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【あらすじ】
大切な人はきっと、そばにいる。
築70年を過ぎて、今にもつぶれそうな日本家屋の古本屋<東亰バンドワゴン>を営む堀田家一家の物語、第3弾。
家族が増えて、それにともない問題も増える!? 4世代ワケあり大家族に、今回もつぎつぎと事件が舞い込みます。 <ほったこん ひとごろし>本にクレヨンで書かれた謎のことばをきっかけに、大騒動。まさか、紺が人殺し? 堀田家の一員の「意外な恋」の話もあり、あの昭和のスターが愛のために奔走する?
笑いの涙の1年を、ますます賑やかで温かな堀田家一家と一緒にお過ごしください。
【感想】
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下町で古本屋&カフェを営む大家族の堀田家。
新しい家族も加わって、更にパワーアップした三作目。
実は、堀田家の面々を筆頭にし、彼らを取り巻くお得意さんや
ご近所さん達も、結構深刻な事情を抱えていたり、
暗い過去を背負っている人達が多い。
「堀田家と愉快な仲間達」と簡単に一言では片付けられない、
複雑な事情を持っている。
一見、国民的テレビアニメのあの明るく能天気な家族と
同じように見えても、それぞれ人は生きていく内に、
多かれ少なかれ何かしらの悩みや憂いを背負って生きていく
という事実を書き込む事を、作者の小路幸也さんは、正直に、
登場人物を相応に年を取らせる作業と共にやっている。
それでもこの物語がそれ程重苦しい雰囲気にならないのは
なぜなのか。
それは、この作品の核となる堀田家の当主勘一の
「頑固」って言葉の似合う、揺るがない信念だったり、
そんな勘一を中心に結束されている家族の固い絆が事件を解決し、
当事者達に、これからの人生を強く、前向きに生きるよう
訴えるかけるからだろう。
今作は、我南人さんの存在がかなり際立っている。
その言動は実にオリジナリティに溢れ、
ほとんど変わり者の域だが、
彼の言葉はLOVEによって発せられ、
そんな彼のLOVEが大事件を丸く治めている。
こんな人が今の世には必要なのかも。
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文庫化しての再読。すごく安心して読める温かいシリーズです。個性豊かで温かい大家族と、家族を見守る幽霊のサチさんがなんとも素敵。そういえばサチさんは息子の我南人さんにだけは言い方がきついです。あれだけ自由人なら他にもいっぱい苦労を掛けさせられたエピソードがあるんでしょう。そして今回はすずみさんの啖呵がかっこよかったです。
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あったかい下町の大家族。
みんな優しくて安心して読めます。
みすずさんのきっぷのよさが見れました。
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何より驚いたのは、作者がメフィスト出身てことです。
たまにはフツーの作家も輩出するんだね(笑)←
シリーズものと知らずに第三弾から手を付けてしまった…。
登場人物多いし、前二作読んでないと読み込めないんでは…な心配も杞憂に終わりました^^
下町の人情とか、大家族の温もりとか、それにもろ影響される都会の青年とか、読んでてすごく和みます…。
古本屋とカフェ経営て…素敵すぎる…。
全っ然期待してなかった「日常の謎」も、良い差し色。
こういう寛容な社会って、昔はたくさんあったんだろうなあ。
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「東京バンドワゴン」シリーズ第3弾。赤ちゃんやご近所さんも増えて賑やかになりました。大家族の定番アニメ?の様に週1回で見たい感じです^^お気に入りは、やっぱりラストの藤島社長☆3部続けてSpecial Thanks to N.H-san.
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古きよきホームドラマ路線。
IT企業社長が強すぎる!
ドロドロしそうな相関図なのにほっこりすぎる!
いい人が多すぎる!
うまくいきすぎる!
だけどそれが心地よい。
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ほのぼのホームドラマ第3弾。心に抱えた傷を癒してくれる、そんな家族の話。
ちょっと御都合主義的な場面もあるけども、やっぱりloveはぁ、素晴らしいねぇ。
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3巻目に突入。毎度の展開ながら、しっかりと時が経過していくのがいいなぁ。今の所、いろいろな人との”出逢い”が多いが、そのうち”別れ”の話もでてくるんだろうな。
映像化は是非して欲しいけど、一番の問題は古本屋のセットかなぁ。それなりにリアリティを出そうとすると、きちんと古書を揃えないといけないだろうし、話によってはその古書がキーポイントになることもあるから、本物(または限りなく本物に近い偽物)を用意しないといけないこともあるだろうし…。これが一番の難関だったりして(笑)。
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東京バンドワゴン、シリーズ第3作目。
登場人物がどんどん増えるけど、なぜかこんがらがらないで読めるのはキャラクターがみんな個性的だからなのでしょう。
今回も地下鉄で読んで危うく号泣するところだった。笑
特に「冬に稲妻春遠からじ」のコウさんの話は何度読んでも号泣です。
藤島さんのかっこよさにも磨きがかかってきています☆
実際にこんな人がいたら素敵すぎます!
藤島さんの恋の行方も気になります!
2013.6.17
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なんて素敵な家族。
古き良き下町人情
あぁ、みんな好き。色んなことみんな抱えてるんだけど、お互いにそれを認め合って生きてるからあんなに温かいんだと思った。LOVEだねぇ。
本当にいい人たち。
この家族になりたい。
続編絶対まだあるでしょ早く出ないかな。読みたい。
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あいかわらず面白いです。
とりあえずすずみさんの江戸っ子の気風の良さに拍手
やっぱりドラマ化してほしい!!
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小路幸也のスタンド・バイ・ミー(東京バンドワゴン)を読みました。一昔前のホームドラマ東京バンドワゴンの3クール目でした。登場人物たちの会話や行動が昔のホームドラマのようで、安心して物語を追うことができます。ちょっとはミステリの味付けもされていますが、それよりは勘一、我南人、藍子、紺、青の家族とその子供たち、近所の人たちとの暖かい交流の物語が楽しめます。この物語に出てくるボードゲームや本(絵本で羊男のクリスマスが登場するのはしぶい)も私の趣味に近くて気に入っています。
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東京バンドワゴン大好き。しかし人がどんどん増えますね。覚えられなくなってきた・・・。家族が増えすぎて、家が手狭どころの話ではないのでは・・・?と余計な心配をしてみたり。相変わらず我南人さんのイメージがさっぱり浮かばなかったり。でもなんかいい。ほのぼのする。
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東京バンドワゴンシリーズの第3弾。
家族も増えて、登場人物もどんどん増えて、
もはや"名前と人物が一致しない"状況になりつつありますが
第3弾も大家族の相変わらずな活躍を見ることができます。
1話ずつ、季節ごとにストーリーがあるので
時間の流れを感じつつ、家族の人たちの成長を感じつつ、
ホームエンターテイメントを楽しむことが出来る1冊。
「え!?小路さん、ここまでやっちゃうの??!」…という展開が無きにしも非ず、
読後感はすがすがしくて、ハッピーエンドになるので安心できる。
いつまでも続いてほしいと思う下町人情物語です。