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読み中です。
amazonの書評を見て覚悟して読み始めたのですが、
心を打ち、めげてしまいそうな内容です。
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重たい、怖い。
何が出来るわけでもないし、身近なことではない。
だけど、繋がっているし、知らないといけない。すべてを鵜呑みにするのではなく、もっと闇があることを知る。
フィリピンで見たスモーキーマウンテン、インドで見たストリートチルドレン。
そのときは気づかなかったけれど、もっと想像つかない闇の世界で苦しんでいる子供や大人がいる。
何が出来る?
そう、問いかけることしか出来ない。
自分のことばかりしか考えていない自分、偽善者なのかもしれない…。
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これフィクションだけど、決して現実よりオーバーって事もないんではなかろーか?
興味深い、読みやすい、小説としても面白かった。結末がチト意外性があったのもよかったかな。
解説(作者とは別人)は俺とは意見が合わず首を傾げつつ読んだ。
この人の本は血と骨に次いで2作品目だけど、また他の作品も読みたくなった。
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とにかくテーマが暗くて重い。。。
読み進めるのに時間がかかった。
虐待の描写がリアルすぎるし、本の大半を占めすぎてたような。
最後も救われない感じで、なんだかなーという感じ。
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ブログを読んで下さった方の中には、みほは映画の原作本を読むのが好きだなって感じている方もいらっしゃるかもしれない。
そお、映画を観るかどうか、原作を読んで決めること、多いです。
でも、これはまず観ないだろうと思います。
読んでて何度途中でやめようと思ったか・・・
世界のどこかで、しかも日本から、そお遠くない場所で、このようなことが起きているのかと思うとつらい・・
貧困が、親の愛情さえなくしてしまうのかと考えると、たまらない気持ちになる。
読んでて何度やめようかと思っていたら、本の方が曖昧に終わった感じだった。
不幸という表現があてはまらないほど、ひどい仕打ちを受ける子供たちを、一人でも減らそうと戦う人たちがいる。
そんな人たちの邪魔をするのが、マフィアだけじゃなく、国を作る政治家や守るはずの警察も加担しているって、どういうことなんじゃあ・・・
世の中、需要があるから、供給がある。
しかもそれが、国の財政にまで影響を及ぼすときたら、政治を司る人たち目までつぶらせてしまうのだろうか・・
読了後の後味は、非常に悪いけど、私には知ることぐらいしか出来ない、衝撃作だった。
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読了するのにすっごい時間が掛かった。
この人の作品はそれでなくても濃密で描写、テーマで読む側に負荷をかけてくるけど、今回は胸糞が悪くなってもう何回挫けたか。。。
フィクションとはいえほんと試されたって感じ。
タイで行われている、幼児売買、幼児売春の話。
まさに鬼畜の行い。
ストリートチルドレン、スラムの状況、虐待、臓器売買、そして性行為。
執拗なまでに細かく描写し、読むものに突きつけてくる。
さぁ、無関心も罪なんだよ。と。
貧困。欲。
かくも人間をここまで落としこめるものなのか。
子供を売る奴、買う奴、頼むからみんな地獄へ落ちてくれ。
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これは結構鬱になれます。
タイって穏やかな仏教国ってイメージ強いですが、まあ裏へ回ればそうなんだろうなあ。ひきこもりがちな日本人男性がよく住み着いているという話ですヨ。
子供のこれでもかという悲惨な末路もアレなんですが、NGOのそれぞれの駄目っぷりがまた洒落にならんほどリアルというか何の役にも立ってなくてにんとも。意識は高いんだろうけどそれだけでは何もならんという話でいいんだろうか。もう少しこう自助努力を補って教育と金を身につけさせる形の援助やってるところも多いと思うんですけど。ぶったぎったようなラストも主人公の意識的にはアリなんでしょうが、現実はどう見ても好転しなさそう。伏線の数々がもうどこで話を切っても同じなんだと物語ってる気が。後は自分で考えてって事ですか。
映画になるんですっけ。叩かれ覚悟でエンタテインメント的な大円団な落ちはつけないで欲しいなー…
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購入者:梅村(2008.8.28)
返却:梅村(2008.9.20)
