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伊豆の沖の島にあるホテル。嵐の夜、プレイルームでオーナーの惨殺死体が見つかった。泊まっている客は不倫、借金があるなどのいろいろな問題を抱えたカップルと、オーナーの家族。犯人は見つかるのか?
えーと、エロ小説です。それ以上の感想がないレベルで、各部屋で「陰茎を舐める」が、喧嘩の合間に繰り広げられる。280ページのうち、半分以上は陰茎を舐めている。そういう性癖なのかね。
でまあ、一応殺人事件があって、たまたま刑事がひとり泊まっていて、事件の解決に大活躍する…訳でもない。まあ、事件はどうせ解決するし、エロ描写を楽しみましょうね、という話。
内容はない。
まあ、1990年代くらいならこういう作風でも行けたのかな?と思ったら、2007年?
もうね、エロとか女の武器で小説を書く時代は、20年前(つまり2000年くらい)に終わってしまっている。少し前に読んだ東野圭吾もだが、そういうの頼ってミステリアスを演出しようとしても、もう無理なわけです。