2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オレンジマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
このシリーズの5冊目を読んだのは、何年前だっただろうか。物語の流れは薄々しか覚えていなかったけれど、あらすじを読んだら大体思い出したのであっさりと読み進めることができた。ロンドン赴任を終えて帰国してくるかれんと丈の両親と、それをきっかけに独り暮らしを視野に入れるショーリ。一般的には普通のカップルの暮らし、つまりは別々の家に住み、生活するという形になろうとしているかれんとショーリのその先が気になる。
言ってしまえばかなり晩生なかれんと、そのペースを乱すことなく待ち続けているショーリ。そんな二人の純粋さが伝わってくるシーンも多々あり、また恋愛の醍醐味というものも感じられる。5歳の年の差なんて、個人的には大した差ではないと思うけれども高校生の頃や、高校を出た頃は確かにそれが大きな差だと思えたかもしれない。自分の過去の思いと繋がったりして、主観的に読んでしまう。
ようやく、妙な条件付ではあるけれども良い部屋を見つけることができ、二人の未来に希望が持てるようになったショーリだけれども、なかなか思うようには進んでいけない歯痒さ。自分が今、アメリカで大学生をしているのでショーリの大学生活と照らし合わせて読めたりして、なかなか面白い。風見鶏でのショーリの様子や、お客としてやってくる様々な人の様子、コーヒーに執念とも呼べそうな強いこだわりを持つマスターの様子なんかも細かく描写されていて、読者としてものほほんと出来るのが利点とも言える。
シリーズものにあんまり馴染みがない私だけれども、おいコーシリーズは穏やかな気持ちで先を待つことができる。今手元には、VIIとVIIIがあるのでそれらもゆっくりと手をつけていこうと思います。ショーリとかれんのゆっくりとした成長、楽しみだな。
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世の中考えることはみんな一緒なんだなってすごい感じた。(笑)もどかしさも色あせないし、飽きがこない。
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かれんの両親が帰国。勝利は花村家を出ることに。二人だけの場所ができる・・・そう思っても、二人の距離は近くて遠い。
おいしいコーヒーのいれ方、第6弾
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かれんって言う、主人公が思いを寄せる女の子、最初は「こういうのって、男ウケするのよね」なんて思って、ひいていたのに、だんだん感化されつつある私。ひえー。はずかし。
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花村の叔母夫婦がついにロンドンから戻ってくる。勝利はかれんとふたりだけになれる場所を確保するために、周囲を説得して、ひとり暮らしを決意する。男としての強さ、やさしさに、磨きをかけるためにも。なのにかれんは近いようで遠くて。ふたりの甘く切ない恋の行方が、ますます気になるシリーズ第6弾。かれんの実兄「風見鳥」のマスターのエピソードも収録。
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花村の叔母夫婦がついにロンドンから戻ってくる。勝利はかれんとふたりだけになれる場所を確保するために、周囲を説得して、ひとり暮らしを決意する。男としての強さ、優しさに、磨きをかけるためにも。なのにかれんは近いようで遠くて。ふたりの甘く切ない恋の行方が、ますます気になる人気シリーズ第6弾。かれんの実兄「風見鶏」のマスターのエピソードも収録。
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勝利、念願の一人暮らし開始。と言っても、引越ししただけだけどね。でも、やっぱりかれんとの距離が少し今までよりも違う感じがするのよね…このままダメになることはないだろうけど、きっとひと波乱あるんだろうな…がんばれショーリ。
20060617:読了
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見送る背中は確かに遠いなぁと・・・。
それと
「うわぁ!!丈の話はないわけ??」
と思ったら前作に登場・・・
で話を読み進めているうちに
「じゃ、マスターは?」
と思ったらしっかり今回収録されているw
タイミングが良すぎるw
よく計算されている?感じがした
そろそろ星野さんか佐恵子おばさんの
ストーリーが読みたいw
で、次巻に収録されてたらウケるw
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花村の叔母夫婦がついにロンドンから戻ってくる。勝利はかれんとふたりだけになれる場所を確保するために、周囲を説得して、ひとり暮らしを決意する。男としての強さ、優しさに、磨きをかけるためにも。なのにかれんは近いようで遠くて。
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勝利とかれんと手をつないでるところを星野にみられるところが好き。あと、ストーリーとは関係ないけど、文庫版あとがきで、最後に『誰かから言われるままに、あるいはただ世間に自分を合わせるために、好きでもないことに無駄なエネルギー費やし続けるより、ちょっとでも気持ちが動く何かが目の前にあるなら、そっちへ向かう努力をしたほうがずっといい。生き方でも、恋愛でも、<好き!>こそがすべての原動力。人間、誰をごまかせても、自分をごまかしとおせることだけはできないものね。』が印象的だった。にしても、これはシリーズなのに、6という中途半端なところから読んでしまった。
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一人暮らし
そうそううまくはいかないよねぇ。。
がんばれ、しょーり
やだ、おいしい。
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2006/12/22. ショーリって、子供だなーってふっと思ったり。何か、普段は大人ぶってるというか、小さい頃からの癖?で板についてるんだけれども、やっぱり、子供を通り越して大人になんか、なれない。忘れていた子供な顔が、対かれんですごく顔を出してる。む。
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クリスマスイブに一人で、一人で読んでしまうという苦行をしました。相変らずの展開。今回は繋ぎなのか?でも、続きを読んでしまいまふ。
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これはハマりましたね!!
いやハマってるというべきですねw
どんどん読みましたw
どんどんハマりました!!
これまた純ですよ!!
ショーりとカレンの恋・・・素晴らしいです!!!!
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読み易い文章、読者を引き込む展開、これを読んでから村山由佳さんの他の本も読みたいと思った。少しずつ縮む二人の距離に、ドキドキしっぱなしです。