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海炭市叙景 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー100件

みんなの評価4.1

評価内訳

95 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

変わりゆく海と炭鉱しかなかった街で生き抜いていく市井の人々の物語

2010/12/18 23:50

13人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wildcat - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書のタイトルを初めて聞いたのは、昨日のインターネットラジオottava。

最初音で聞いた瞬間は、漢字変換できなかった。

「かいたんしじょけい」は、ただ音として飛び込んできたのだ。

普通の人々の生活を描いた物語で、
舞台となった街は著者の故郷の函館市をモデルとしていて、
映画は函館市の人たちの協力によって作られたという。

ハードカバーは絶版になっていたが、映画化を契機に文庫化されたと。

気になったので、そのままひらがなで検索をかけた。

一番上にヒットしたのは、映画「海炭市叙景」の公式サイト。

東京での封切りは、12月18日(土)渋谷ユーロスペース。

その後の予定はすぐに決まった。

本屋に原作本を買いに行こう。

そして、映画も観に行こう。

原作は、映画を見る前に半分、見終わった後に半分読んだ。

映画のパンフレットもしっかりと読み、
さらに映画をもう一度見たい気持ちになっている。

原作の時代設定は1980年代後半で、
映画は現在を描いているが、違和感はない。

原作は第1章「物語のはじまった崖」9編で冬を、
第2章「物語は何も語らず」9編で春を描いている。

本当は、第3章9編で夏を、第4章9編で秋を描き、
計36編で海炭市の四季を描く構想だったのだが、
著者の佐藤泰志氏は自死してしまい、それは叶わなかった。

海炭市叙景は、未完の作品なのである。

映画は18編の中から5編を選び
他の短編の要素も入れ込んだ形になっており、季節は冬のみだ。

原作の18編の短編の主人公たちは、
お互いに濃密なかかわりがあるわけではないのだが、
同じ街で同じ時代を生きている人々として緩やかにつながっている。

小説と映画で、そのつながりの描き方は異なっているのだが、
どちらもその手法を生かしてつながりを表現している。

映画は本当にはっとする方法で、すべての物語が交錯する。

私たちは普段意識していないけれど、
それぞれの人生の物語を持つ人々と共演しながら
日々を過ごしているのだなと感じた。

最初の物語であり、冬の章の他の主人公たちの意識にものぼる
事件として描かれることになる「まだ若い廃墟」は、
初日の出を見に行った兄と妹の物語。

兄の勤めていた小さな炭鉱は閉山して、
兄は失業し、兄妹は日々の暮らしもやっとの状況。

母親は幼い時に家を出てしまった。

父親も鉱夫で事故で死んでしまった。

兄は父の死後に高校を中退して見習い鉱夫になった。

以来働き続け、兄と妹だけで生活してきた。

兄妹は、初日の出を見に行こうと、
ありったけのお金を持ってアパートを出た。

行きは一緒にロープウェイで山をのぼった。

日の出を黙って見つめていた兄。

帰りのロープウェイに乗る時に兄は
残った小銭で切符を一枚しか買ってこなかった。

自分は遊歩道から歩いて降りるという。

ふもとですぐに会えるからと言って別れる。

この別れのシーンは、映画では兄の表情がとても印象的だった。

妹はロープウェイのふもとのベンチで兄を待っていた。

もう6時間。

このエピソードが冬の章全体を貫く。

  元々、海と炭鉱しかない街だ。それに造船所と国鉄だった。

  そのどれもが、将来性を失っているのは子供でも知っていた。

  今では国鉄はJRになってしまったし、
  造船所はボーナスの大幅カットと合理化をめぐって
  長期のストライキに突入したままだ。

  兄の炭鉱でも、将来の見通しを一番身近に感じていたのは、
  おそらく組合員自身だったろう。

  街は観光客のおこぼれに頼る他ない。

時代設定が異なる映画では、兄は造船所を解雇された設定だ。

だが、この最初のエピソードに出てくる
海炭市のイメージそのままなので、その設定変更も気にならなかった。

全編を通して、大きな事件が起こるわけではないが、
どこか閉塞感がある日々。

最初のエピソードも兄が遭難するところを描いたりしたら、
「事件が起こる物語」のように読めるのだが、
これはそういう描き方ではないのだ。

むしろ何かが起こる前や起こった後を
