというのが私の思いだ。
秀吉の中では子どものこと等を考えてのことだったのだろうがいたずらに諸将の不満を買い秀頼の豊臣滅亡に繋がったのは事実なのではないか。
その中で政宗は上手く地理的にも駆け引き的にも立ち回ったと感じた。なるべく戦略を使わないことで領内からのいらぬ不満を減らした策謀はうまかった。