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おもしろかった。これからどうなるの・・、とどきどきした。
でも私がこの、失踪した女性だったら、こんな状況の時こういう行動をとるかな・・・?
そう思ったら疑問がわいた。
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謎めいたストーリー。もしあの時、ああしていなければ、こういう行動をとっていれば…あれ?なんか「Y」とそっくりだなぁ。ただ、こちらの作品はより自分達の暮らす現実世界に近い。過去への干渉は不可能。つまり、後悔をすることしか出来ないのだ。そのためか…かなり感情移入してしまった。
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「いちばん好きな人のことが、いちばんわからない。」
キッカケは「買い忘れたリンゴ」
コンビニに出掛けたまま姿を消してしまった彼女を、わずかな手がかりを元に行方を探す三谷。
「一杯のカクテルが時には人の運命を変えることもある。しかも皮肉なことに、カクテルを飲んだ本人ではなく、そばにいる人のほうの運命を大きく変えてしまう。」
そんな書き出しから始まるこの作品、何故失踪したのか?一気に解決したくて読ませてしまう勢いがある。映画化され、原田泰造さんが三谷役を演じています。
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前から読んでみたかった作家の一人だが、なかなか。ノーボーダーというか切り口や楽しみ方がたくさんというか、解説によると他の作品もそんな感じらしい。ちょっとトレンディすぎる感じも受けるけど、幅広く共感を得られるんじゃないでしょうか。
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佐藤 正午さんの作品に初めて手を出しました。自分が読むにはちょっと若すぎたか、主人公の三谷に感情移入がうまくできませんでした。っていうか、この男の行動力は凄いな。
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何を思ったか、買った。
ぶっちゃけ面白くない。
ただ書いて見たくなって書いた。そんな本な感じがする。
やたらと説明文が多く、無駄なシーンが多く、どうでもいい事まで事細かに書くから、何か自分で想像するところまで犯されて、こういうふうに思い込めよ、こういう景色だから間違って他の景色を思い浮かべるなよ!って感じがする。
とにかくストーリーも特に面白いわけでもなく、読みやすいわけでもなく、主人公に共感する事もなく、ただ早く読み終わるのを待つだけだった。
がっかり。な作品でした。
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オチが想像していたほど驚けなかったのであまり印象はよくない。途中で答え欲しさに読むペースを上げたり、期待から結末に壮大なものを勝手に考えていたことが原因かもしれない。
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その夜、「僕」は、奇妙な名前の強烈なカクテルを飲んだ。ガールフレンドの南雲みはるは、酩酊した「僕」を自分のアパートに残したまま、明日の朝食のリンゴを買いに出かけた。「五分で戻ってくるわ」と笑顔を見せて。しかし、彼女はそのまま姿を消してしまった。「僕」は、わずかな手がかりを元に行方を探し始めた。失踪をテーマに現代女性の「意志」を描き、絶賛を呼んだ傑作。※結末に、空しいようななんとも言えない気持ちになったけど、なかなか面白かった。
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優柔不断で平凡な男、その男の大切な人が突然彼の前から失踪した。彼女を探すうちに見えてくる物は? 人は2つの道は歩けない、その道を選んでいるのは自分、なのか?って話なのだけど・・・・・選んでるつもりは無くともやっぱり自分で選んでいるんだ、それがわかるのが何年後であっても〜 映画化されてるらしい、その男の役は私のスキな「原田泰三」なのでちょっと見てみたい
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失踪した彼女を探す話です。
ガンガン探すのかと思ったら。そうでもなくいい意味で適当なある意味これが人間らしいのかな?これもなかなか面白かったっす
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主人公の男性のうっとうしいまでの論理的思考も恋心にはまったく通用していないのが女性的には失笑モノ。失踪する女性に共感を感じる。
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原田泰三が主演したと知って、興味が湧いたので読んでみんとす。
始めは、主人公に非はないのに事が起こったのかと思っていたのだが・・・
要するにお前が馬鹿だったんだろ。ってことですね。
それに比べて、彼女のなんと逞しいことかっ・・・!
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SF系かと思いきや…
最後は男女関係のもつれ??
ちょっと驚きのクライマックス。
でもリンゴ買いに行った女性が消えてしまうってストーリーはゾクゾク♪
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久しぶりのサスペンス
すっかり私も翻弄されてすっかり結末裏切られちゃってました
まだまだこういう豊かな創造性を生み出す力は私には足りないみたい
最後になってやっとこ私も彼女(南雲)の気持ちがわかって
ちょっと切なかったな
男の過信と優柔不断にはこまったものです
やっぱり運命って自分が選択したことの積み重ねで産まれる産物なんだなと思う。
決して偶発的ではないような気がする
なんてまだまだわからないことだらけなんですけど
サスペンスが久しぶりだったのもあるかもしれないけれど
面白かったです
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恋人の南雲みはるに誘われて、その夜、奇妙なカクテルを飲んだ。名前はアブジンスキー。
酩酊した僕を彼女は自分のアパートに残したまま、翌朝の朝食のリンゴを買いに行ったまま姿を消した。「5分で戻ってくるわ」と言った彼女を僕は探し始めた。
ミステリー仕立てではありますが、これは恋愛小説ですね。
「5分で戻ってくるわ」と言った彼女が何故、戻らなかったのか――この一点だけを知りたいが為に読み進めれるのは作者の意図にまんまと嵌ったという感じ(笑)
蓋を開ければどうってことないオチですが、一つ一つ足取りを追って解明してゆくのは面白いです。まぁ、こんな偶然が重なる事はないだろう……と思いつつも読めます。
ただ言えるのは、人には判らなくてもいい事が世の中には存在する。という感じですかね。
真実を追い求め、それを知るのが幸せとは限らないという典型かも。
なんちゅーか……「本人にちゃんと聞けよ」というのが読了後最初に来た感想でした(笑)