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暴力団の定義、組織、生態など暴力団の現状について書かれた本。暴力団は弱体化しつつあるが、他の犯罪集団は増加しているよう。それにしても著者は暴力団に関する著書をいくつも出しており、暴力団から出版しないように言われたが断って、刺されたこともあるらしい。
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暴力団とはが書かれている。暴力団の考え方やこれから趨勢などわかった。この本を読んで思ったのは結局金だ言うこと。
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山口組の司組長が出所し、東京から神戸に新幹線で移動した時、山口組はグリーン車一両を借り切ったそうです。暴力団について複数の著書がある筆者が暴力団の実態を活写します。オモテの経済がぱっとしない時にはウラ経済もぱっとしない。昔ほど暴力団は儲からない、と書きます。
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これは良かった。著者の暴力団に関する取材の集大成。暴力団の向かう先に何があるのか、暴力団が弱体化したあとの社会はどうなるか、といった推察は貴重。万が一絡まれた場合の対処の考え方も、参考にできる。
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(推薦者コメント)
島田紳助が芸能界を引退した。原因は暴力団との交際であった。そして、今年、東京都でもとうとう暴力団排除条例が施行された。暴力団への圧力は少しずつ高まってきている。では、その暴力団の正体とは何なのか。本書では、日本における暴力団についての基本的な事項を整理し、解説する。
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暴力団の今がよくわかった。追い詰められているんだね。しかし、法律上認められた存在ってのも驚き。捜査4科の仕事のためか。
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長年にわたって暴力団というものを追い続けてきた筆者が「暴力団ものの集大成」というだけあって、丁寧な語り口ながらも、彼らの深層に鋭く迫っている本でありました。今だからこそ読んでおきたい一冊だと思います。
僕も溝口敦さんの本は少し読んだほうかと思いますが、島田紳助の引退で存在が明るみになった「暴力団」について1960年代の後半から彼らを追い続けてきた筆者による暴力団の解説書です。
この本を読むとテレビや新聞などで微妙ないい回しで持って表現される彼らの実態や、市川海老蔵殴打事件で有名になった「関東連合」のOBのこともよくわかると思います。
・暴力団はどこにいるのか?
・暴力団のリクルート活動とは?
・学歴、年収、出世の条件とは?
・芸能人となぜ親交するのか?
・覚醒剤や野球賭博でどのように儲けるのか?
・女はヤクザになれるのか?
・なぜヒモが多いのか?
・刺青や指詰めのワケは?
・警察との癒着は?
・ヤクザが恐れる集団とは何か?
・もし出会ったしまった時の対処法とは?
僕たちが日ごろ少なからず思っているこれらの疑問のほかに「半グレ」と称する、組織に所属しないでITや金融の知識を駆使して新しい「シノギ」を創出する人間たちのことも特集されていて、これも参考になるかと思います。
日ごろ、「オモテ」社会と違ったルール、もしくは「掟」の世界にいきている「彼ら」の生態がどういったものなのか?それを知るきっかけには格好の資料であると思いますので、興味を持った方は一読をお勧めします。
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なぜ暴力団はなくならないのか?学歴、年収、出世の条件とは?覚醒剤や野球賭博でどのように儲けるのか?女はヤクザになれるのか?なぜヒモが多いのか?刺青や指詰めのワケは?警察との癒着は?ヤクザが恐れる集団とは何か?出会った時の対処法とは?その筋をも唸らせた第一人者が、時代ごとに変化し、社会の裏で生き延びる「わるいやつら」を、やさしく解き明かす「現代極道の基礎知識」。
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暴力団丸分かりの一冊。組織のルールや慣行、マフィアとの違いなど、ぼんやり分かっていそうなことから、現在のシノギの状況や貧窮状況など、あまり知られていないことまでぎゅっとまとめた一冊。なぜか同居人オススメの本でしたが、確かに分かりやすい!
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暴力団の仕組みや、資金の獲得法、現状やこれからなど網羅的に。
暴対法や排除条例などで、ますます暴力団である魅力がなくなっていき、新しい人や資金獲得がしづらくなる。
早晩、暴力団としての組織は衰退していくだろう、という論調。
変わって、小規模で専門分野に特化した、「半グレ集団」的なグループがある意味マフィア化して存在するようになるだろうとも述べる。
暴力団が一般市民に顔を明らかにする一方で、海外マフィアや半グレ集団は隠密、匿名で犯罪を行う、という違いを際立たせていた。
同時に、そういったある意味で「市民の味方」「必要悪」としての側面(著者はその必要性は否定)が、矛盾を孕む法律や、情勢で失われている、というくだりは納得した。
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書店で売り上げNO1だったので購入。内容に関しては現代の暴力団の置かれている立場、歴史、外国マフィアとの違い。こんなところですか・・・
取りあえず私たちは関わらない。法律がそのようになってきたということ。
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さすがは長年暴力団取材を続けてきたノンフォクションライター作、今の暴力団事情がわかる1冊だが本編中は特に目からウロコとか感動する箇所はなし。全編ふ~んだった。一番おもしろかったのはあとがき。
山口組の大物に本を出すなと脅されても刺されるのを覚悟で出す。
やっぱり刺されちゃうんだけど、ここに著者の漢を感じて唸った。
だから★4つあげちゃう!(あとがき読まなかったら3つ)
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普通の生活をしていれば関わりを持つことはないんだろうけど、存在するのは間違いないわけで、関わりを持たないための予防的な意味で手に取りました。
とは言え、著者によると先般の暴力団排除条例で暴力団は衰退の一途。なんだ、気にする必要ないのかと思いきや、「半グレ集団」という犯罪組織の台頭。いつの時代にも悪い人間は存在していて、一般市民にとってはいずれも害悪であるのには変わりがないわけで、むしろ法律や条例で取り締まることが難しくなる半グレ集団の方が厄介だなあ、と感じた。
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当該団体・組織のことがよくわかる。劇画、マンガ、小説、ドラマ、映画等で、「不良」、「半グレ」、「やくざ」等を美化するようなものが多すぎる。うんざりである。そんなものに関わることがいかに恐ろしいことか。実態を知ることのあり方を改めて認識した。
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そんなに目新しいことは書いていない。特に新しい発見はない。
あんまりこの業界のことを知らない人にとっては面白いかも。