タイの闇の部分、幼児売春と臓器移植が大きなテーマで描かれていますが、とにかく重い…。かなり生々しい描写の為、思わず目を背けたくなりますが、何とか読み切りました。現実にいる東南アジアの闇の世界にいる子供たちを想像すると切なくなります。自分たちは恵まれていますね。
貸出:柳瀬(2008.10.22)返却:(2008.11.4)
暗い。重い。濃い。
これが本当に現実なんだろうか?と思ってしまうほど、悲惨です。闇のループが永遠に続いているようでやりきれません。食事中には適しません。
貸出;油谷(10/03/17)
同じ地球という星で生まれたのにも関わらず日本にいる私たちには想像も出来ないほど残酷な状況に置かれている子供たち。こういった状況は本にしろ映画にしろ私たちは知ることが出来るのにその時のかわいそうという感情だけですぐに忘れてしまいます。現実感がなくどこか他人事のように思えてしまうことがとても切なく考えさせられました。
貸出:山口
えげつないです。とにかくえげつない話です。ですがしっかり知っておくべきことだと思います。
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アジアの貧しい国で行なわれている、幼児売買・幼児売買春・幼児臓器売買・・・・
映画になったようで、予告を見て本を読んでみたんですが・・・・・・・・・イマイチ。
まず文章が読みにくい。盛り上がりに欠ける。感情移入できない。
ストーリーもあちこち尻切れトンボで不満が残る。
イライラしました。
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映画を見ての感想です。
児童売買春、臓器密売等の事例に興味のある人間に
とっては何一つ目新しい内容は無く
このようなことを、
実際の子供に演じさせなきゃ分からない程
日本人はお馬鹿なのかと思って腹立たしい気持ちになりました。
本で読めばいいのでは。
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こうゆうドキュメンタリー的な小説久々に読んだんですけど、人間ってひどいことしますねえ…(泉野明)全然規模もつらさも違うんだけど、たとえば会社のおじさんたちが私利私欲で見て見ぬふりしてるのを見てると、こうゆうやつらがいるから会社は変わらないし、これをそのまま拡大したら貧困の世界になるんだなーと思いました。金銭的に豊かになってもいつの時代もやることは同じで、その頻度と程度がはるかにひどくなるとこの小説なんじゃなかろうか ついでに、最後のオチが後味悪いんですが、どうせ皮肉るならもっと絶望的に書いてくれてもよかったのにな〜という気も。でも単に文章の好みの問題かしらん
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描写がリアリティありすぎてえげつないです。このリアリティが、問題意識を高めますが…。
どうやって映画化するんだろう。
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怖くてひどくて最悪だけど、みんな知らなくちゃいけない。
読まなくちゃいけない。でも、読まなきゃ良かったー
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エログロ全開で始まり、最初は引いてしまいました。
東南アジアでの幼児売春が取り上げられています。
読み進むうちに臓器売買の話も出てきます。
絶対的貧困っていうのは、
身体を売るか、内臓を売るか、
しまいには命まで売るか、につながっているのだ、
その前では人権もないしモラルもない。
そんな社会的なメッセージの強い小説です。
小説の形式をとっていますが、
個々の小さな事実を組み上げて、
出来上がっているようにも思いますので
嘘のような本当の話なんだと思うのです。
解説にも「虚構でもない、誇張でもない」とあります。
日本にいると絶対的な貧困はわかりません。
そしてその貧困の犠牲者はたいてい子供です。
東南アジアのほかでも、南アジアやアフリカや南米で
幼児売春の話は実際に聞いたことがあります。
遠い国の話なのか、すぐ近いところの話なのか、
実感が持てず考え込んでしまいます。
どう行動するのが、いいのでしょうか?
僕は豊かな国でノホホンと生きています。
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ワーキングプアの話を読んだ後、しばらく落ち込んだんだけど、
この本を読んだら、日本人の貧困なんてと思ってしまった。
道具として消費される子どもたちを救うべく働くNGOの団体職員の話と、
当事者である子どもたちの世界を同時進行で描く。
タイトルの闇とは、
今まで光を当てられてこなかったというより、
タイにおける幼児虐待の問題の深さをあらわしているように思った。
NGOに対する考え方が、変わった。
こうやって、まじめに働いている人もいるんだなあ。
現在進行している問題だから仕方ないのかもしれないけど、
後半が失速し、解決への明確な道筋がついていなかったのが少し残念。