2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
特区から脱出した者も残った者もそれぞれ強さを求め、じりじりと反攻の手筈を整えていく
特区を手に入れたものの、ある意味追い詰められてもいる「九龍の血統」が打った起死回生の一手とは
シンガポールに舞台を移し、九龍の血統との戦いが再び繰り返されます
吸血鬼たちの世界の大きな揺れと九龍の血統に秘められた謎
様々な要素の提示的な展開で、物語の深部へと潜ってゆくドキドキがあります
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星5つつけたい位だけど、あまりにも個人的感情過ぎるので自重。
もうね、この作者に安心できなさすぎ。
過去に重要キャラぶっ殺してる実績があるもんだから、ページめくってもまったく安心できない。
しかも今回は表紙めくって次のページに敵の目的が書いてあるわけで。
いやまさか、さすがにこいつは無事だろと思っても、それ以外のキャラに関してはほとんど信用できない自分。
ってな感じで緊張しまくりの一冊でした。
本筋ではこういうのにドキドキしっぱなしだけど、傍流の世界の大物吸血鬼たちの反応も面白い。
作者もあとがきで言ってるけど、ルイ・マルファンが大物に見えます。
あと忘れちゃいけないケイン君。出番はわずかなのに、彼のシーンは目頭が熱くなります。
頑張れよー。ここまで頑張ってかませ犬にはなるなよー。
どうやらこの物語も終わりが見えてきたみたいで、あと2冊で完結(予定)とのこと。
この人のペースなら今年度中には終わりますかね。
楽しみだー。
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世界中の吸血鬼が動き出します。
この作品はテンポがすごく良いのですよね。
ただ、キャラが多いので頭がぐるぐるします。
ワインのことが気になる巻。
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今、ラノベで一番続きが楽しみなシリーズかも。
2部の終りがとんでもなく盛り上がったのですけれど、3部は状況が変わりながらその盛り上がりが継続しています。
主人公たちが離れ離れなのですが、そのことが逆に絆を感じさせるんですよねぇ。ミミコの危機に対するジローの反応が特にぐっときました。
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やべぇ…ワイン、うぜぇ…。
バウワウ公は可愛いです。ゼルマン様が嬉しかったです。サユカこれからも頑張れ。
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何が凄いって登場人物全員が魅力的だということですよ。敵も憎めないんですよ。素晴らしい。そしてこのシリーズは一巻につき必ず泣くが会長のシーンが泣かせどころだなとやはりうるっときたのが前哨戦、さすがあざの先生、ジローさんの涙に轟沈でした。残りあと二冊…!(もう一冊追加される気が猛然とするが…!)全力で待っていようと思います、彼らの行動とその結果の先を。
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登場人物が本当に魅力的。
敵サイドでは特にカーサが好きですね。
話は盛り上がってハラハラしながらも、憎いと思うキャラクターがいません。
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ミミコの頑張りに、なぜか涙が出そうになる。
そしてそれを支え続ける人たちの頑張りにも泣きそうになる。
あーもうホント、気が抜けないな!(笑)
吸血鬼と人がだんだんとひとつになっていくのがもうたまんないです。
世界観が本当に好きだー
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『真祖混沌』ら伝説の吸血鬼が大集合ですごいことに。
一方、シンガポールに襲撃したカーサとアンヌの対決から、香港の真実を語る次巻「聖戦前夜」へと繋げる展開が絶妙。
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評価:☆5
「人と吸血鬼は共存することができると思いますか?」
淡々と激務をこなし、元気一杯だった頃の面影がなくなってしまったミミコの姿は、頼もしさ以上に切なさを感じて胸が締め付けられた。
涙を流してでも、自分で喝を入れて踏ん張るのは見てて辛い・・・まだ20にもなってない少女には荷が重いよなぁ。
不死者の宿命から変化ではなく維持を選ぶ各国の吸血鬼達も味方につけるミミコ、この『頑張り』が世界の行方を決めるのだろう。
毎度のことながら敵側の九龍の血統の作戦が周到で緊張感あっていいね。チョロい敵だと萎えるしw
血を吸われても真銀刀で手をぶっ刺し、手を切り落とすように命じる尾根崎会長がカッコよすぎた。
そしてジローの演説が素晴らしかった!
記憶を、感覚を、知ってもらうことで人と吸血鬼の共存が出来ると分かった。
今までジロー・コタロウ・ミミコが過ごしてきた時間が実を結んだのが感慨深かった。
物語の結末まで後少し。
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引き続き燃え上がり中
全方位でぼこぼこの九龍のかたがたに同情
吸うと吸血鬼化はブラムストーカー的に普通なのに