男女のすれ違いを減らし、互いの関係をより良くするための本
2006/07/26 23:21
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ますたぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性の体と心について、男性向けに書かれた本です。女性に関する男性の疑問に答えるという形式で解説。男女がすれ違うパターンとその原因を知ることで、互いの関係をより良いものにして欲しいというのが本書のねらい。男性にはもちろん女性にもオススメしたい一冊です。
著者は女性心療内科医。自身のクリニックで多くのビジネスマン&ウーマンの診察とカウンセリングを行う一方、テレビ番組のコメンテーターとしても活躍中。そんな著者が「女はなぜ、突然怒り出したり、泣き出したりするのか?」「女はなぜ、喫茶店で2時間もしゃべり続けられるのか?」など、男性が女性に対して抱く30の疑問を例として、女性の思考や行動パターンからその原因となる脳と体の仕組みまでを具体的にわかりやすく説明しています。
例えば、女性の悩みごとに対して解決策をアドバイスしたら、かえって機嫌を損ねてしまったという経験を持つ男性は多いのでは? これは「女性と男性の会話スタイルが異なるため」とのこと。脳の構造やホルモン量の違いから、女性の脳は会話に「共感」を求める傾向があるのに対し、男性の脳は会話に「解決」を求める傾向があり、それで会話がすれ違うこともあるのだとか。いずれにしろ、この会話スタイルの違いを知れば、男性は女性の話に対しては相づちを打ちながら「聞き役に徹する」のが、女性とのうまい付き合い方といえそう?
また、女性特有の体の特徴や体調の変化についても紹介されています。女性は冷え性だったり、トイレが近かったり、あるいは便秘や頭痛になりやすいこと。また、生理という男性が体験することはない(そしてあまり愉快ではない)現象にも周期的に見舞われる等々……本書を通じてこうした女性特有の問題を知れば、女性への接し方や対応も違ってくるのではないでしょうか?
このように男女の思考や行動パターンの違いを知り、その科学的な理由(男女差が脳と体の仕組みに由来していること)を理解することで男女間のすれ違いを無くし、互いの関係をより良いものにして欲しい、というのが本書のねらいです。日頃から家庭や職場などで、女性の反応や態度に戸惑いや疑問を感じることの多い男性にぜひともオススメしたい一冊。また、男性の考え方および自分の性の特徴が確認できるという意味では、女性にもオススメしたい一冊なのです。
ますたぁ@BAYSIDE BREATH
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突然怒る、おしゃべりがうるさい、ブランド物を欲しがる……男には理解しがたいオンナの行動を、結局は「女の脳はこういう構造だから」でほとんどの説明を済ませてしまえると説く唯脳論的な本。でもそれじゃあ「男の脳はこういう構造だから」と男性側からも言い訳できるのでは、などと思ってみたり。
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女性はなぜこうも感情で動くのだろう・・・・。
長年の私の疑問がこれで解けました。
また、旧友同士が集まったときのあのテンションの高さや、電話や喫茶店で何時間もいられる話題の量。
それらのなぞもすべてこの本で解決できます。
世の中には女性と男性と二種類あって、ともに仲良く生きていかなくてはならない。
そのためにはお互いを知らないと、双方の違いを知ることが大切です。
女性という生物を生物学的に解明。
筆者が女性というのも説得力がありますね。
女性の行動が理解できない男性。
また、男性の行動が理解できない女性も必読の一冊です。
これで世の中の男女が仲良くなれば、より良い家庭が作れますね。
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まあ、脳がどうだって言われたって、この本読んだ女性が常に冷静になれるわけでなし、この本読んだ男性が常にやさしくなるわけでもなし。
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タイトル買いした新書.女性と男性の違いを脳構造から理解しよう,というコンセプトで書かれています.確かに面白いには面白いのですが,内容が「〜に影響している〜〜(カタカナ物質)」ばっかり.新書らしいといえば,そうですが読んでいて非常に退屈.序論で「男性が女性に歩み寄れとは言わない」といいつつ結局その流れに行っているな...読み物として,女性を理解?するのにはいいのではないでしょうか.
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面白かったテーマを箇条書きしてみます。
・女はなぜ、喫茶店で2時間もしゃべり続けられるのか?
・女はなぜ、男を困らせるわがままをわざと言うのか?
・女は男の夢やロマンをなぜ、受け入れられないのか?
・女はなぜ、恐ろしいほどに男の浮気を嗅ぎつけるのか?
・女は「許されない恋」にどうしてあこがれるのか?
・女はなぜ、性懲りもなくダイエットに励むのか?
・女がブランドのバッグを欲しがるのはなぜか?
・女がメニューを選ぶのに時間がかかるのはなぜか?
・女は不満があると、なぜ、固まって反撃してくるのか?
