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江戸にかかる橋が見ている、市井の人たちの恋のお話。短編集です。
藤沢周平の剣のお話も好きなんですが、小さな幸せを見つけていくような、庶民が主人公のお話も好きです…。
特に、この短編集はよく出来ていると思います。
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隅田川近辺にかかる橋を舞台とした江戸の市井の人々が繰り広げる人間ドラマの数々。
今よりも一つひとつの地域の色の違いがはっきりしていた時代だからこそ、それらを結ぶ「橋」には多大なロマンを持ち合わせていた。そこから生まれる物語は時に世知辛く、また時にすがすがしいものとなっている。
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「橋」を必ず織り交ぜて作られた作品集。
江戸の人々の出会い、別れが実によく、しみじみと感じられる。
「約束」「小ぬか雨」「小さな橋で」「川霧」が好き。
癒し系かなぁ。
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08、2月7日読了
短編集。「約束」に泣いてしまった。短編の中では一番好きな作品になった。
「女人剣さざ波」に並ぶ感動作です。おすすめ!
10、5月31日二読目
赤い夕日も好き。
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ああ、藤沢周平様〜。ああ、時代小説から脱却しなくては・・・、20代前半の乙女でなくなる・・・。昼間から本屋で時代小説をニヤニヤして読む爺さん化だけは、なってはいけぬぅぅぅぅ〜
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江戸の橋にまつわる10の短編
「小さな橋で」は幼い少年の物語
チクッと胸が痛み、それはやがてほのかな温もりに変わった
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ほろ苦くなるような恋愛話や、切ない話がいっぱい。
今の時代にもだめ人間っているけど、この時代も同様にだめ人間もいるし、運がないなぁって言う人もいる。
橋にまつわる短編集。
心温まる話がいっぱいです。
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江戸時代の
待ち合わせ場所でもあり
出会いの場所でもあった
橋にまつわる
人情話の短編集です
ハッピ-エンドに泣けます
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短編集です。
藤沢周平の短編作品は数多く読むと似た作品が多くなりますが、それでもまったく飽きることがありません。
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ほっこりしたり、キュンとしたりな短編集で好きです☆
さらーっと読めて、読みながらつい微笑んでしまう☆☆
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「橋」は、こちらの世界と向こう側の世界を繋ぐもの。橋を越えたら違う景色が、違う街が待っている。初めて時代小説を読んだけれど、読みやすかった。「約束」がとてもステキ。
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「殺すな」
「行かせてやれ」
「お峯がいとしいか、吉蔵、」
「いとしかったら、 殺してはならん」
ああ人間というやつは、なんてえ切ねえ生き物なんだ。
(約束/小ぬか雨/思い違い/赤い夕日/小さな橋で/氷雨降る/殺すな/まぼろしの橋/吹く風は秋/川霧)
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出版年が私の生まれ年。
井上ひさし氏の書評。
わざとらしくない時代劇を観ている気持ちでした。
でもドラマチック。
江戸の町並み、天候やちょっとした仕草などの表現がさりげなく子細で、ふっと引き込まれる。
橋と雨と職人と。
橋に物語が生まれるのは仕方ない。
象徴的で固有の場所。
深い。
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いつの時代も小さな幸せのために人々は右往左往して
その滑稽ともいける様子があたたかく切なく感じる。
夕日の情景が多く、空を見上げることが最近ないなあと感じた。
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久しぶりの藤沢周平。
橋にまつわる10編の短編時代小説。
それぞれ、40ページ程度の短い短編だが絶品
やはり藤沢周平の市井ものはすばらしい。