切りとっていたりするようでもある。

どこかうまくいかなかったり、ぱっとしなかったり。

主役級というよりは通行人のような人々。

それでも、みんなそれぞれの物語を持っている。

人々は自分なりの信念を持って生きている。

どこかずれていたりしても、その人なりに一生懸命だ。

著者のひとりひとりの主人公に対する距離感は、遠すぎず近すぎず。

主人公に対する他の人物の視点も織り込まれたりもするので、
主人公にすら肩入れしすぎていないようにも思う。

でも、どの人物にも愛のあるまなざしを注いで描いていることが感じられる。

まっすぐな前向きな希望が見えるというわけではない。

特別な日が切り取られたのではなくて、
ありふれた日が切り取られたような物語は、
それでも彼らの日常は続いていくことを表しているように思う。

だが、希望が全くないというのも違う。

映画のエンディングに選ばれたシーンは、
原作ではある短編の終わりに当たるのだが、
それを象徴しているように思えた。

それでも生きていこう。自分なりの信念で。

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紙の本

永遠の町

2011/05/26 08:16

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 佐藤泰志は41歳で自らの命を絶った作家だ。
 その短すぎる生涯において、5度の芥川賞候補になりながら、遂に受賞するには至らなかった。佐藤にとって芥川賞は永遠に見果てぬ夢であった。
 そんな佐藤が故郷の函館をモデルに架空の街「海炭市」を作り上げ、そこに生きる人々の人生模様を描いた短編連作集が、本作『海炭市叙景』である。
 但し、佐藤の死によって、彼が当初構想していた全体の半分、描かれる季節でいえば、冬と春だけが描かれ、夏と秋は書かれることはなかった。

 最初の物語は『まだ若い廃墟』という作品である。海炭市は「元々、海と炭鉱しかない街」で、今はさびれる一方だ。唯一「夜景を見に、夏、観光客がわんさと訪れる」小さな山が観光の目玉となっている。
 その山に、元旦、なけなしの小銭を集め、貧しい兄と妹が初日の出を見ようと頂上をめざす。ただ、帰りのロープウエイには一人分が乗れるお金しかなかった。兄は妹にその切符を譲り、冬の真っ暗な山道を徒歩で下山するという。
 物語は、ふもとのロープウエイ乗り場で下ってくるはずの兄を待つ妹の視点で描かれている。妹は「深い雪の中で力つきる兄の姿」を自覚している。
 「もしも、どこかで道に迷いそこから出てこれなくなったのだとしたら、それは兄さんが自分で望んだ時だけだ」と、妹は思う。

 冒頭に書いたように、海炭市は作者佐藤の想像の街である。その街に生きる青年も女たちも、やくざ者も、あるいは小心な公務員も、すべて佐藤のなかに住む人々にすぎない。
 しかも、その物語にはじめに遭難する青年はついに姿を見せることはないのだが、彼こそ佐藤自身の姿であったような気がする。
 佐藤は現実の生活に「迷い」、架空の海炭市から「出てこれなくなった」のだ。そして、それは佐藤自身が望んだこと、だったのではないだろうか。

 この短編連作集の最後の作品『しずかな若者』の終わりに佐藤はこう書いた。
 「何かをやめ、何かをはじめる時が来る。」
 しかし、佐藤には永遠に「はじめる時」はやって来なかった。
 そして、海炭市は永遠の町になった。

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紙の本

海と炭坑の北の町で

2011/01/16 23:13

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:玉造猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 著者の名前も本の題名も聞いたことがなくて、先に映画を見た。加瀬亮が出ている映画ということだけで封切りを待ち遠しく見に行ったのだが、見た翌日すぐ原作の本を買って読むことになった。本を一日で読み終えて今、もう一度映画を見に行こうと思っている。

 「両側から海にせばめられて細くくびれた女の腰のような街」である「海炭市」は、函館をモデルにした北の町だ。「元々、海と炭坑しかない街だ。それに造船所と国鉄だった。」1980年代、時代はバブル景気だが海炭市は繁栄から取り残されている。季節は冬とまだ寒い春、そこに暮らす男や女、老人や子どもの細かい日常を、作者は丁寧に丁寧に描いていく。十八の短篇がそれぞれの主人公をもって独立しているが、脇役の人物やできごとでゆるく繋がっていったりもする。人々のうしろにはいつも町はずれの小さい山がある、というか登場しなくても山の存在が感じられる。海炭市ぜんたいが主人公という読み方もできるかもしれない。

