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途中までは面白かったのに、オチ酷すぎ・・・
何か中学生が考えた妄想を小説にまとめたかのような、酷いストーリー展開にガッカリ。
他の作品が面白かったので、気体して読んだのに・・
この話、映画化してたけど映画化するほど面白いか?!
途中が面白かっただけに、後半のgdgd感がなんとも残念すぎる!!
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賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパス。
その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の
心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋
という少女に会う。
由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりに
する。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を
痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす
由香里。だがやがて、十三番目の人格「ISOLA」の出現に、
彼女は身も凍る思いがした。
貴志 祐介さんの書く文章は本当にわかりやすいなと思った。
ここでは多重人格という題材のもと、わかりやすく心理テストや
心を読めるというパイプを使って、読む側にその人格が
変わる瞬間の怖さを表現している。
十三番目の人格「ISOLA」の表現も非常にうまいし、恐ろしい。
恋愛の行方はちょっと残念な気もしたけど、ラストの終わり方も
非常にホラー的な終わり方で好きです。
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小学生?中学生?くらいのときに読んだ本、改めて読んでみた。
由香里という人の心が読めるエンパスや、極度の多重人格者、さらには幽体離脱などがでてきて、現実離れしているようにしか思えないのだが、それが現代の阪神大震災という背景におさまっていて、だんだん現実的に感じられてくる。
最後は女の嫉妬心などが絡んで、結構展開がびっくりでしたが。
結末もあっさりで。
昔には全く理解できていなかった心理学分野の描写がとても興味深かった。心理学テストとか、多重人格とかね。
とりあえず、最後はぞっとする怖さ。
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先日変な本を読んじまった「口直し」(^ ^;
某ブロガーさんがほめてらしたのと、
近所の古本屋で105円で売ってたので(^ ^
いや~、面白ぅございました(^o^
先日の変な本とは違い、圧倒的なリアリティ。
基本となる主人公の特殊能力は、
言ってみればSFチックなわけではあるが、
その設定を「側方支援」する
心理学的な知識や情報量がハンパない(^ ^;
いや、はっきり言ってしまうと、
心理学の素人である私から見ると
「それらしいことは書いてあるが本当かどうか
確かめようがない」、という感じだが。
でも、本当を言うと、
非常にそれらしいこと書いてはあるが、
それが正しいかどうかは神のみぞ知る...(^ ^l
でも、この密度の濃い文章運び、
どきどきさせ方、感情移入させ方、
充分楽しませていただきました(^o^
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貴志祐介作品初めてよみました。
ホラー小説になるのかな。
うん蓄いっぱいでそういう面は面白いです。
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一気に読みきった。よかった。心理テストとかの名称結構リアル。調べてますな。あら。意外にほかの人の評価は低いのかな?
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貴志さんのデビュー作。
とはいえ、膨大な知識の土台とそこから広がる物語。
それとそれを繋げる発想はどこからきたのだろうと思わせる構成は健在です。
磯良の正体がわかってくる後半は怖いんだけどちょっとやるせない。
主人公と真部の関係もなんか唐突すぎだなあ、と思ったら磯良のためか。
真部ちょっとヘタレすぎだな。
ラストはホラーらしく余韻が残るかんじ。
貴志さんすごいなあ、と思うのが小説のネタが「教科書に書いてあること」なんだよね。
漢和辞典も広辞苑も、誰にでも手に取れるし、心理学に関しても貴志さんはそっち系の専門家じゃない。
むしろそんな専門的な知識を使わずに、平易な言葉で知らない知識も頭にすっと入ってくる。
ストーリーを練るために身近にある知識を使って、読者を引き込む文章力と構成力。
冷蔵庫の残り物がこんなおいしい夕飯に! っていうのとちょっと似てる、かも。
できるかできないかじゃなくて、要はやるかやらないか、なんだけど。
やっぱりプロは違うなあ、と貴志さんの本を読むたびに思います。
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多重人格がテーマのホラー。
それぞれの人格の名前に意味がつけられてるという点や、主人公の能力など設定がおもしろい。
あのラストもいい感じ。かなりゾッときます…
第3回日本ホラー小説大賞長編賞〈佳作〉
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エンパスの能力を持つ主人公が多重人格障害をもつ千尋と出会ってすったもんだする物語。
幽体離脱系ホラー。
人の情念って怖い。。
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どちらかというと、「クリムゾンの迷宮」の方が好きかも知れない。
心理学関係は、勉強もしてないし詳しくもない割に、結構好きだったりするので、非常にのっけから楽しく読んでいたわけだが、途中の専門用語(英語)にくじけそうになった。(横文字は覚えられない性質)
因みに、この作品で作者プロフィールを見て、ぶっとんだ。京都大学……。
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感情の波で人の心の内を読める《エンパス》の由香里。
阪神大震災後のボランティアとして活動しているときに
多重人格障害を抱える千尋という少女と出会う。
カウンセラーの浩子とともに人格の統一に努め
やがて人格が増えることになったきっかけが消えたために
千尋の病状は良化の一途を辿る。
しかし、千尋の奥底に宿った
殺人をも禁忌としない十三番目の人格《磯良》が
大きな恨みとともに動き出し事態は急変する。
そして、その矛先は由香里へも向かうのであった。
何故、磯良は生まれたのか。
磯良は何を望むのか。
エンパシー、多重人格、体外離脱。
彼女たちを飲み込んだ人智を超えた能力の行き着く先は…。
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一言おもろかったわ~
多重人格をうまく使った
展開に興味を覚えました
でも 最後になる前にISOLAの正体が
わかっちゃいましたけど
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物語の設定が地元という事だけで買って読んでみた。
ISOLAの執念が凄く怖い。最後の1ページでゾクゾクする。
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壱さんがきらきらしながらオススメしてくれたので速攻で読んだ////
多重人格は大好物だから楽しかったー!
こういう身も蓋もない終わり方は嫌いじゃないです^^
貴志さんは勢いがあって面白いー
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貴志さんの本を読むのは四冊目です。
クリムゾンの迷宮と黒い家が微妙だったので期待せず読んでいたのですが、イソラの存在が判明した所でぐっと引き込まれました。
順風満帆のハッピーエンドではなく、最後の最後でまた畳み掛ける終わり方も良かった。
ので星よっつ!