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コンサルタントにとって「質問力」は命であり、そのために必要なのは「仮説力」「本質力」「シナリオ力」の3つである。
それらを磨くにはどうすれば良いかが、明快にまとめられている。
・事実から全体像を示す
・ボトムアップとブレイクダウンを組み合わせた蝶ネクタイチャートを使う
・呼び水の質問とは
・鳥の目と虫の目の視点
・フレームワークを使ったシナリオ作り
などなど。
ちなみに「語彙力も大切」とあり、本の中で紹介されていた「語彙力推定テスト」をやったら、私は中学生レベルでした…。
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この本は、質問力を切り口にコンサルタントの全般的な力を
記載しています。ですので、質問力っていう事に特化している
ってわけではないです。
要点は、
1.質問力は全てにおいて非常に大切な力である
2.現場のそして相手を理解し、本質を突け
3.基礎的な力も必要だし、それがないと話にならない
の三点です。
全体を通して、色々と書かれているのですが、結局は「論理的思考能力」が
重要であり、それが備わっているとよい質問が出来、結果質問力があると
思えるのでは?と思いました。
そして、語彙力が必要という事と業界知識が必要という事は、
当たり前ですよね。
私が思うのは、相手が言っている事でちゃんと説明されていない事に
突っ込むのはとっても良い事だと思います。またそれが鋭い質問になったり
します。
例えば、相手が「この研究は〜で・・・を明らかにしたいと思います」
という事に対して、「そもそも明らかにすると何かあるんですか?」的な質問です。
これ、結構考えてない人が多いので。
相手が漠然又は思いこみで何かを行っている時に、その前提条件をまず疑ってみる。
こうする事で、出来る奴!と思わせる事は可能です(笑)
って、話がずれましたが、新書ですし手軽に読めるのでちょっとだけ
おすすめですね。
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本書は以前読んだ「コーチング入門」に良く似ている。
「コーチング入門」では対象者に対し「傾聴、質問、承認」を徹底すると記されていたが、
本書はその「応用編」のような感じがした。
つまり「コーチング」の理論を応用して、コンサルタントとしてのスキルをミックスすることにより
クライアントも唸らせる「質問力」を身につける。
また、質問力をつけるために「語彙」を増やす必要もあるし、それらを「使えない」と意味がない。
今回一番痛切に感じたのは「ロジックツリー」や「フレームワーク」に代表されるようなスキルが
自分に欠けているということ。
早い時期にこれらのスキルを身につけるべく関連する書物も読んでみたいと思う。
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経営コンサルタントを生業としている著者の「コンサルタントの○○力」シリーズ第二弾。 前作の「現場力」は読んでいないので比較できないが、この「質問力」は実際のビジネスの場面にも役立つ書物である。
コンサルタントが顧客企業に対して分析結果やアドバイスをするためには、当然ながら現状分析が必要であり、そのための重要な行動が質問することである。 顧客のニーズに合ったアウトプットをするためには的確な質問をする能力が問われる。 有能なコンサルタントに質問されると、顧客は自身の問題の本質を気付いたり、整理できたりするらしい。
質問力に大きく影響する能力として、
?仮説力
?本質力
?シナリオ力
を挙げている。
まずは事前リサーチに基づき自分自身で仮説を立てる。その際にはロジックツリー(ブレイクダウン型とボトムアップ型の2種類のロジックツリー)を作り、問題の仮説を立て、それから質問ツリーに分解する。
質問を通じて本質に迫る能力が必要となる。 著者は本質力を、
"事象の「見える化」を通して、分かりやすく「論理的に組み立て」、重要なことに「絞り込む」力である"
という。
シナリオ力は、質問をする際にどの様にストーリー付けをしてゴールに導くかというもの。作り出した質問をどの様にぶつけて、その反応によってどの質問につなげて行くか、という流れを構想するためには、質問したことによって、今論点が何処にあるのかという一確認が必要。 その為に重要となるツールがフレームワークであるという。(SWOT分析、ポートフォリオ分析、PPM分析などのツール) それらフレームワークによって、問題の位置関係を認識し、シナリオを持ってゴール(何が問題で何をすべきか)への指針を導き出す。
コンサルを知らない素人からすれば、優秀なコンサルタントがどの様に考えて、どの様に最適解をアドバイスするのか皆目検討がつかなかったが、本書を読んでロジックが理解できた気がする。(当然優秀な人は、特に意識することなく、これらの内容が出来ているのであろうが)
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7月?
質問力には、「仮説力」「本質力」「シナリオ力」が
大切。
より、実践的な内容でためになった。
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ちょっと自分には早すぎた本かもしれない。読んでいて、なるほどと思わされる。ただ、どうにも経験値が足りないので、実感がわかないところが多い。
ただ、質問というものがこれほどに奥深いものだとは、意識していなかった。質問を通じて、相手に気付きを与える、鳥の目虫の目、ストーリーを持たせる、先を読むなど。この本を読んだ後では、就活中にずいぶんとKYな質問をしていた気がして、恥ずかしくなる。
働くようになってから読むとまた感想が変わってくる気がする。
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たった一つの質問で、問題を解決できるほどの
コミュ力が欲しい。
かなりタメになった!