 叙景とは、風景を目にうつった通りに書き記すこと、と辞書にある。この小説を読んでいて、文章が文字通りの叙景であることを感じた。形容詞が少ない、簡潔にひきしまった文体だ。次に引用するのは「ネコを抱いた婆さん」の一節。
 「五年たって、彼女はやっと夫の死んだときの年齢になった。朝、起きてみたら、夫は障子にもたれて首をたれていた。この寒いのに、いったいなぜそんなところで眠っているのかと思い、肩に手を触れて、あっと息をのんだ。」
 正確な描写によって、婆さんの立ち居ふるまいから早朝の障子のひんやりした手触りまで伝わってくる。婆さんの狭い家うちのたたずまいから冬の海炭市まで寒さの感触が広がっていく。感情を形容する言葉はないのに、婆さんの心のなかがすっと読み手に入ってくる。すぐれた文章だと思う。
 第一話の炭坑(映画では造船所)を失業した兄妹の話はきわだって哀切だが、これでさえけっして主人公たちの感情に踏み込まず、たんたんと物語を進めていって、すとんと語り終わる。

 このすとんとした終わり方は十八話全部に共通している(たぶん)。独特な表現で、え、と思うが、実は堀江敏幸の作品で知っていた終わり方ではなかったか。ちょうど頁の終わりだったりすると、当然のように頁をめくって、え、終わりだったのか、と思う、あの終わり方だ。
 実際の人生の終わり方に都合のいい予定調和なんてものはない、すとんと終わり、え、終わったのか、と思う。そういうものだと思う。実人生であろうと小説の人生であろうと本人が解説することではない、終わった後をどう読みどう感じるかは、他者に引き継がれることだろう。実人生なら残された人に、小説なら読者に。
 よい小説というのがあるかどうか分からないが、そうやって作者から読者へ手渡された内容の多い小説、引き継がれた重さの重い小説はそのひとつかもしれない。
 「海炭市叙景」はそういう小説だと思う。

 著者佐藤泰志氏は作家を志して東京に住み芥川賞候補になった後、1981年函館に帰郷した。「海炭市叙景」はその時期81年から82年の函館を舞台として、書かれている。そういう事情を知ると、作品中にしばしば出てくる「首都」と海炭市の位置づけがよくわかる。90年に41歳で自死したのち函館の同級生や知人が追悼集を出すなどして、作品集が出版されるに至る。
 さらに函館市民が「海炭市叙景」の映画化を計画し、一口1万円で制作費用を集め、市民映画として実現した。撮影に当たっても町の人たちが全面的に協力した。ネコを飼うお婆さん役は素人さんとは思えない絶品。加瀬亮役の息子の小学生も、小林薫役の息子の中学生も函館の子どもたちだそうだ。
 この作品が、なぜこれほどまでに函館の人々に愛されたのか。小説を読んでわたしは納得した。   

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紙の本

函館市をモデルに、そこに住む住人たちの生きざまを集めた短編連作

2011/02/24 21:21

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

先日読んだばかりの松浦弥太郎さんのブックエッセイに、「佐藤泰志作品集」(クレイン)がとても素晴らしい本だと紹介してあった。去年の終わりごろ、小学館文庫の『海炭市叙景』を買って、まだ最後まで読んでなかったのに、これで弾みがついた。しかも映画の上映も始まっている。
早く原作を読んで、映画も観たいと思った。

佐藤泰志さんの出身地でもある、北海道の函館市をモデルにし、そこに住む住人たちの生きざまを集めた短編連作だ。18話の登場人物がみんなそれぞれに懸命に生きている。いいことがあまりないような、時に投げやりになりながらも、それでも生きていかねばならない日常を、大事にすくい上げて綴っている。

最初に登場するのは不景気で職を失った兄妹で、二人は大みそかにロープウェイに乗って初日の出を見に行く。家中にあるお金をかき集めて、あまりに貧乏なのを笑い飛ばすように、じゃれ合って歩く二人。

ガス屋の若社長はもっと仕事を頑張って支店も増やしたいと思っている。彼の家庭環境がはた目から見ても可哀そうで仕方ない状態で、彼がたぶん一番大切に思っている息子がたいへん辛い目にあっている。

プラネタリウムで働く中年の男性。妻は水商売をしていて、辞めさせたいと思っているのに、なかなか思い通りにはいかない。一緒に暮らしている息子とはただの同居人のような存在で…。

