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ただただ恐ろしい。白い雨に打たれた人間が豹変する…。そんな雨が降るはずは無いと解っていても、雨の日はこの本を思い出してしまいます。ホラー好きにはお勧めです。
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赤川次郎の明るめの作風をイメージして読むとエライ目に遭います(苦笑)人の深層心理を描いた、ひたすら怖いホラー。
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サクッと読める。
ある日、心の奥底に眠っている欲望が止められずに出てきてしまったら、怖いだろうなー。
自分自身もどんな風に変貌するのかわからない。
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赤川次郎という作家はこんな物語も
書いてしまうんだなと驚かされた。
話自体は珍しくない設定、ストーリーですが、
なかなか恐怖を掻き立てられる迫力があって
一気に読み終えました。
夢中になって読めた分、
ラストがあっさりし過ぎてるのがもう一つ。
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恐怖小説の傑作で、長編だけあって、
ワンダーホーゲル部の学生
酔っ払いの父親をかかえた家族
母親べったりの夫をかかえた妻の運転するご一行
妻の実家に週に1回変える夫
4つの集団のそれぞれに、
白い雨が降り、殺人が起こる。
大量殺人事件にしては、怖さが軽いと見えるかもしれない。
軽文学だから、ここまで書けるのかもしれない。
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担当美容師さんのオススメ。
久しぶりの赤川次郎。読みやすさは変わらず。
欲望を増幅させる白い雨という設定、なかなかいいなと思いました。
結末といい、今までの赤川さんのイメージとは一味違いましたね。
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この著者の作品を読むのはこれが初めてですが
ちょっと期待外れでした。
赤川さんってこんなに陳腐な文章を書く方だったのか、
それとも今回がハズレだっただけなのか…。
この作品に関して言えば「王様ゲーム」や山田悠介作品のレベルと
大差ないなと感じました。
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高校生の時に読んでから、スリルが欲しい時に読んでいます。
様々な人の場所で話が進み、最期は一つの所に集まる。
ハラハラして面白い作品です。
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美佐子は、後ろに隠していた手斧を、ゆっくり両手で持って、頭の上まで振り上げると、カウンターに置かれた石田の右手の上に、力一杯振り降ろした。
2015/09/07-09/10
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白い雨が人間の本性を剥き出しにしていく。
当時はおもしろかったが、最近再読したらラストが中途半端な感じがする。救いがない。
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評判に聞いていた通りゲームの「SIREN」みたいな小説だった。実際に出版されたのはこちらが随分前だから本当はゲームが小説に似てるというのが正しいのだろう。
ストーリーとしてはよくあるハリウッドのホラー映画の群像劇っぽい。
決して悪くないのだが逆を言えば今読むには使い古されて慣れきってしまった筋。
20年前に読んでいれば傑作だと思っていたと思う。
初版が85年であることを思うとやはり赤川次郎は偉大と再認識させられた。
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赤川次郎は「三毛猫ホームズ」に代表されるようにユーモアミステリ作家として、あるいは「セーラー服と機関銃」のような、少女が女性になるまでを描く青春小説家としてのイメージが強いと思うが、本作を読むとその評価は一変。ああ、赤川次郎ってこんなに恐ろしいホラーも書けたんだ、と驚愕した。
ストーリーは、突然降り出した白い雨に打たれた人々が、その人の中に閉じ込めていた狂気や欲望を全面に出して街の人々同士いがみ合い、殺し合い、壊し合っていく。
この本は母の本棚にあって、私が読んだのは小学生の頃だったと思うが、いやはやよく読めた。怖かっただろうに。
怪物なんていなくても、人間そのものが怪物。
私達は心に抱えた欲望に理性という蓋をかけて毎日を過ごしている。人によっては、笑顔の仮面をまといながら。
リーダビリティが高いので、さくっと読める、のに、読後感は救いのなさから気だるさが襲う。
そんな読書体験がしたい方にはぜひ。かなり昔の作品だが、新装版も2013年に出ており書店でも見つけられるはず。
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以前に読んでまた読みたくなって読んだ作品です。突如降ってきた白い雨に打たれた人たちが、次々と事件を起こすホラー小説。ドキドキハラハラしながら、読み進められました。やっぱり読んだよかったと感じられました。
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かなり前の本なので、ちょいちょい古い感じはするけど、ホラーの王道という感じで面白かった。
映像の方が楽しめそうな題材。
ただ、最後にむけての盛り上がりが思ったより少なくて、あれ?って感じで終わる。