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タイの児童買春をテーマとしたフィクション。児童買春がいかに子供たちの人格を無視したものかを描きつつ、人間の正義感と悪の部分をうまく描きだしている。この作品自体が世界各地の児童買春の問題を人々に啓発する性格が強いものとは言えないだけあって、本作品をもとに作られた映画とはまた性格を異にしていると言える。
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タイの児童買春の話です.
先ずは知る事が大切ですね.
でも日本人を話にだすためかどうかわかりませんが
NGOの話は蛇足に感じました.
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自分の知らない汚れた恐ろしくおぞましい世界に触れて衝撃的だった。
映画化されたようなので是非鑑賞したいと思う。(08年9月)
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うーーーーん。暗い話題だ。幼児買春のお話。タイのストリートチルドレンとか買われて行った子供たちがどんな仕打ちを受けるのか…というお話。子供が犯されるシーンがもうなんつーか、エログロ満載。しかし思うに、これはなくならないわなあ。なくそうと一生懸命しているNGOの動きがいろいろ出てきたけれど、求めるものがいる。この世の中に、幼児を偏愛する奴らが求める。金のない貧困層の親が金を求める。組織的にマフィアが金を求める。そして子供は犠牲になる。本の中でも、解決はしない。現実にも、解決はしない。子供が金を生む以上、なくならない。そしてあたしも、どうすることもできない。
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あまりにも日本とかけ離れていて想像を絶する。しかし、事実がそこに存在するなら私たちは知らなければならない。
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読みはじめたら止まらなくなってしまった。
面白いと言うのではなく、こんな過酷な現実があるのかと言う
圧倒的な絶望感に、引きずり回されたからだ。
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これは先に映画を観ました。
タイなどでお金のために人身売買された子供たちが
売春させられている実態を描いている作品。
映画の中では思わず目を覆いたくなるような悲しい場面ばかり。
そんな作品のもととなった小説を読んでみたいと思い
手にとってみた。
小説のほうがもっと痛々しい。
心が痛くなるシーンもあるけど
興味のある人はぜひ読んで欲しい。
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この作品は、幼児売買、幼児買春、臓器売買を行う組織、いわゆる裏社会と、NGOや活動家たちとの戦いそして、政治をも関係するというものです。※映画化されました。
どうしてこんなことが起きてしまうのか・・・・
読み終えて2日ほど悩みました。
虚無感が襲い、知ったところで何もできない自分の無力さに、途方に暮れました。
でも自分なりに出た答えは、「知る」ことが大事だということ。
知らずに生きているのと、知って生きているのでは違うと思うのです。
世界の過酷な中を過ごす子ども達を考えれば、自分がどれだけ幸せなのか。
死ぬほどの思い・・・絶望ほど人を無気力にさせるものはありません。
人は強くも弱くもなれるもの。
しかし、この作品に書かれている絶望の淵にいる子ども達は、救いがありません。
性の玩具にされ、人間扱いもされず、エイズにかかればゴミ捨て場へ生きたまま捨てられる。
捨てられた子供がなんとか家に辿り着いた後の仕打ちは・・・・嗚咽とともに涙が込み上げました。
子供が辛い目に遭っている。
そう考えただけで胸が苦しい。。。
けして、本に書かれた世界がフィクションだと思いません。
リアルに存在する世界。
生きたまま子供が臓器を取り出されるなんて・・・
もし、自分の子供がそんな目に遭わされたら・・・
最後にヒロインが決断した思い。
彼女の立場になったとしたら・・・私も同じ気持ちになったように思います。
注:とてもグロテスクな描写がありますので、抵抗がある方もみえる。
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正直。。。途中何度と本を閉じたことか。。
不快感。。。嫌悪。。。気持ち悪い。。
非現実にしか思えない内容が現実に起きてることかもしれないのに。。
嫌悪を覚える自分に。。また嫌悪。。。
この本の中で、メインに描かれているのは、臓器売買の事よりもペドフィリアと呼ばれる小児性愛。。
これは。。性愛であるのだろうか。。もうほとんど拷問。。虐待。。。
これがなんであるかわからないまま。。ただ暴力に怯え。。調教され。。大人の玩具にされる。。
こんな子供達相手に。。心は痛まないのだろうか。。。それよりも。。快感が優先されるの?
貧困につけこみ子供を買い奴隷にする方が悪いのか。。
求める人がいなければ。。商売にならないはずなのに。。
それを求めて各国からやってくる人達。。。
同じ人間相手に。。子供相手に。。。
こういう問題に解決は見当たらない。。。
国も政治も、役人も。。皆が承知での虐待。。。
求める人。。。
だったら。。そういう性愛を好むように生まれたのが悪いの??
そういう性愛をおさえる事はできるのだろうか。。。
それを好むと好まずとも。。そういう性癖で生まれてしまったら。。。
どうすればいいの??
堂々巡りで。。解決策はなく。。。
この本の中でも結末は描かれていない。。
ただ。。。この問題を自分の問題として少しでも一緒に戦おうとする日本人と。。。
向こう側。。。所詮。。。他の国の問題と。。とらえる日本人。。。
それまで一緒に立ち向かっていたかと思っていた二人に、根本での考え方の違いで、道がはっきりと別れた事を描いて終わっている。。。
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小説ですが単なるフィクションとは言えない作品です。売春宿側とその問題に立ち向かうNGOの両面から描かれており、児童買春の実態が生々しく描かれています。売られた子供視点であったりブローカー視点であったりNGO視点であったり様々な面から話に触れることができます。
間抜けな感想ですがびっくりしました。
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貧困に喘ぐタイの山岳地帯、少女は売春宿へと売り渡された。バンコクで行われる、幼児売買春、臓器売買etc・・・。アジアの底辺で行われる現実。フィクション?ノンフィクション?読むのも目を背けたくなる光景が描かれています。
今、江口洋介・宮崎あおい・妻夫木聡で映画公開せれているみたいですね・・・。
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これはアジアの貧困、格差に対する訴え?
たしかに酷い!
目を覆いたくなる。
だがどうしたら解決できるのか?
この現状を我々が知れば解決できるの?
ん〜〜〜〜〜〜〜〜(__:)
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現実ってこうなんですね。ひどい。
実際テレビとかで放送しているのはほんの表面上にしか過ぎないんだと思いました。(あまりテレビを観ないのもあるけど)
映画化されたけど当事国では放映中止になったし。
少しづつでもこんな世界が変わるように努力していかなきゃならないですね。努力なんて何も分からない自分が軽々しく言えた事ではないかもしれないけど。
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一時期大きな話題になった、アジアにおけるこども達の売春。臓器売買などが生々しく描かれている。また、その現実と戦い続けているNGOの職員の姿も印象深い。
献身的に子供を救おうと頑張っている職員の姿勢はとても立派だと感じるが、同時に幼児売春に関わっている組織や国の体勢、そして何よりも貧富の格差を思うと、何をやっても無駄に思えてならない。
彼らを救うには、表面に現れている問題だけではなくて、人間の欲望その物と戦う必要があるのだと思い知らされた。
生きながら燃やされた少女や、手酷く扱われる少年達など、涙が止まらない場面も数多くあった。
しかし、何もせず泣くのは、ただの自己満足だとも思う。
色々考えさせられる作品でした。
2008-09-28
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とても衝撃的で過激な内容。ただ物語ではなく現実にある世界。
それも日本人にも関係がある、、、それがとてもショックである。
こんな世界が許されているなんて、、、神様は、、、と言いたくなる。
でも何も出来ない自分に一番腹が立つのかもしれない。