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an・an 1698号で桜庭一樹が推薦
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うそつきな美少女ヒロインは、毒花的な魅力がたまりません!
最近の自分を、少しおとなしくなってしまったな…
と思う人は、読んで思春期の勢いを思い出しては。
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毒花的な美少女ていかにも桜庭一樹の好きそうなヒロインだな!
表紙を見た時点でけっこうびびってるけど
精神的に余裕があるときに読んでみたいなー
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2010.3.5 古本
殺人リレーは昔に観た映画「ユメノ銀河」の原作だということに読み終わって気付きました。あの映画当時女の子と映画館で観たんだけど、あんなの観てそのあと何を話したんだろうか?
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読みやすい文章と物語の独特さで、古さを感じさせない。「君が代の拷問」みたいな言葉がさらっと出てくるのがすごい。
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11歳の時にこの本を手にとってしまった私は,
その耽美・エロス・破綻・死の香りに圧倒された。
「女」って怖いと自分を棚に上げてそう思った。
しゃら~と嘘をつき続ける『何でもない』,
思い込みが激しい『殺人リレー』,
身体的コンプレックスがある『火星の女』,
三つの短編に登場する女たちは
私たち女性の中にある,女性特有の心理を
代弁している感じがする。
怖くてせつなくて浅はかな女たち。
女性心理をわかりたい方にはお薦めの一冊。
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自分の箍できつく締められた世界をさまざまな嘘や自己の犠牲で守ろうとする少女達。その眼差しのなんと眩しい事。自分たちにはない眩さを前に、臼杵先生は姫草ユリ子を許し、森栖校長は狂ってしまったのだろう。
少女期特有の揺らぎの少なさがなんだか愛おしかった。
それと、この時代の小説ってみなそうかもしれないけれど、言葉遣いが美しくていいね。
あ、「けむりを吐かぬ煙突」みたいな話も好き。
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・・・確かに読んだのに、内容を思い出せません・・・。
たまに「ものすごく興味深いけど、なかなか読み進められない」という本があって、その一つが夢野久作の「ドグラ・マグラ」だったりします。表紙絵とかすごく好きなのに。それでこっちに手を出したらすらすら読めたのですが・・・。
ネットであらすじ検索しても、全然思い出せません。きいにとって、そんな程度の面白さだったみたいです。
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面白かったといえば、面白かった。
でも、まあ、夢野久作はドグラマグラ。あれより上はない。まあ、あれと比較するとほとんどの小説が霞んでしまうんだけど。あれは神がかりの面白さだから。
少女地獄はもっとくるくる世界を翻しながら騙してくれると思っていたけど、いまいち。童貞は、夢野久作が書かなくても他の人でも書けそうな感じがしてしまった。
少女地獄の最初の姫草ユリ子さんのお話はおもしろい。嘘の追いかけ方がおもしろい。
ドグラマグラでもそうだが、嘘だか本当だか分からない世界を書くってのが上手すぎる。
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読みがまだ浅いので、もう一度読み返したい。しかし予想以上の面白さ。
少女地獄はもちろん、けむりを吐かぬ煙突が個人的には好みかも。
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ドグラマグラが読みたいけどびびって、夢野入門とビレバンのポップにかかれた本書を購入。
表題の少女地獄は、3話になってると気づかず、関係性を必死に探してしまった…
昔の文学はわかりにくいやね
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絶望的な話なのに
読み口はそれほど重くない
謎がするりするり解けていくのがいい
少女よりも
少女を取り巻く男の人達の方が怖い
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夢野久作の創り出す虚構に、必然的に吸い込まれていく。
彼の著作には、いつも死が近くに感じる。そして、その裏返しに生を感じられる。
生きるのに疲れた時に、返ってきたい本。
乱歩やカフカに似てるかな。
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ドグラマグラが制覇できなかったからこちらで。
すらすら読めて面白かった。
いつの時代も女の人って怖いのねー
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本当に久しぶりにこんなにすらすらとページをめくることが出来る本に出逢えました。そしてその一頁一頁がまた面白いこと…!これほどまでにわくわく出来たことがとても嬉しいです。少女地獄はどのはなしもとても魅力的で、この本は全体的に少女、そして女性の恐ろしさみたいなものを感じました。勉強になりました。
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青空文庫にて読了。
怨念と復讐、ですね。手紙による一人称という形式を通して、その不気味な描写が見事です。
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火星の女ったらかわいいですね。姫草ユリ子嬢も令嬢といったニオイが漂ってきてわたしは好きです。女は口の多いほうがかわいいでしょう?あら、やりすぎですって……?
ところで夢野氏は男を醜悪なものとみているんでしょうかね。謎。