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前半辺りまで、ウェルテルの女々しさがくどくてモヤモヤしていましたが、ページが進むにつれて感情移入していきました。
恋心の葛藤はいつの時代でも共有できるものですね。
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ウェルテル効果に興味を持ち、読んだ本。
読んでいくにつれて、ウェルテルに共感していった。
ただ、こういう表現に慣れていないせいか、かなり読みにくかった。
ボクには難しかった。
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2008/8/2
ロッテへの遂げられぬ想いに苦悶し、最後には自らの命を絶つ
青年ウェルテルの書簡と、その編者の語りからなる物語。
終止悲劇的な調子でありながらも、その言葉一つ一つの選び方や
語り口の美しさには共感せざるを得ない。
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21冊目。プアニューギニアに携行その1。恋愛自殺の奔り、とその名声に偽り無し。待っているのは甘い自己彷徨の罠。ポートモレスビーのホテルから外に出れなかったので、これと一日二回同じぐーちょこらんたんを見るのがわずかな慰めだった。
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有名なので気になっていたけれど、読んだことがありませんでした。
予想していたよりも、読み易い!そして面白い!
友人に宛てた手紙の形で書かれていて、ウェルテルの喜びも苦しみもストレートに伝わってきます。
恋ゆえの輝きと絶望。
親友のフィアンセに恋してしまうという設定自体は奇抜でも何でもないはずなのに、ぐいぐい惹きこまれました。
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●ドイツ文学
恋愛で死ぬ類の人間の話。
こんな男が身近にいたらふつーに倦厭しますけどね。
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全部は読んでいない。
前半はまじめに読んでいたが、物語として読みたかった希望とは裏腹に、
書簡体という特別な形式も加わってか、読み続けられなくなった。
主人公のウェルテルの青春は、自殺という結末を迎える。
人妻のロッテへ寄せる思いを自分へ、内へ内へと向かわせた結果だ。
彼自身は行動的な性格ではなく、繊細な心の持主だ。
自殺という結末を迎えることをあらかじめ予告してのスタートは、新鮮であった。
刊行当時も自殺が流行するほどセンセーショナルな本だったらしい。
しかし、決して面白い小説ではないことは確かであった。
後々じわじわとくる小説かもしれない=古典的名著
共感がまったく出来ない自分がいて、受け付けなかった印象。
15歳くらいで読んでいたらまた熱中していたかも知れない。
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私が読んだのは新潮文庫ではなく現代教養文庫(現在なくなっているようだ)で秋山英夫さんの訳でした。
検索したけれどないから、こちらにレビュー。
とにかく読みやすかった。そして題に若きって入ってるのが良いなと思う。
若いうちに読めてよかった。
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婚約者のいる女性を愛したウェルテルの苦悩を描いたもの。苦悩の末に自害してしまう話。愛する女性を奪おうとは考えず、自分を戒める姿は紳士。複雑な心情が分かりやすく描かれており読み易い。おススメで☆
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婚約者のあるロッテに恋をしたウェルテルの、報われぬ恋の苦悩と結末。
「ウェルテル効果」という言葉が生まれるほど当時の人々に影響を与えた本だが、現在に通じる普遍性を備えている。
ウェルテル自身の書簡を元に編集者が作成した報告、という形をとっており、それがリアリティを付加している。
僕もこんな風に誰かを好きになることがあるのだろうか。
そんなことを考えてみたりする。
そして、たぶん僕には一生無理なのだろうと諦めていたりもする。
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ウィルヘルムに対する解決されない謎。は、さておきだ
こんな暗い気持ちにさせるなんてやはりゲーテは違うな
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<時代背景>
この作品はゲーテが体験したシャルロッテへの実ることなき恋を基に描かれている。彼女には婚約者がいて、ゲーテは自分の情熱を抑えて彼女の前から去った。この体験はウェルテルの第一部そのままであろう。
その後、ゲーテの友人イェルーザレムが人妻に失恋し自殺をしてしまった。このことを契機に第二部でのウェルテルの自殺が描かれたのだ。
『若きウェルテルの悩み』が発表されるとヨーロッパで自殺が増加した。これはウェルテル効果と言われ連鎖的自殺の代名詞である。カリスマ的存在の自殺方法を模倣するわけだが、その心理は不可解である。自殺者に共感、共鳴しての自殺であるだろうが、それは自分が作品の登場人物になりきったという一種の自己陶酔ではないかと思う。
高橋義孝 訳/2005.5.20 第111刷/2006.12 購入/読了
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恋をした相手がこの本と同じ状況ならばかなり苦しいだろうと共感した。
ただ、ドイツ語としては普通の表現なのかもしれないが、
翻訳で日本語にした場合直訳では通じないのではないかと思われる部分があった。
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文豪ゲーテの中編小説。当時の文学界に革命的な風を吹かせたとあとがきに書かれていた。今見ると相当古めかしいが、人の心の流れはいつの世も変わらない。主人公ウェルテルのウィルヘルムという友人に宛てた手紙の内容で話が進む。最後視点が切り替わり、第三者の目線で話は終わる。人は妄想の中で自分を神にも地獄のゴキブリにも仕立て上げる。蛇のような悪辣も、天使のごとき甘言も、詩人にも君主にも、様々なものに身をやつしながら、自らの納まるところを求め歩く。トルストイもドストエフスキーも、ヘッセもツルゲーネフも、ジッドも太宰も、これを書き記す。ゲーテも然り。
09/5/18
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本文の半分以上を占めるであろう、ウェルテルの熱すぎるモノローグに大爆笑でしてしまったのは私だけではないはずだ…