電子書籍
衝撃的な異色作
2021/06/18 13:29
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投稿者:あきちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
先にDVDを見て、話の内容は知っています。知ってて見ても、小さな悪魔の存在感は凄いですね。衝撃的な最期といい、動機にしても、納得できます。
紙の本
第二次世界大戦後
2018/01/29 16:54
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投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性も昔のような秘書や女優(も出てくるけど)だけじゃなく、外務省の役人や科学者も登場。多分初読。 このタイプの犯人の小説も書いていたんだー、という感想。遺伝性/生来性犯罪者的な、今となっては炎上必至の内容だけど、主人公のちょっと間抜けな良い人ぶりにも助けられて楽しんだ。 しかし被害者、それ程「ねじれて」いないよなぁ。
電子書籍
類型作とは見事に違う切り口から描かれた作品
2017/12/20 17:45
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投稿者:ザパンダ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は犯人像から某有名作と比較されがちだが、
この犯人像の作品にありがちな「犯人に人格描写がない」という事はなく、
きっちりと犯人に人格が与えられ、探偵役と交流を持てている点が好感を持てる。
某有名作の犯人が意外だったのは実は「〇〇が犯人」だったのではなくそれに加えて「人格がほとんど描写されていない影の薄い人物」が犯人だったという点が大きいと思う。
それに対してこの作品はキッチリと違う切り口から挑戦している。そのため犯人は比較的わかりやすいが、それでも楽しく読める作品だ。
あと、動機については、表面に出された動機はキッカケでしかない気がする。
本当の動機は「遊び」もしくは「注目を浴びたい」といった愉快犯のような気がする。
少なくとも一件目の殺人を行ってからの犯人の行動は尋常ではない。
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「一番怪しくない人物が犯人」というセオリーどおりの展開なんですが…現代の犯罪事情を先取りしているとみるべきか、話を面白くするこじつけとみるべきか…。
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衝撃的な形で犯人が分かるのだけれど、その文章を読んだ時には、しばらく本を読む手が止まってしまった。意味を反芻するのに時間がかかった。かなり好きな作品。
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トリック、謎解きといった部分をほぼ排除し、ねじれた一家にのみいスポットをあてた風変わりなミステリー。
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クリスティらしさの溢れた本。名探偵は出て来ませんが良い味出しています。中の描写がエラリィのYの悲劇に似ている気がします。うろ覚えですが。
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2009-10-08読了
アガサは最後までわくわくしながら読めるからいいよね。
小さい頃好きだったのって大人になっても変わらず好き。
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「これこそほんとに悪夢よ。よく知っている人たちの中を歩きまわり、その人たちの顔を見る——と、突然、顔が変わってしまうの——もうそれは、知ってる人じゃない——見知らぬ人、それは残忍な見知らぬ人なのよ・・・・・・」
クリスティ、ねじれた家でした。
あぁーー読後が何となく悪いのだ。
なんだか、どよーーんとしているというのか、すごいっていうのか、まさかまさかと行った展開に唖然としました。。。
凄い「えぇっ」という驚きではないのだけれど、「うわぁ・・・」という少し愕然とした感じでしょうか。
さて、次は何を読もうかなぁ。景気よくポアロなんて読みたい気分。
【1/14読了・初読・大学図書館】
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解説(末國善巳)P380~381にかけて、明らかな間違い有り。
ロジャーの妻クレメンシイは舞台女優。フィリップの妻マグダが科学者となっている。逆である。
私が読んだのは、第2刷なので、間違いをそのままに重版している。
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アガサ・クリスティの作品に惚れ込むきっかけになった本です。たまたまタイトルに興味をもち手に取りました。この本に出会わなかったらこのあとクリスティの小説を何十冊も読むことはなかったと思います。一番好きな作品です。ぜひぜひ
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ねじれた性格の家族が集う富豪一家。
あの有名な海外ミステリと同じような結末。
でもクリスティーならではの人物描写でぐいぐいと読ませてしまう。
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本書は、名家の娘との婚約。
家のことを話さずに婚約しようとしう話は、個人主義の時代の賜物だろうか。
富豪の性格を引き継いだのは、ジョセフィンだと思った。
てきぱきしていて、情報の裏を取る。
経営者には必須の能力のように思えた。
正確な情報、行動力、どれをとってもすばらしい。
跡継ぎの可能性については、まったく想像外。
犯人もまったく想像外。
後妻の役割が、いま一歩、薄い気がしたのはなぜだろう。
それに大して、アリスタイドの義姉の役割の大きさに驚いた。
ps.
探偵物、捜索物を読んでいると、似た設定、似た展開のものが多いことに気がつく。
SFでも同様のことがあるが、SFの場合には名前、時代を容易に変更できるので、自分では気がつかないことも多い。
アガサクリスティは、全部Reviewを記録して、比較してみることにしようと思った。
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もうアガサ先生の作品は”悪”という観点でしか見きれなくなった。
悪というのは純粋であるからこそ、犯人は子供というのはすごく単純かな。
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2回読みたくなる作品だなと思いました。
きっと真の犯人に驚かされると思います。
バッドエンドぽいのが終わってもなおゾクゾクさせてくれました。