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書簡体小説
2020/03/26 16:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ろん - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年の恋愛がテーマになっており、幅広い年代に、非常に親しみやすい小説。
面白い
2020/02/13 16:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:芋栗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナポレオンの愛読書と言うこちらの本。
ウェルテルがひたすら悩んでる本といえば、元も子もないが登場人物の心理描写が仔細で一気に読んでしまった。
衝撃だった本
2017/01/23 22:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さすらい人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
学生時代に読んで衝撃を受けた。純粋な若かりし日に読んだこの本を今読むと果たしてどのように感じるものなのだろうか。
自身の体験が基となった、悲劇的な恋をえがいた名作
2001/09/25 22:33
5人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:白悠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作品は、ゲーテの名を世に知らしめることとなった名作だ。この中にえがかれている悲劇的な恋は、ゲーテ自身の体験が基になっている。
ウェルテルの残した書簡から溢れ出すロッテへの情熱は、自らを苦しめ、追い詰めた。私はウェルテルが最後に下した決断には賛成できないが、危うさを伴った彼の恋に同情の念を禁じえなかった。
ウェルテルの書簡を読むと、彼が賢く、冷静な理知を備えた人物であったことが読み取れる。例えば、5月9日の手紙には次の言葉が出てくる。「人間は、その(地球)上で味わい楽しむためにはわずかの土くれがあれば足り、その下に眠るためにはそれよりもっとわずかでことが足りるのだ」。
しかしその数行あとでは、こうも言っている。「このぼくの心こそはぼくの唯一の誇りなのであって、これこそいっさいの根源、すべての力、すべての幸福、それからすべての悲惨の根源なんだ。ぼくの知っていることなんか、誰にだってしることのできるものなんだ。ぼくの心、こいつはぼくだけが持っているものなのだ」。彼はわずかの土くれでは足りなかった。時間を経るにつれ、彼の心は激しい葛藤に疲れ果てていったのだ。
「あなたの生活の平静と歓喜が再び帰ってくるというのならぼくは喜び勇んで死んで行くのですが」—悲惨の根源が絶えず与え続けた青春の悩みに終止符を打った彼は、誇りをもって「死の鉄の扉」をくぐり抜けることができたのだろうか?