紙の本
話の通じない分厄介な"血縁"の撃退例
2002/07/31 12:39
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投稿者:梅矢 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は三つ子を離れて、桐原家の長男・零くんの話です。
ロールスロイスに乗ってやってきた災いは、人間なのに全然話が通じません。自分の都合や意志は無視して自分を好き勝手しようとする相手に対して、あなたならどうしますか?
中学に入ったばかりの零を家族にして、零の代わりに怒ってくれた桐原家の人々は、今度は自分でカタをつけようとする零に精神面からの助力を惜しみません。
これまでのいきさつがフラストレーションがたまった分、麻亜子さんと豊さんと三つ子をギャラリーに交えた撃退場面は痛快でした。そして、この事件のあとには思いがけないおまけもついてきました。零くん、幸せになれそうでよかったね。
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「デルフィニア戦記」で有名な茅田砂胡さんの作品で最初に読んだのがコレでした。(珍しいと言われます)パワフルなキャラたち(特に女性陣!)の言動に笑い&元気&爽快感をもらえます。こんな家族っていいなぁ〜 ●好きキャラ→麻亜子さん、零ちゃん
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ああよかったねえ、しみじみ思ってしまうのはその前にある離れなくちゃいけない、ていう台詞があったから。常識、普通って言葉に囚われない家族がとてもとても素敵。今回も豊さんは超素敵。その人が持つペースっていうのをずっと持ち続けるってある意味凄いよなあ。此処までだとちょっと怖い気もするけど、それはそれ、面白く読めるんだから幸せなこと。
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豊さんの切り返しというか、とにかく押さえ込み方が素晴らしいw
豊さんと麻亜子さんは最強タッグだw
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桐原さん家の似ても似つかぬ三つ子。その真実が白日の下にさらされてようやく落ち着いたと思った途端、新たなトラブルがロールスロイスに乗ってやってきた。
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零ちゃんまあちゃんおめでとう!
最初から存在感のある二人だったけど、いよいよ三つ子から主役の座を奪っちゃったな。
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桐原さん家の似ても似つかぬ三つ子。
その真実が白日の下にさらされてようやく落ち着いたと思ったとたん、新たなトラブルがロールスロイスに乗ってやってきた!
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[台東区図書館]
ちょうどレディ・ガンナーの一部が近隣でなかなか見つからず、久しぶりに台東区を利用。すると"桐原家"もこちらにあった。途中までかもしれないけれど、題名すら知らなかった"もものき"と違って、以前読んだことがあったはず、、、、と思ったけれど、1巻の冒頭を読んで記憶を掘り起こせず、でも最後まで読んだらこのオチ(設定?)は知っていたな―と思い出したのは、、、、、単に記憶があいまいで読まなければ思い出せなかっただけでなく、当初は初出だった"角川ルビー文庫"の方で読んだから、だったのかしら???
"ルビー文庫"、、、知っている身としてはこの話がそのジャンルで書かれたことに多少違和感を覚えなくもないけれど、筆者の後書きからすると、「文庫路線を知った上でのこの話」という経緯だったみたいだし、中央公論で再版されるにあたって大分加筆修正もしたということなので、その際に削ったり足したりした文章だけでなく細かい設定?もあるのかもしれず、、、、でも「デル戦とスカーレットを基軸とした各種天使モノ」が茅田ワールドの神髄かなと思う一ファンとしては、このシリーズはとりあえずこの版で読めておけばいいかな。
このシリーズを借りてくる直前に、二度目となる貸出をしてきた「全仕事」。それでも今回の目玉は"レディ・ガンナー"シリーズの書下ろし、"けむけむ~"(もちろん紅蓮の夢は3度目か4度目となる再読!!!)まで、だったはずなのに~、、、、
桐原家を2冊読んだら気が緩んだのか?大きくなったのか?、、、、今回はここまでにして日本モノの二シリーズの書下ろしは次回に、と思っていたのに、"桐原家"をついつい読んでしまった。
そしたら「全仕事」の書下ろしは麻亜子と零に双子が産まれた、という前提から始まるドタバタ話。あ、やっぱりそうなるんだ、、、流石にこの流れだと本誌で何とか結婚までは辿り着けたってことだよね??と自ら暴露話を先に読んでしまい(汗)
鈍いのに鋭い眞己の読みに感謝。いやもちろん、作者が布石として描いているからなのは分かっているけれど、その読みが成就して、最後は麻亜子と零がくっつくのかなー、そこまで辿り着けるのかなーとの思いは馳せていたので、読み順が逆になってしまったけれどギリセーフでこの零のお見合い話を読むことが出来た。良かった。