投稿元:
レビューを見る
決してしてはいけないことをしたお父さん。
でもそれがやっぱり家族を助けていた。
やり方は間違っていたけど、お父さんの愛はすごい。
辛い事実もあったけど、最終的に父の偉大な想いを子供が知れてよかった。
投稿元:
レビューを見る
わかる!わかるぞ、その、父の子をいとおしむ心が。号泣のラストへ向けて積み重ねる物語は少々退屈さはあったけど、ラストの手紙は父親というもののどこまでも切なく不器用で深い愛情を表現していた。
投稿元:
レビューを見る
家族への愛。娘が50歳になるまで、毎年誕生日に手紙を送り続ける父。謎の回収もきちんとし、感動場面満載。しかし、泣けないのだ。期待しすぎもあったと思う。ただ、これは何度も読もう(つまり読み終えても手元に置いておこうとするスルメ本)とは思わなかった。
投稿元:
レビューを見る
父が家族に対する愛情、娘が父親代わりに対する感謝、圭一が兄に対する思いなど、それぞれが自己犠牲を払い行動を起こすが、果たしてそれが本当に幸せなのだろうか?お互いに困難を克服してこそ本当の幸せがある事を思い起こされました。
投稿元:
レビューを見る
途中までの話では、共に救いがなくて、読んでいてやりきれなかった。謎解きが中心ではなく、きっかけとしての扱い。さらっと謎解きがされるけど、そんな扱いが、はまっている。
投稿元:
レビューを見る
父親の深い愛を感じさせる良い話だけど、死ぬことでしか解決できなかったのか?
疑問も多く残り素直に感動できない。
投稿元:
レビューを見る
ミステリー、謎解きとして読むと、少しがっかりするかも。
謎は単なるきっかけであり、テーマ(?)は別にあったように感じます。
最後に一気にたたみかけられる、幸せになるにはどうすべきか、ということ、
それから、中盤でわたしが特に感じたのは、
なんだかんど皆自分以外のことは知らないことも多い、あとで気づくことも多い、ということでした。
全体を通してはあまりぐっとはこなかったです。
・歌子さんとの結末がなんだか(本として)ありきたり。(こういう本だと、真保裕一「明日への~」が重いけど納得感がある)
・出所したひとが出てくる小説では、よく保護司さんかでてくるけど、この本では言及されておらず、…?
・文章と読みにくいところがちらほら。同じような表現多いしな。
と、読み終わって、なんだかもやもやするところも多少あるけど、
まぁ、がっつり文章をたどっていけたので、読み応えはあったのかな。
投稿元:
レビューを見る
再読。本当に子供たちを愛しているなら、自殺なんてしないで側にいてあげるべきだと思うけど、それが出来なかった父親の気持ちを思うと切なくなります。最後は涙なしでは読めません。
投稿元:
レビューを見る
いろいろ絡み合っているので、途中で誰か誰なのか分からなくなった。酔いどれの頭で読むのは厳しい。
絆がテーマなの?
投稿元:
レビューを見る
ミスリードさせるわけでもなく心情の移り変わりがナチュラルに書かれていて、久々に気持ち良く読めた作品。
最後の1ページで涙腺崩壊。
投稿元:
レビューを見る
いやー最後真実がわかって父からの手紙で泣かされたねー。
ふたつのストーリーが展開。好きな人ができたと妻と子供二人を残してでていく父。
兄とその妻と弟。兄の自殺は偽装であり、兄は名前をかりて生きていた。
最後に2つの話が結び付く。どちらも子供に対する愛から生まれた話。
生きたふりして、二人の子供に手紙を書きためていたなんて。感動でした。だけど死を選らんではもったいない。
投稿元:
レビューを見る
人は、自分の運命を知った時、どう言った行動に出るのか。
親子の幸せとは、なんなのか。
最後の結末に、何を感じますか?
投稿元:
レビューを見る
【Entertainment】【生き方】父からの手紙 /小杉健治/20140103(1/176)
◆感想
父は事業に行き詰まり+胃がんの可能性から、保険金詐欺を実行。家族を残して自殺するが、詐欺を協働した人に子供たちに年一回の手紙を送るよう託す。一見、自己犠牲の結果に金策は奏功したが、残された家族はそれでいいのか?一見美徳のようだが、自己陶酔かもしれない。結局、逃げずにありのままを受け入れる、立ち向かうことが大切。家族がみじめな状況になっても家族とともにたたかうべき。
・人間だれもが自らの使命を持って生まれる。それを見出し、まい進すること。幸福は困難を乗り越える勇気を持つことにある。逆境こそ自分を育てる絶好の機会。=>目の前のことでいっぱいだとここまで思えない。
・人間の幸福は何事もなく平穏無事に過ごすことではない。そこには喜びも自分自身の成長もない。人生には必ず困難が立ちふさがる。幸福は試練を乗り越える強い心を持つことにある。行動あるのみ。
・人生の目標は財産、地位、名声ではなく、それらを得たことが幸福ではない。いかなる困難も試練にも負けずに生きていくことにある。
投稿元:
レビューを見る
かなり辛口レビューになると思います。
沢山の本を読んできましたが、面白い•面白くないに関わらず、『読まなければよかった』と思った本はほとんどありません。
終盤にかけて、その思いが出てきてしまいましたー。
最終的に『感動』でまとめたかったのか何なのかはわかりませんが、いやいやムリムリムリ。
家族のため、大切な人を守りたいためにと言っているけれど、ちゃんちゃらおかしいです。
全く意味がわからない。
うわー何だか物凄く舐められた気がして腹立たしいー。
いや、こんな辛口レビューも初めて書きました。
合う合わないもあったのでしょうが、何かそういう次元ですらない。
投稿元:
レビューを見る
父からの手紙と題されているが、そんなに手紙は絡んでこないんだなぁと思っていたら、最後に洪水のように押し寄せる手紙の数々。あらゆる人間関係が丁寧に描写されていて、縦横何本もの糸が最後に一枚の綺麗な絹を織り成すイメージ。ミステリーの要素と家族愛の要素がバランス良く入っており、東野圭吾の加賀刑事シリーズに酷似していると感じた。多少長たらしい叙述が疎ましくもあるが、赤とんぼの件ではグッとくるものがあった。面白い。