投稿元:
レビューを見る
感動作ではある。
題名にもなっている父から届く手紙の言葉の数々、終盤の盛り上がりなどはなかなか良作であると思う。
ただ、難を言えば、なんとなく古めかしい。
二人の視点でのチャプターが交互に現れるのも、目新しくない手法の割にはそれ以上の工夫がなく、習練されていない印象を受ける。
そして、人物描写、特に中心人物となる人たちの道徳観や心理描写等々がなんだか20~30年くらい古い気がして共感しづらい。
「人間の証明」とかそれくらいの感じ。
なんかスムーズには入ってこなかった。
直前に伊坂幸太郎の軽すぎるのを読んだからかもしれんが。。。
投稿元:
レビューを見る
なにこれ。
本屋さんのPOPに釣られて買ったけど、
かなりがっかりした。
途中まで、2人の主人公がどう関係するのか、ってことが
気になって読み進められたけど、
麻美子に全く共感できないし、なんか嫌いなタイプの女なので
かなりむかむかしながら読みました。
で、なんかいっぱい自殺してるし。
最後の方はオチも読めるし。
とにかく、登場人物の気持ちが理解できないので、
全く響かなくておもしろくなかった。
投稿元:
レビューを見る
本屋さんのポップを見て、全く知らない作者だが買ってしまった。
確かに親の愛を強く感じ、感動的ではある。
だが、共感はできない。
子供たちの将来を考えての行動にしても、
そこまでやるか?という感じがする。
追い詰められて、視野が狭くなっていたのかもしれないが…。
まあ、全体的には悪くないかな。
投稿元:
レビューを見る
決してしてはいけないことをしたお父さん。
でもそれがやっぱり家族を助けていた。
やり方は間違っていたけど、お父さんの愛はすごい。
辛い事実もあったけど、最終的に父の偉大な想いを子供が知れてよかった。
投稿元:
レビューを見る
わかる!わかるぞ、その、父の子をいとおしむ心が。号泣のラストへ向けて積み重ねる物語は少々退屈さはあったけど、ラストの手紙は父親というもののどこまでも切なく不器用で深い愛情を表現していた。
投稿元:
レビューを見る
家族への愛。娘が50歳になるまで、毎年誕生日に手紙を送り続ける父。謎の回収もきちんとし、感動場面満載。しかし、泣けないのだ。期待しすぎもあったと思う。ただ、これは何度も読もう(つまり読み終えても手元に置いておこうとするスルメ本)とは思わなかった。
投稿元:
レビューを見る
父が家族に対する愛情、娘が父親代わりに対する感謝、圭一が兄に対する思いなど、それぞれが自己犠牲を払い行動を起こすが、果たしてそれが本当に幸せなのだろうか?お互いに困難を克服してこそ本当の幸せがある事を思い起こされました。
投稿元:
レビューを見る
途中までの話では、共に救いがなくて、読んでいてやりきれなかった。謎解きが中心ではなく、きっかけとしての扱い。さらっと謎解きがされるけど、そんな扱いが、はまっている。
投稿元:
レビューを見る
父親の深い愛を感じさせる良い話だけど、死ぬことでしか解決できなかったのか?
疑問も多く残り素直に感動できない。
投稿元:
レビューを見る
ミステリー、謎解きとして読むと、少しがっかりするかも。
謎は単なるきっかけであり、テーマ(?)は別にあったように感じます。
最後に一気にたたみかけられる、幸せになるにはどうすべきか、ということ、
それから、中盤でわたしが特に感じたのは、
なんだかんど皆自分以外のことは知らないことも多い、あとで気づくことも多い、ということでした。
全体を通してはあまりぐっとはこなかったです。
・歌子さんとの結末がなんだか(本として)ありきたり。(こういう本だと、真保裕一「明日への~」が重いけど納得感がある)
・出所したひとが出てくる小説では、よく保護司さんかでてくるけど、この本では言及されておらず、…?
・文章と読みにくいところがちらほら。同じような表現多いしな。
と、読み終わって、なんだかもやもやするところも多少あるけど、
まぁ、がっつり文章をたどっていけたので、読み応えはあったのかな。
投稿元:
レビューを見る
再読。本当に子供たちを愛しているなら、自殺なんてしないで側にいてあげるべきだと思うけど、それが出来なかった父親の気持ちを思うと切なくなります。最後は涙なしでは読めません。
投稿元:
レビューを見る
いろいろ絡み合っているので、途中で誰か誰なのか分からなくなった。酔いどれの頭で読むのは厳しい。
絆がテーマなの?
投稿元:
レビューを見る
ミスリードさせるわけでもなく心情の移り変わりがナチュラルに書かれていて、久々に気持ち良く読めた作品。
最後の1ページで涙腺崩壊。
投稿元:
レビューを見る
いやー最後真実がわかって父からの手紙で泣かされたねー。
ふたつのストーリーが展開。好きな人ができたと妻と子供二人を残してでていく父。
兄とその妻と弟。兄の自殺は偽装であり、兄は名前をかりて生きていた。
最後に2つの話が結び付く。どちらも子供に対する愛から生まれた話。
生きたふりして、二人の子供に手紙を書きためていたなんて。感動でした。だけど死を選らんではもったいない。
投稿元:
レビューを見る
人は、自分の運命を知った時、どう言った行動に出るのか。
親子の幸せとは、なんなのか。
最後の結末に、何を感じますか?