紙の本
生き方の美学
2002/07/15 04:14
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投稿者:まさあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は、時間論について記載されているのですが、時間の使い方は、結局自分が
生きる人生のそのものになるということで生き方の美学になるということを述べて
います。
時間について「つくる」、「とり戻す」、「活かす」、「濃くする」、「使う」、
「考える」の6つについて考えています。
特に秀逸なのは、「濃くする」、「使う」の章であり、時間を節約した所で
それを有効に使うことができなければあまり意味がないことに起因しています。
−並行できることを直列にするな
−テンションを下げないために中断しない
−「ねばならぬ」を捨て「やりたいこと」に徹する
−「何をするか」ではなく「何をしないか」が大切
など、いろいろ参考になる「提言」が上げられ、自分の時間の使い方について
一石を投じてくれること間違いなしです。
紙の本
長考するとたしかに腰が引けますよね。
2001/02/23 21:31
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投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
「長考するとノーという答えしかでない」「やりたいことが見つかれば、時間はできる」「パーティに出席してもやりたいことは見つからない」「何をするかより、何をしないかのほうが大切」「明日から始める人は永遠に始められない」「二足の草鞋で行き詰まったら、三足はく」など、いくつも含蓄のある言葉が得られる。
このサンマーク文庫の塾シリーズのなかで、私としては1番か2番目にいい。
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判っちゃいるけど、時間の使い方が下手。これはもう子供の頃からずっといわれ続けていて半ば諦めている点は否めない。しかし、苦手だから、ヘタだからといって避けるのは楽だけど、実は損をしているんじゃないか?私にできることが書いてあるんじゃないか?と思って手にとってみた。
結果、すぐに使えることと、ひねって応用しないと使えないことや、全く自分には関係ないことに分ける事が出来た。すぐに使える分だけ、今回拝借。
(2004.3.7)
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忙しい時には、つい「忙しい」と口から出やすいけれど、ちょっとした工夫で時間は作れるのだなぁと思いました。 忙しい時のバイブルです☆ だいぶ前に買ったのですが、変色するぐらい繰り返し読んでいます。
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『何かやりたいけど時間がない』と言うのは嘘で、本当にやりたいことがまだ見つかっていない状態である。
本当にやりたいことがあれば時間は自然に生まれる。
本当にやりたいこととは今までに自分が一番時間をかけて取り組んだこと。
お金ではなくて時間をかけたこと。
上のような考え方が書かれていてナルホドと思いました。
中谷彰宏さんは500冊もの本を書いています。
そのうえ、CMプランナーであり、俳優でもあります。
そんな超がつくほど多忙な中谷さんが書いた本だけあって内容にとても説得力があります。
そんな中谷さんの考え方を少しでも吸収して、もっとうまく時間を活用したいと思います。
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なるべく早く決断して、ともかく動き始めたほうがいい。決断が早ければ早いほど、失敗したことも早くわかり、すばやく対応できるからだ。間違えた印象も強く残るから、正しい方向も見つけやすい。(p.29)
つきあいがいいか悪いかとは別のところで、その人のキャラクターは決っている。人間関係に気を遣って時間を浪費するのは意味がない。(p.75)
60時間かかる仕事は、だれがやっても60時間かかる。問題は、その60時間を短期間でやるかどうかである。私の場合は、たとえばふつうの人が1日2時間ずつ30日間かけて60時間ぶんの仕事をするところを、1日12時間ずつ5日でやってしまうから早いと言われるだけだ。(p.84)
会議は終わりの時間を確認しておく。(p.90)
20代でも30代でも、1人の人間がもっている時間には限界がある。その時間を10として、それをすべて1つの分野に注ぎ込めるかどうかで勝負が決まる。それができれば、その世界で10のレベルに達することができる。ところが10の時間のうち5割を「やりたいこと」に注ぎ、「やらなければならないこと」に残り5割を分散させるというかたちにすると、結局5のレベルまでしか到達できない。そうなると出会う相手のレベルも低くなる。映画に1000時間かけた人間は音楽に1000かけた人間と出会うことができる。(p.133)
頭の中にやりたいことが無限に詰まっていても死ぬまでにできる量は物理的な限界がある。人間の一生というのは時間との戦いだと言ってもいいぐらいだ。だからこそ、何を断念するかという選択が重要になってくる。(p.135)
注文の来ない仕事を1人でやるのは大変だが、それこそ自分が本当にやりたいことに違いない。それをだれにも知られず黙々とやっているときが、人生の中で一番崇高な時間といえる。(p.140)
待ち合わせに遅れると高くつく。
待ち合わせというのは、先に来たか後に来たかによって力関係が決まってしまう。「遅くなって、すいません」と言った時点で、弱い立場に置かれる。これは決して大げさな話しではない。微妙な交渉ごとであるほど、ちょっとした気持ちの違いによって結果も大きく変わってくる。時間的にも主導権を握れなくなってしまう。忙しくて話を30分で切り上げたくても、自分が遅れたらそんなことは言い出せない。(p.152)