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倒したはずのテロ集団の教祖が生きていた、岬に復讐を仕掛けてくる、テロを阻止して再びかつての師に勝てるのか、
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私はいつもこのシリーズは文庫化してから買っています。ちゃんと単行本で出版されたと同時に読んだら、もっと驚くことなんでしょうね〜。というのも、文庫化してから読むとそれだけ年月が経っているので、実際にあった事件を元に書いているんだなぁ〜と思ってしまうからなんです。あとがきとかで読むと本当にびっくりですよ〜。千里眼は岬美由紀ではなく、著者である松岡氏だということなんです。本書での松岡氏の大予言は、北朝鮮側は拉致疑惑を全面否定、炭疽菌事件の感染ルートが解明、アフガニスタンに新政権が誕生などなど。時世を先取りし、それを小説の中に入れてしまうんですものね〜。恐るべし!松岡氏、ですよね〜。前編である「千里眼・メフィストの逆襲」にも書きましたが、岬美由紀、性格が悪くなったよ〜って本人も自覚します。おまけに美由紀や嵯峨が勤めていた東京カウンセリングセンターも体質が変わってきちゃって鼻にかかるしで、ちょっぴり中盤は好きではありませんでした。でもでも、メフィスト・コンサルティングの密使(?)が姿を表したり、謎の女工作員のことといい、これまた100%面白いこと間違いなしです。最後の最後に関わってしまったあの悲惨な史実での彼女の活躍といい、感動モンですよん。
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上巻から引き続いて、スーパーウーマンの人間的な悩み(?)に少々辟易させられるところがあって、肝心の「メフィストの逆襲」に対する結末がなんとも消化不良のまま終わってしまったかの印象です。
2005/5/9
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この小説が出てからずいぶん後になって読んだのだけど、その時期に起きていた世界情勢を背景に細かく描かれていて、また想像の人物のはずの岬みゆき・嵯峨敏也が本当に実在して活躍しているような錯覚に陥るくらい精巧に出来ていてとても面白かった!!
北朝鮮拉致問題や9・11テロ事件などこんなに踏み込んで書いてしまっても良いんだろうか?と心配になるくらい。でももっと愕いたのはその事件が起きるのとほぼ平行してこの物語は出来上がっているのだ!このシリーズの「催眠」「千里眼」の内容を忘れていても、これを読んでるうちにハッキリ思い出されてくる!松岡圭祐恐るべし!!
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岬美由紀の言動をすべて看破する北朝鮮の謎の刺客・李秀卿が、身近警護網を突破。その直後、日本海海岸で北朝鮮に拉致されたとみられていた少女・星野亜希子が思わぬかたちで発見される。李の残した数少ない手がかりをもとに、岬美由紀は一路、ニューヨークへ。ついに彼女の居場所を突き止めたが…。危難の果て、突如、二人の女のあいだに芽生えた友情―。しかし、そのときこそ、“悪魔という名の神”の密使・ダビデが最後のカードを切った瞬間だった。小説界のイリュージョニストが、不可能を再び可能にする。
【感想】
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<内容>
岬美由紀の言動をすべて看破する北朝鮮の謎の刺客・李秀卿が、身近警護網を突破。その直後、日本海海岸で北朝鮮に拉致されたとみられていた少女・星野亜希子が思わぬかたちで発見される。李の残した数少ない手がかりをもとに、岬美由紀は一路、ニューヨークへ。ついに彼女の居場所を突き止めたが…。危難の果て、突如、二人の女のあいだに芽生えた友情―。しかし、そのときこそ、“悪魔という名の神”の密使・ダビデが最後のカードを切った瞬間だった。小説界のイリュージョニストが、不可能を再び可能にする。
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岬美由紀の言動をすべて看破してしまう北朝鮮の謎の女・李秀卿が身辺警護網を突破して行方をくらませた。李の残した数少ない手がかりをもとに、岬は一路ニューヨークへ。ついに彼女の姿をつきとめたが……。地獄の果て、二人の女のあいだに芽生えた友情――。しかし、その時こそメフィストの密使・ダビデが最後のカードを切った瞬間だった。超絶マジック連発、小説界のイリュージョニスト・松岡圭祐が不可能を再び可能にする。
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「千里眼 メフィストの復讐」続編。東京カウンセリングセンターの爆破は勘違い、またしても美由紀はメフィスト・コンサルティングのダビデに一本とられた形に。一方、李秀卿(リ・スギョン)は蒲生刑事の見張りがあったにも関わらず、忽然と姿を消した。慌てる蒲生の元に、さらなる電話が。なんと、北朝鮮に拉致されたと思われていた星野亜希子本人からであった。
