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なんかこれもエロかった。
女性のほにゃららが必要だからとかドキドキして読んでた。
……あれ、私の思い出してるあらすじと…あ、一緒だった!よかった!
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いよいよ人間離れしていく忍者たち。
首から下を別の女とすげ替えられ、すこぶる邪悪で淫蕩な別人へと生まれ変わってしまった主人公の恋人、篝火=漁火。
ここまで読んだ山田風太郎作品の中でもダントツにどす黒いキャラだった。
まるでDIO。
設定からしてモラルを度外視してるんで、果てはどこまで逸脱するのか気になって目が離せなった。
ページから傲慢な高笑いが聴こえてくるようでした。
欲望剥き出しで誰憚ることなく我が道を行く松永弾正も魅力的な悪役だった。
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いつもの超人忍者のバトルアクション小説。
ただ敵の忍者が超強くて、主人公が弱すぎる。
むーイライラする。
相変わらず面白いことは面白いが、
悪は死なずますます栄えるというのが、
どーもスッキリしねー。
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個人的に、篝火のキャラがすごく迫力あって好きでしたね。
まぁ悲劇のヒロインポジションなんですが、死ぬ間際残した言葉が
『仇を討ってくれ』『私以外の女と寝ないでくれ』です。
物凄く素直な言葉だと思うんですよ。こういう役割を与えられた登場人物って、やっぱり綺麗な事を言う最期が多いような気がします。
それこそ私の事は忘れてだ、貴方は幸せに生きて、だ。
それが嘘だとは言いませんけどね。でもやっぱり、志半ばにしてこの世を去る人間としての、非常に説得力のある呪詛の言葉のように感じましたね。
新左衛門の立ち位置が格好いいんだけど・・・惜しいような。城太郎の知らない所で1人くらい根来衆を討つくらいの暗躍が見たかったなあ。
強者のポジションが与えられているだけに、尚更ね。
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忍法帖シリーズも順調に進んでいます。全般的に美女とエロが出てくる忍法帖ですが、これまでの作品では手段であったエロが、はっきり目的となっているところがいとをかし。とはいえ、その目的を果たすためにすることが、またエロなのである!
それ故に、これまで以上に全編にわたって艶かしい話が続きますが、一方で登場するスタンド使い(違うが)も多彩になってきます。そして、悲しい別れもあるものの、この話はなかなかの勧善懲悪。主人公は敵のような特殊能力を持たず、がんばりと主人公補正でなんとか役割を全うしていくのです。当然のごとく人はバンバン死ぬし、血やらいろんな液がドバドバでるわけだけど、なのになんとも爽やかなのである!
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久々の風太郎作品。主人公の笛吹城太郎のキャラが弱かったかもしれない!今回は1対7。敵の数は多いが、さくさく進んでいくので読みやすい一方、敵方にあんまり個性を感じられなかった。
しかし、山田風太郎の読ませる力って本当にすごいなと思う。忍法ものとはいえ、古い時代の本なのに、全く退屈させない。次はどの忍法帖を読もうかな。
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その昔、映画を見た記憶があるが・・・八犬伝と混じって覚えているようだ。原作は初読み。
相変わらず、すごい面白い物語だ。いよいよ人間離れした忍者たち。今回は主人公がわりと普通(必殺技がないだけ?)なので主人公に感情移入しやすい。が、出てくる女性キャラが素晴らしい。美人ですごくエロチックなのがまたいい。
この「篝火」、渡辺典子が演じたんだよなぁ。
男性陣、映像チェックしたくなりますよ。