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イノベーションについての諸分野の研究成果がまとめられており、読みやすいし、勉強になる。著者の論そのものは、巷で言われている「なぜ日本からイノベーションが生まれないのか」について学問的な裏付けをしながら解説していくもの。イノベーションのためには、変人が突き抜けなければならない、というようなことを暗に言っているように思う。
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行動経済学を元にイノベーションについて書かれている。最初の行動経済学についての話が若干長いかと感じる。
イノベーション理論について様々な事例を用いながら説明しているのでわかりやすいが、本として一貫したものがないため、読み終えた感覚はすっきりはしない。
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151003 中央図書館
池田信夫は、伝統的アカデミズムの学究ではないが、理論知らずのアホなコンサル崩れの「経営評論家」では提示しえない、経営理論の経済学的フレームワークを、普通のビジネスパーソンにも理解できるレベルにしっかり要約してくれる、他に例のない存在である。
この本は、経営学の専門書というほどでもないが、経済評論家やコンサル崩れの一山幾らのヨタ本よりは、はるかに難しい内容にフォーカスしており、単体のビジネス書としては、多くは売れそうにないだろう。経営学系列の大学の教科書(副教材?)としては、いいセンなのかもしれない。
80年代以降の、ITやPCやSONY、SHARPに関する経緯も、ざっくり・ばっさりと書いてある。それだけに、池田の記述だけが真実かどうか、という厳密な考証の対象にはならない。だが、腑におちる内容ばかりであり、真実から遠いものではないと感じ