これだけで興味そそるでしょ!?w
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モテる男は女性の限界点を察するからセクハラを免れえるんだとか。要するに、読め、察せよ、ということか。
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脳科学者による物質名登場しまくりの本。「男とは」「女とは」のステレオタイプな分類を理屈で説明するようなかんじ。科学的なことはさっぱりわからんので「ふーん」程度にしかアタマに残らず。。酒飲みながらの話題のタネにはいいかも。
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○幸せ
・ドーパミン系(動的):高揚感・爽快感
・セロトニン系(静的):慈しむ・大切
○女脳
βエンドルフィン:一体感・満たされる・プロセス
鋭い直感・何となくそう思う・
○悪女と淑女
自然の理:2つの顔
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【目的】
女の本質を知る
【引用】
生理の仕組みを理解する。
【感じたこと】
これまで女性の感情の起伏の激しさに辟易していたが、割と理に適っているのではないかと思い始めていた頃に、出会った本。本の内容はともかく、女性に嫌われるものや男は間違いなく、社会から抹殺されるだろうという自分の仮説はなんとなく正しいような気がする。
【学んだこと】
トイレを気遣う。
女は選ぶよりも選ばれたい。
自分の存在を認められたい。
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古本屋でGET。あまりの的を得た表題に思わず購入。確かにそうかもね〜最後に異生物間のコミュニケーションも可能。男と女は異生物なのだから、コミュニケーションしなければわからないと結んである。女性にもてるのは、優しい男であり、その優しさは相手の感情を受け入れること、共感する心、響く心を持っていること、だって。でもこれって、男女じゃなくても同じだよね。友達だって、やっぱ共感してくれない人とは分かり合えないもん。セロトニン、ドーパミン、脳と心理って密接だわ。。。おもしろいね。
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セブのビーチで、1人でボケ〜っとしながら、人生と結婚についていろいろと考えてきた。そんなときに川北義則さんの男の生き方みたいな本も読んで、、、
1人で楽しみながら生きていける自分を作り上げていく事は重要だし、そして、ありきたりだけれど、自分にとっての人生の目標を明確にしておく事こそ豊かな人生をおくる最低条件なんだろうな〜と。
姫野知美著「女はなぜ突然怒り出すのか?」角川ONEテーマ21(2006)
*多くの男女は自分達が同じものをみて、同じように考えていると思い込み、自分の思考スタイルが相手にも通用するものと錯覚している。それがそもそもの誤解の始まりだ。男と女がお互いの考え方や行動に疑問を感じたり不満を感じたりすることはきわめて自然なことなのだ。つまり「自分達には差があるという」という原点に立ち返る必要がある。どっちがすぐれているすぐれていないという問題ではない。
*女は男の計画をぶち壊すもの。目の前のことしか見えない脳はしばしば女を刹那的行動に取り立てる。これは悪気があるわけではない。思いつきで行動する傾向が女は強い。
*出産前と出産後ではまるで別人。
*縦社会の男は「相手を蹴落としてでも上に行きたい」というたてのベクトルで競争をする。横並びの群れに生きる女性は「相手を引きずり下ろして自分と一緒のレベルにしたい」という意識が強い。そのため女たちの足の引っ張り合いは女性の派閥抗争のようなもので、下手に口を出さずに知らないフリで眺めていたほうがいい。自然とそれなりの着地点をみつけるものだ。
*「女性は選ぶよりも選ばれたい」 女性がひとつのものを決められないのには、本来的に欲張りである。女性はひとつではなく全部ほしいのだ。
*女と男は異性物なのだからコミュニケーションしなければ分からない。最も有効なものは「言葉」である。
*「女性にもてるのは、優しい男であり、その優しさとは、プレゼントを贈ったり甘い言葉をかけることではなく、相手の感情を受け入れるということ、共感する心、響く心をもっていることだ。」
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全体的な流れとして
「女は○○っていうホルモンが出やすいよ!」
↓
「そのホルモンは~っていう効果(怒りやすいとか女特有の欠点)があるよ!」
↓
「だからしょうがないね!こう対処しようね!」
が一貫してて、正直何のタメにもならんかった。。
まぁ対処方法が
「治まるまでほっとこう!」
とか
「やんわりと聞き流そう!」とかだったのはウケたww
結局何かが解決するわけじゃないんですねー。
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女性として読んでみて…書いてあることは正しいし、
これを男性が読んで「なるほど」と思ってくれればしめたもの。
パートナーとけんかが絶えないときこういう本を読んでみると
女性や男性の思考が科学的に分析できて、怒りが和らぐことも。
基本的には相手を変えるより自分が変わるほうがはるかに早くて簡単。
こういう系統の本を読んで、自分を「男」「女」と客観的に捉えながら、
その性質を理解してお互いに歩み寄れればトラブルも減るのでしょう。
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医学博士・心療内科医である姫野友美が、女性の脳や体の構造に基づき、日頃不可解だと思われがちな女性の言動について解説している本です。女性をとりまく様々な問題やエピソードについて科学的に分析しているので、私自身も読みながら多くの点に納得し、また改善の余地があることを知りました。性差を知り、認めることで、男女がお互いを助け合い、高め合うことが大切ですね。男性にも読んで頂けたら、妻や恋人への理解も深まり、より良い関係を築いていくための一助となるのではないかと思います。