0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ととめそ - この投稿者のレビュー一覧を見る
四季が大人になっていく過程の美しい瞬間が映し出されていると感じる。前作「四季 春」でみた大人の印象から、子供が悪戯をするようなお茶目な姿まで、彼女の感情の起伏がみられる作品だと思う。
シリーズ重要ポイント
2015/08/30 15:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:スリーピングドッグ - この投稿者のレビュー一覧を見る
真賀田四季14歳。両親殺害に至る経緯、"すべてがFになる"に繋がる重要な時代を追った"夏"。さらには瀬在丸紅子との接点も明らかにしている。
また、森氏特有の人生解析においても、心と体の分析に至り、重ねて、生きる意味を追求している。
やはり、森作品、奥が深い。
投稿元:
レビューを見る
11月15日購入。16日読了。読みました。ええ,いろいろ知ってる人たちが出てくるのは,シリーズ物好きの私にはたまらんですが,なぜ殺したかよくわからん。
投稿元:
レビューを見る
十三歳。四季はプリンストン大学でマスタの称号を得、MITで博士号も取得し真の天才と讃えられた。青い瞳に知性を湛えた美しい少女に成長した彼女は、叔父・新藤清二と出掛けた遊園地で何者かに誘拐される。彼女が望んだもの、望んだこととは?孤島の研究所で起こった殺人事件の真相が明かされる第二弾。
投稿元:
レビューを見る
四季シリーズ二作目。前作よりも、普通の女の子を匂わせていた四季さんですが、やっぱり四季さんでした。他のシリーズとのリンクがたっぷり楽しめる作。
投稿元:
レビューを見る
13歳となった真賀田四季博士の話。
「まだ13年しか生きていない。
もう13年も生きた。」のくだりが素敵。
投稿元:
レビューを見る
『すべてがFになる』で明かされなかった天才の過去。
犀川&萌絵シリーズ、紅子シリーズなど森氏の小説はすべてつながっていますね☆
他のシリーズを読まなくても大丈夫らしいですが、やっぱり読んだ方が楽しめると思います。
投稿元:
レビューを見る
少し大人になった四季がどういうふうに恋愛感情と向き合うのかという過程がとても面白かった。天才の純粋な思いをそのまま貫くことができないというのは一種のセキュリティシステムなのだろうか。受け止めるのは優しさなのだろうか。
投稿元:
レビューを見る
S&Mシリーズで強烈なインパクトを与えた天才、真賀田四季の半生を追う番外編シリーズ第二弾。
愛だ恋だといった未知の感情に悩み葛藤する少女らしい一面を垣間見ることができる「夏」
新藤への執着はやがて「すべてがFになる」で語られたあの事件へと――!?
投稿元:
レビューを見る
四部作の中では夏が一番好きです。真賀田博士は決して非人間的なのではなく、むしろ人間の全てを持っているのでしょう。人を愛することも、慈しむことも、殺すことも許容できる。どんな人格でもトレースし取り込むことの出きる彼女が、何故物質的に叔父を求めたのか。『たとえば、自分が二十代か三十代の普通の女性で、天才でもなく、そして彼の姪でもなかったら、どうしているだろう?』の一文があまりに切ない。
投稿元:
レビューを見る
2009/10/29 喜久屋書店富田林店にて購入
2009/10/29~10/31
四季シリーズ2作目。13歳でMITの博士号をとり帰国した四季。のちに「すべてがFになる」の舞台となる研究所が建築中であるその夏に起こった、四季の誘拐事件と出会った殺人事件。Gシリーズ、S&Mシリーズの人物達も交えた四季の人間らしい一面が描かれる。衝撃的な四季13歳の夏の物語。
投稿元:
レビューを見る
四季四部作、第2弾。真賀田四季13歳。妃真加島で四季が何故両親を殺害したのか。あの事件が明らかになる。/この事件の話はほんと読みたかった。四季が端から見て愚かに見える行動を何故したのか。でも読んでも理解は難しいかも・・・。
投稿元:
レビューを見る
H19.2.14 読了
真賀田四季の少女時代!孤高の天才が恋をして天才少女から少女になろうとする。
しかし、彼女はあまりにも天才すぎた。
そして、妃真加島での事件へと物語は続く!
投稿元:
レビューを見る
この主人公のような愛し方が、
人間の愛の本当の形だとしたら、
それはすごく恐ろしいけど、
すごく美しいような気がする。
投稿元:
レビューを見る
天才の毒気にあてられて読み始めた2冊目の「夏」。全てを超越した天才というものがどこまで描かれているのかに注目しながら読んだ。愛について。