嵯峨、倉石、朝比奈、そして美由紀も、全員が東京カウンセリングセンターを辞めることになったり(これには驚き!)、実は北朝鮮に拉致されたのではなかった星野亜希子の登場だったりと、物語は予期せぬ方向へ。結局美由紀は李秀卿を追ってニューヨークへ渡ることになるのだが、まさかそこでも二人が心を通わせる運びになるとは。本当はものすごく純粋なだけなんだろうね、李秀卿。世界貿易センタービルでのエレベーターからの脱出、アフガニスタンでの戦車での逃亡劇など息もつかせぬシーンもあり、最後のディズニーランドでのどこか抜けた2人のやりとりで笑えるシーンもありでバランス良し。李秀卿が、敵(?)ながらものすごく魅力的だなぁ。
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これは よかった。過去最高と言える。ハードカバー版「千里眼の瞳」に大幅加筆した作品らしい。加筆した部分は謎の黒子と戦闘シーンらしいのでそれはイマイチだと思うが、ストーリーほかが素晴らしい。
北朝鮮による拉致、アラブによるアメリカ同時テロをストーリーに盛り込んでいるんだが、そこが好きというわけではない。
人間らしさが出てきたことに尽きる
ヒーロー嵯峨はカウンセラーとしてのサイドストーリーを十分こなしている。脇役蒲生刑事もまぁまぁいい味出している(少し単調にすぎるが)。人物の描きこみがイマイチに思える千里眼シリーズにも幅が出てきた感じがある。
さて、ヒロイン岬はというと、酔うし、ミスするし、自暴自棄にもなるしってことで人間味あふれている。スーパーヒロインではなくなってきているところがとても読みやすい。
(もっともところどころではスーパーヒロインぶりを発揮してしまうのだが・・・)
ストーリーも、北朝鮮拉致かと思うと単なる異常者の事件だったり、北朝鮮スパイが悪役かと思えばそうではなく、むしろ岬クローンみたいな役回りがあって読み応えがあった。
松岡作品では初めてよかったと思える作品だった。未読の「千里眼 洗脳試験」や最近の作品も読みたくなったな。
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岬美由紀の言動をすべて看破する北朝鮮の謎の刺客・李秀卿が、身近警護網を突破。その直後、日本海海岸で北朝鮮に拉致されたとみられていた少女・星野亜希子が思わぬかたちで発見される。李の残した数少ない手がかりをもとに、岬美由紀は一路、ニューヨークへ。ついに彼女の居場所を突き止めたが…。危難の果て、突如、二人の女のあいだに芽生えた友情ー。しかし、そのときこそ、“悪魔という名の神”の密使・ダビデが最後のカードを切った瞬間だった。
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旧シリーズ第6弾。
岬美由紀の前に、メフィスト・グループの幹部であるダビデが現われ、彼女の心に揺さぶりをかけてきます。美由紀は李秀卿に苛立ちをぶつけ、おたがいの立場の相違にあらためて向きあわされることになります。
そんななか、李は蒲生刑事の監視を逸らして逃亡してしまうという事件が起こります。嵯峨は李の行方を追おうとしますが、岡江所長はそうした彼の身勝手な行動に憤り、けっきょく美由紀と嵯峨、そして倉石の3人は東京カウンセリングセンターを飛び出します。
美由紀は李を追ってアメリカに旅立ち、そこでテロに遭遇することになります。一方嵯峨は、北朝鮮に拉致されていた星野亜希子が発見されたことを知り、彼女の記憶をとりもどさせようと尽力します。
今回も、壮大なスケールの物語で、少々ついていけないと感じてしまいました。
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忽然と姿を消した北朝鮮の女性を追って
ニューヨークに飛んだ美由紀
9.11に巻き込まれてしまう。
心を通い合わせる2人
一報、北朝鮮に拉致されたと思われていた少女が
姿を現し 嵯峨が閉じた心に寄り添う
一気に話が進んだ1冊
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爆破スイッチが押されてしまった。
前巻の驚きの続き、ですが、これまた驚きでした。
さらに驚きの人物登場、でしたし
あっちもこっちも大変な状態に。
主人公は好きに突き進んでいます。
あちらの言い分にも納得するものはあります。
贅沢を覚えるからこそ、目指すからこそ、な状態。
しかしマザーテレサは無理があります。
そこまで献身になれる思考回路でもないですし。
一応平和にはなりましたが、これ現実にあると
色々と掃除が大変そうだな…な展開ばかりでした。
ちょっと気になるのは、助け出すまでの過程。
語られない方がいい時もありますが
気になります。