投稿元:
レビューを見る
中盤までハラハラしたが結末は突然の犯人登場で今までのストーリーが茶番になって、途中までのキャラもでて来なくなった。無理やり終わった感じでした。
投稿元:
レビューを見る
問題提議が何気に考えさせられた。
ひとつの悪い事が引き金に、
単純なモノのくせにまわりが引っ掻き回す。
本当によくある話だ。
ただ、
最後の言葉がこの物語を全て忘れさせてしまった。
投稿元:
レビューを見る
ススキノ探偵シリーズ第4作。今回はいつもに増して暴力シーンが多かったような。そうでもないかな。でもなんだかそんな印象でした。それ以外の印象が薄いのかもしれません。
友人であるオカマのマサコちゃんを殺した犯人を見つけるために、俺が奮闘するわけですが、どうにも空回り感は否めず、どう逃げ回るかばかりで、いつものメンバーとのくだらないやりとりみたいな、どうでもいいような、でもこのシリーズに欠かせない何かが足りなくて、物足りない。そんな感想です。
投稿元:
レビューを見る
ススキノ探偵シリーズの中では小粒かもしれない。というのも、事件の顛末そのもののインパクトが弱いのである。ただ、事件後しばらく時間が経ってからふと我に返ったように事件そのものや自分の不甲斐なさに怒りだす主人公にとても共感を覚えてしまう。
投稿元:
レビューを見る
そういう風に落ちるのか!?予想できなかったけど、なんかちょっとしっくりこない感じも。。
だんだんミステリーというより、主人公の成長物語になってきたな。
投稿元:
レビューを見る
すすきの探偵シリーズ。
春子ちゃんとうまく行ってなんだこのリア充め!と思うのもつかの間、いつものように騒ぎに巻き込まれていくんだけど、今作に関しては巻き込んだという方が正解か?
ある意味衝撃のラストに脱力しながらも最後の2行でまさかの2段落ち。
羨ましいようで羨ましくない俺さんの未来に栄光あれ。
投稿元:
レビューを見る
映画化第二弾の原作です。面白い。だんだん登場人物が増えてきて、収集がつかなくなってきた感じがする。橡脇が読めなくて何度も戻りましたw
投稿元:
レビューを見る
東 直己のススキノ探偵シリーズ、「探偵はBARにいる2」の原作です。
独特の世界観と、ちょっとハードボイルドな風情、いつもの登場人物達・・・
安心して読める展開ですが、若干の物足りなさを感じるのは映画と違って
高田(松田龍平がやる役)があまり活躍しないからでしょうか?
所謂“バディ物”を期待すると、イマイチな感じです。
ま、面白く読みましたが・・・(^_^;)
投稿元:
レビューを見る
孤軍奮闘する俺が意地を張り続ける中で、知人達が離れたり近づいたりと距離感を変えながら見守る塩梅の絶妙さはシリーズを熟読したファンならではの楽しみポイントか。
いつもながら嫌味を言う時の切れ味は天下一品。
投稿元:
レビューを見る
「バーにかかってきた電話」
「探偵は吹雪の果てに」
と、きて
「探偵はひとりぼっち」を、今度は読んでみた。
順番がバラバラで、しかも「吹雪の果てに」を読んだ後に
「ひとりぼっち」を読むと、ああ、探偵もいろいろあったのね・・・
てな、感じで、しみじみしてしまったよ
この作品は映画「探偵はバーにいる2」の原作。
でも、映画は原作通りではなさそうなのは、よくわかった。
その点は期待しないでおこう。
でも、でも、探偵と高田のコンビがまた観たいのだ~楽しみ♪
投稿元:
レビューを見る
『探偵はバーにいる』でススキノ探偵の<俺>がデビューしたのが1992年。本書は長編第四作で1998年。28歳だった<俺>も中年の領域に入り、可愛い恋人もできて、多くのススキノの脇役たちとの繋がり方もよりいっそう年輪を経て、磨きがかかっている。
ハードボイルドの探偵はたいていどこか孤立した存在で反社会的な傾向があるものだが、このシリーズの主人公も例外ではない。そればかりか、むしろへらず口を武器に、真っ向から多くの社会の側から押しつけられる価値観に牙を剥いたりもする。
オカマのマサコちゃんが嬲り殺しにされる事件に端を発する、かなり奥深い今回の事件も、社会の闇に切り込んでゆく颯爽たるナイトの物語でありながら、ススキノで酒ばかりカッ食らう快楽主義者の<俺>は欠点だらけで親しみやすい非常に身近な存在であり続ける。まあ、それがこのシリーズの最大のポイントなのだけれど。
この主人公を作り出すことでほとんど成功したシリーズではあるけれど、ぶつかる敵の大きさは巻を重ねるごとにどんどん巨大になってゆくイメージがある。本作では権力に影響を与えることのできる代議士の不正に挑戦。
北の街のリアルな描写のなかで、ゆったりと好きな映画を好きなように語る主人公の面白おかしさがあるかと思えば、一気に緊張に持ってゆく権力機構の闇の暴力が取って代わる。これ以上ないようなメリハリがこのシリーズの厚みである。娯楽性と、何とも言えぬ人間たちの物語。友情、そして愛情の物語である。探偵を取り巻く生活の匂い。それを書き切ることのできる筆力の確かさ。
この頃から東直己の作品から大きな作家的自信を、こちらとしても感じ取ることができるようになってきた。多作とは言えない彼が、作家という商売だけで飯を食えるようになるための、試練をクリアしてゆく様子が、何とも頼もしい限りである。
投稿元:
レビューを見る
『探偵はバーにいる』シリーズ第四作。
時代設定が古いんだけど、古臭さを全く感じさせない。
レトロ感が溢れるわけではない。
描写がとても、巧い。
しかし、今回はちょっと結末が強引か?
人と人生ってこんな感じか、と、感慨深くおもってみたり。
投稿元:
レビューを見る
友人のマサコちゃんが殺された。
マサコちゃんはオカマだ。そして、とてもイイ子だった。
しかし。いつまで経っても捜査が進展しない。
どうやら、政治家たちの思惑が絡んでいるらしい。
そんなことで彼女の死をうやむやにされてたまるか!
〈俺〉はマサコちゃん殺しの犯人を見つけだそうと一人で動き出したー。
2013年11月4日読了。
タイトル通り、孤立無援となった主人公が依頼人もいないのに、必死で友人のために駆けずり回ります。
これまではある意味クールだと思っていた主人公が、本気になっていて、とても新鮮でしたし、意外なところから現れた真犯人にも驚かされました。
投稿元:
レビューを見る
映画化2作目の原作らしい。
「俺」の生活の変化っぷりにちょっと笑ってしまった。ワンシーンワンシーンは面白いのだが、全体的にスピード感が無いのと最後に残るもやもや感が辛かった。。
投稿元:
レビューを見る
タイトルそのまま。
ひとりぼっち。
けれど皆ちゃんと分かってる。同じ思い。ただ、靴べらが見つからないだけ。
長かったけど、呆気ない。
前作に続くところがいくつか。
次も休憩なしで読みたくなる。
流石だね。そろそろ休憩しようと考えていたのに。書き方がうまいわ。