東京から地元へ帰ったばかりの家族もいた。妻と小さい女の子を連れて引越ししたその日、アパートで荷物を待っているのに、なかなか荷物が到着しない。

なんだろう~な~としばしば思った。確実に言えるのは、日は昇り、日は沈み、一日一日は新しいとうこと、心の底で人はみな切実に今がベストと思いたいという気持ちを持っている、ということなのだろうか…。原作を読んでいて感じたのは、「首都」という言葉が頻繁に登場すること。海炭市と首都の距離感が地理的にも心情的にも遠いことが、切実に伝わってくるようだった。

原作を読み、映画を見終わった今となっては、どちらがどうとは言えない状態で、本と映画と二つで一つという感じ方になっている。海炭市に住むそれぞれの主人公がいろんな場面ですれ違ってゆく。互いに面識はなくても、本を読んでいる、映画を観ている側にとっては、それがなんともいえない感情を引き起こす。切ないほど美しい海炭市の夜景がまぶたに浮かぶ。映画はかなり長い時間だったはずだが、観終わった時その長さをちっとも感じなかった。原作はスパッスパッとした文体が心地よかった。

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紙の本

街とそこに生きる人々の物語、佐藤泰志「海炭市叙景」。

2011/02/14 19:52

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 昨年は復刊され話題になった本が多かったが、この「海炭市叙景」の
映画化、それに伴う文庫化も出版界のトピックだった。それだけこの物
語を愛し、大切に思っている人が多かったのだろう。僕もようやく手に
取ったのだが、噂に違わず素晴らしい物語だった。

 函館がモデルといわれる海炭市を舞台にした18の物語。最初の9編は
ゆるやかにつながっており、短篇集というより、連作短篇、というより、
「一つの街とそこに生きる人々をめぐる長編小説」と呼びたい。時は80
年代の終わり、バブルのまっただ中の地方都市、描かれているのはけっ
して恵まれず地を這うように必死で生きる人々だ。冒頭の「まだ若い廃
墟」は哀しい物語である。これを最初に持って来たことが佐藤のスゴさ
だと思う。読後に残った不安がうっすらとではあるが、この小説の全編
を被うことになる。それは地方都市が抱える不安であり時代が内包する
不安でもある。読み進めながらも僕らはこの最初の話を忘れることがで
きない。

 印象的な話は本当に多い。学校をずる休みして切手を買いに行く少年
の話(「一滴のあこがれ)」、孫が生まれる日にいつも通り路面電車を
運転する男の話(「週末」)、職業安定所に勤める男を描き少々強烈な
印象を残す「衛生的生活」などは特に心に残る。全編を通して街が描か
れ、同時にそこで働く人々が描かれている。作者のこの街とそこに住む
人々への共感は深い。「海炭市叙景」が世に出てすでに20年の歳月がた
つ。しかし、この物語はまったく古びてはいない。それは私たちが今ま
さに時代の不安を抱えているからだろうか。作者の佐藤泰志は41歳で自
死、未完のこの小説はその翌年発刊された。

ブログ「声が聞こえたら、きっと探しに行くから」より

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生きること・生きる力

2011/02/11 22:11

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

すでに、映画・原作ともに話題になっており、世評も高いので改めていうこともないという気もするのですけれど、これは文句なしに双方ともに傑作です。今日のコマーシャリズムをものともせず、海炭市という架空の町で精一杯生きる人々を見つめ、温かく見守り、その「生」を力強く肯定する。これは、苦境にあって生きる、過去・現在の人々への、力強いエールである。飾らない文体、行き詰まるような切迫感、人生の哀歓、それらにすべてが、作品に凝縮されている。

もちろん、今に言う「負け組」の群像を描いた作品であり、決してシンプルに楽しいといえるものではない。それでも、ここには、生きること・生きる力を与えてくれる、人間への信頼がある。

その意味で、本作は、人が生きるために必要な作品と言ってよいと思う。また、そうした小説が現代に生み出され、今日再評価されたことも、素晴らしいことだと思う。その意味で、本作は文字通りの事件であると思う。

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2010/10/25 20:19

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2010/10/11 19:49

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2010/11/07 14:58

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2010/11/08 21:58

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2010/11/30 15:32

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2011/01/05 07:36

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2011/01/06 22:33

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2011/01/08 15:28

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2011/10/19 20:44

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