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帯の「絶対共感する!」みたいな文句に騙されました…。
というか、登場人物の女性と自分の価値観が全く違うからだと思います。
私は、高級マンションに住んで友達に自慢したい、とかブランドものの服が欲しい、とかが全くないからなぁ…。登場人物に全く共感出来ず、面白くなかったです。
多分、私が学生なのが最も入り込めない要因ではあるのかなぁ、とは思うのですが…。
結構期待していただけに、かなり残念でした…。面白い人には面白いのかな?
★1つ。
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面白い。この作家は人間のちょっと弱い部分を、暖かいまなざし&軽い筆致で描くのが上手い。非常にありがちなシチュエーションをややおおげさにネタにしていて、あーねーと思う場面もあるのだが、切り口が笑いで柔らかくくるんであるので、淀みを感じないのが気持ちいい。当事者の年齢だとリアルすぎて痛いと思うかもしれないけど、私はもうそういうの過ぎたから(笑)その分軽い気持ちで読めて、楽だった。
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30代働く女性5人の短編集。
女性なら、すべてに共感するはず!
日常のささいな描写だったりするんだけど、いちいちうなずける。
自分だったら・・・なんて考えてしまう場面も。
わたしの場合、いつまできゃぴきゃぴガール道を続けられるんだろう、、、みたいな(笑)
byいよ
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わたし、まだオッケーかな。ガールでいることを、そろそろやめたほうがいいのかな。滝川由紀子、32歳。仕事も順調、おしゃれも楽しい。でも、ふとした時に、ブルーになっちゃう(表題作)。ほか、働く女子の気持ちをありえないほど描き込み、話題騒然となった短編集。
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前に「マドンナ」を読んで良かったから文庫化待ってました。
これはイイね。
サックリも読める。で、30代の働く女性の結構地味な日常を追ってる内容。
でも、何ってその描写の詳細さ!!
リアルすぎて怖いくらい。ってか、なんで男性がこんなの書けるの!?
まだ自分の“ガール”を疑う年齢ではないけれど、なんとなく主人公の感情を想像できてしまうくらい。
これって、読む人の年齢によって感想は違うんだろうな。
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働く女性におすすめの一冊。
仕事、結婚、恋愛で悩んでる
ワーキング・ガールたちの短編集。
読み終わりはすっきり爽快。
36歳女性 会社員
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やっぱ奥田英朗すきだーって思った一冊
いつまでもガールでいたいけどそう言ってもいられない年齢のOLの物語
結婚出産仕事。。
なんでこの人ってここまでリアルな登場人物の心理描写ができるんだろう笑
私が女だからかこの本はどの話もすごく共感できて面白かった
登場人物のファッションもかわいい
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ものすごくさくさくつるつると読めて気持ちがいいほど、すごくおもしろかった。三十代女子が主人公のお仕事小説、会社小説。「毒」がなくて、読後感がすべてさわやか、敵役だろうと、だれも不幸になる人がいないってところがすごくいい。かといって、あざといところもないし、いかにもって感じもないし、笑いをとろうとしたりもないし、ごく自然で。気分がよくなる本。
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短編集なんだけど、どの話も妙にリアル!男の人なのにこんなにリアルに女性を描けるなんてすごいなぁ。そして、読んでてスカッとする瞬間がいくつかあったのもよかった。
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奥田英朗のガールを読みました。ずっと女の子だったのにもう若くないかも、という年齢を迎えた働く女性たちを描いた短編集でした。年齢が上がって立場が変わってくる女性たちの気持ちや行動が描かれていて面白く読みました。「一回り」という短編はマドンナという短編集の表題作を逆から描いていて、興味深く感じました。主人公の女性がじたばたする様子がほほえましく感じてしまいます。それぞれの物語は面白く読んだのですが、全般的に説明口調が多く、息づいている人間が描かれているというよりは、シナリオを読んでいるような感じをうけてしまったのはちょっと残念でした。
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ヒロくん
マンション
ガール
ワーキング・マザー
ひと回り
奥田さんの書く人間が好きだなー
いっそ没個性的なほど典型的で、でもとってもリアルで。
ちゃんと生きているんだよなぁ!
「普通の人」をちゃんと書けるからこそ伊良部先生のような変人との絡みが
映えるんだろうなって、それはまた違う本の話
「マンション」には共感しすぎ!
1月ごろを思い出すなぁ…
私が探したのは賃貸だけども
私はまだまだ若いけど
この本にはすかっとさせられる
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30も半ばの現役”ガール”たちの話。仕事がたのしいしやる気もある、結婚に対して焦りや不安もあるけどついつい後回し・・?で、気づいたらこんな年。
でもだからこそわかることもたくさんあって、幸せな瞬間もあるよね、って。
ストレートな感情表現とか多くてわかりやすいし快い話ばかり。
男の人だけど女の人のことよく見てるなぁと思う。
もうおばさんやろと思うような人も現役ガールだと思うとかわいく見える。 さとこ
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女性を主人公にした5つの物語。
どれも読後はすがすがしい気持ちになる。
物語の主人公たちに共通しているのは、
女性30代で、男らしいかっこいい人で、働いている人。
舞台は会社というか、仕事の場。
ちなみに、男らしいというのは、男っぽいということとはちょっと違う。
男らしい女性っぽさ。みんなかっこいい。
結婚していたり、独身だったり、シングルマザーだったり、
設定はいろいろだが、30代というビミョーな年齢を扱っていることは一緒。
そのビミョーさが時にこっけいに、時に力強く伝わってくる。
仕事、子供、恋愛、30代はいろんなことが変化してくる、それも劇的に。
世の中をいろいろ知るからだろうか。
その自分の中の大きな変化についていかなければいけないのは、
男性だって同じだ。
どの物語も、悩んで、何か失敗をする。
だけど、失敗をする中からふっと気付きを得、
最後はすがすがしさへと続いていく。
展開力、読後感、とても楽しめる小説。
男性作家が描く女性の姿は、
なんだか男性の幻想が入り込んでいることが往々にしてある。
だけど、この小説の女性の姿は、
かなりナチュラルなのではないだろうか。
読みながら、会社の人を想像しちゃったりして・・・。
男性が女性の気持ちをここまで描ける、その感性はすごい。
何かの雑誌で読んだのだけれど、
僕らの世代の男性は「女性化」した最初の世代であるらしい。
男らしさ、っていう昔の概念は持っていない。
まあ、だからこそこの小説を理解できるのかもしれない。
あ、その気持ちわかる、みたいなことは結構あった。
とはいうものの、やっぱり男性である自分には、
理解しきれない女性というのはいるはずで、
男性作家だから見きれていない女性というのもいるだろう。
それでも、この小説はかなり核心にはせまっていると思う。
ちなみに会社って楽しそうなところだな、って思った
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働く女の心理をなぜか知り尽くしている奥田英朗。
自分も30代になったらものすごい共感できるようになるのかも。
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働く女性のお話。
短編集(?)でさくっと読めた。
女性の立場の心情が非常におもろかったけど書いてるの男の人なんだよなぁ。
女性が見たら「いやいや」って感じなんかな。
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働く女性をテーマにした5編。
5編ともハッピーエンドなので気持ちはいいですが、
比較的サラッと読んでしまった感も。
個人的には「ワーキング・マザー」が好きです。