営業でも、普段のなにげない会話でも使えそう☆
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〜力という本にあきあきしていたのだが、思わず買ってしまったのが本書。
コンサルタントに必要な質問力(問題を明らかにし、問題の本質を探る)について記載されている。
相手に気持ちよくさせたり、雰囲気をよくしたりするための質問力も、インタビューをする際には必要であり、そういったことも記載されていて実践的であると言える。
内容としては、ロジカルシンキングが必須で、
?仮説力(仮説を立てて、検証していく)
?本質力(本質を突く)
?シナリオ力(自分のシナリオにそった質問を繰り返してで本質に迫っていく)
こういった要素を持った質問をすることが大切であると述べている。
当たり前の事と言えばそうだが、体系だててまとめられていたので分かりやすかった。
(小谷)
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コミュニケーションや問題解決に関する本ってのは何冊か読んだけど、一番読みやすかった。営業とかを中心とした問題解決のための「聞く能力」についての本。
こういうのって、割と同じこと書いてる本も多いのに、読んで「あぁ良くある話だ」と思うのと「確かに。やってみよう」と思う時が極端なのが不思議ですね。たぶん理由の1つには自分のその時の問題意識やモチベーションにもよるとは思う。あとやっぱ、実際の例や、読者のイメージしやすい例え(あなたの周りにこういう言葉を言える人いませんか?みたいな)が入ってることもあるんかな。これから本を選ぶ時にちょっと気を付けてみよう。
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ビジネスコンサル業界でも、かなり名の知れたオジサンが書いた、基本的には「仮説思考」の本です。
著者が、コンサルティングの実務をする中で得られた知見やファインディングが存分に書かれている本です。
まあ、一部 自慢話も入っていたりするので、ノンアルコールでデキる上司の話を聞いているような感覚もありました。
彼の言わんとするとは、「質問力」の源泉は、仮説力、本質力、シナリオ力の3つなんだとか・・
普段、フレームワーク思考とかフェルミ推計みたいなことをやって、一部頭が固くなっている人は、
一度読んで頭を柔らかくするといいです。
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○質問力
聴く態度・うなずき
物語を聴く力
○本質力
「うなずき」と「まとめる力」
「鳥の目」と「虫の目」
「ワンメッセージ」30秒
○仮説力
ゼロベース 枠組み 固定観念取り払う
傾聴 共感
○シナリオ力
ストーリーテリング
相手が発したメッセージを読み取る
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具体的にどうこうというよりも,ポイントを解説した内容.書かれていることは至極まっとうだが,行なうのは難しいね...KW:仮説・本質・シナリオ
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売れ筋のビジネス書ということで手にとってみた。
読んでみた感想は、抽象度が高く文章構成も今ひとつ読みにくいというのが正直な印象。
最近流行りの「○○力」にこだわったのがあからさまな「質問力」というタイトル。
そもそもコンサルタントの能力が「質問力」という答え一つに帰結するわけはない。
まあ、挙げ足ばかり取っても仕方がないので、「質問力」について言及しよう。
本書では、「質問力」を大きく3つの能力に分けて説明している。
プロのコンサルタントだと強調している割には、この3つの分類がMECE(もれなくだぶりなく)に表現されていないのが不可解(実際、同じような内容が色々な箇所に出てくることがある)だが、
内容自体には腹に落ちる表現も多々見受けられ、一読する価値は十分にある。
それぞれについて思い出しやすいように簡単にまとめておく。
【仮説力】
「問題の本質はここにあるのではないか」と仮説を立てておくことが質問力において重要。
答えが仮説の延長線上にない場合はゼロベース思考が大切。
スゴみのある仮説を作る原点となるのがコミットメント力である。
自らが当事者意識を持ち、相手のコミットメンとを引き出す。
例:「私も一緒にルビコン川を渡ります」
【本質力】
本質力は「見える化」、「論理的」、「絞り込む」ことを通し、語彙力、語感力によって磨き上げられ、
最終的にはこの文脈を凝縮する力に帰結する。
この極めつけは「ワンメッセージ化」の力である。
<キーワード>
・ソクラテスの産婆術(質問を通じて本質に達する、トヨタ式と似てる)
・鳥の目、虫の目
・エレベーター・ステートメント
・言葉のひげを落とす(「えー、」とか「あー、」とか)
【シナリオ力】
大きな流れを読み、ゴールに向けて適切な質問をしていく能力である。
これにはSWOT分析などのフレームワークをツールとして用いると良い。
<キーワード>
・ストーリーテリング
総じての感想として、「質問力」というタイトルにはやや語弊があるように感じた。
筆者が本書を通して言わんとしていることは、クライアントをその気にさせ、コンサルタントとしてパフォーマンスを発揮するためのコミュニケーション能力のことで、これには当然「聞く力」も含む。
本書に書かれていることは大概のビジネススキルに共通して求められるものであり、そういう意味では大いに参考になるだろう。
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・セブンイレブンの仮説
・仮説を立てながら仮説を捨てる
・クローズドクエスチョンから
・ひげ退治
2008/08/29
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あくまで「相手軸」で、広く、高く、深く本質を探るには、質問力は欠かせない力だ。私にとっても、仕事上特に必要とされる能力である。
質問力とは、3つで構成されているそうである。一つ目は、全体と細部、因果関係、優先順位など多くの軸を考えて自分なりに整理しておく「仮説力」。二つ目は、場を「見える化」し、論理的に整理し、内容の絞込みをし、最終的にワンメッセージに凝縮できる「本質力」、三つ目は、質問プロセスのゴールに向けて、適切な質問を投げかけることができる「シナリオ力」。
それぞれの能力を個別に解説する本は数多くあるが、トータルでまとめてくれていて見直しやすい。