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みんなのレビュー174件

みんなの評価3.7

評価内訳

160 件中 1 件~ 15 件を表示

英国人に「うどん」がわかるのだろうか?

2014/09/28 09:48

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:wayway - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、著者が日本生まれであり、内容も日本についてのものであるこ
とから、日本の作品と思われるが、間違いなく英国で英語で発売され、
それが和訳されて我々が手にしていることになる。

なんと、英国人に長崎は分かるとしても、「うどん」がわかるのだろうか?
とは、余りにも細かいところにこだわりすぎているのだろうか?
しかし、そう私が思うくらいに日本の小説ぽかったし、主人公と佐知子さんの
会話、あるいか主人公と娘ニキのやりとり(会話)が中心の小説を、果たして
英国人がどう評価するのだろうか(ちゃんと賞まで貰っているのだから心配
しなくてもよいのだが・・・)と思ってしまった。

この引き込まれた感は、私の中では漱石の作品を読んだときに感じたものに
似ているのだが、作者はその辺も意識したりしているのだろうか?
戦争。被爆体験。日本から英国への移住の憂鬱感。
二郎。緒方さん。佐知子さん。万里子ちゃん。藤原さん。
松田重夫。ニキに景子。いまの夫。
それぞれが何を意図するのかは、いまは分からないが何度か読んだときに
分かる予感がある。(何度も読み返したくなるということ)
兎にも角にも、満足度の高い1冊である。

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本当につらい思い出は胸にしまって

2002/05/28 07:24

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もぐらもち - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公、悦子の家に二人目の娘ニキが泊まりに来ている。そして、悦子の長崎時代の回想が始まる。前夫の父親、緒方さんのこと。一人目の娘、景子がお腹にいている時に出逢った親子の話。
 長崎時代の夫との離婚、アメリカ人の夫との再婚そして渡米、そして、娘景子の自殺。そんな事実があったことが分かるのだが、そのことについては悦子は何も語らない。ただあるのは、長崎時代の回想だけ。悦子の気持ちは読者が推測するしかない。不思議な余韻の残る本です。

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義父は結構面倒くさい人

2020/08/29 23:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

この作品はイシグロ氏の初長編で王立文学協会賞を受賞している。これまでに読んだ順番からすると「わたしを離さないで」「日の名残り」「忘れられた巨人」と読んできて4作品目なのだが、近未来SF、純文学、ファンタジーといろいろなジャンルの小説を書ける人なのだと思っていたのだが、この初めての長編ではルーツである日本(長崎)を舞台にしていたのか。どうして日本人の夫と結ばれたのか、そして義父とはどういう関係にあったのか、そして夫とはどうして離婚したのか、そしてイギリス人の夫とはどうして知り合ったのか、そして・・・・と文章化されていない疑問がいくつもあるのだが、それは読者の想像にまかせるということなのだと勝手に解釈して読み進めた。特に印象に残ったのは謎の多い友人・佐知子が思っていたほど馬鹿な女でなかったこと、義父の緒方さんが(私が)嫌な人だったこと。

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翻訳の問題

2019/04/30 15:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:林濤 - この投稿者のレビュー一覧を見る

決して誤訳ではない。しかし何かが違う。
 以前購入したこの本を原文片手に読み返している。のっけから仰天した。
訳文では、「ニキ、」で始まる冒頭の一文を読むと、これはニキという人物に語りかけているのだと錯覚してしまう可能性がある。勿論そうっではなく、読み進めれば、語り手の下に娘の名前がニキなのだとはっきり分かる。しかし原文では、”Niki,the name we fainally gave my younger daughter, is not an abbreviation.”となっており、Niki = 下の娘の名前、ということが最初から明白で誤解の余地がない。
 訳者が「私たちが最終的に私の下の娘に付けた名前は…」と書かなかったのは、日本語の文章としてはくどくてもたついてしまい、読者の読む気を削ぐだろうと懸念したからに違いない。
 ノーベル賞作家の作品で、今なら何か国語かのテキストが手に入るだろう。10連休等でたっぷり時間があるのなら、比較対照しながら読むというのも、贅沢な楽しみかもしれない。

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2006/02/19 00:40

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2006/06/19 19:40

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2007/02/12 00:05

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2007/03/30 23:48

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2006/10/18 18:06

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2007/03/26 16:13

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2008/04/15 17:48

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2008/11/05 23:05

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2010/01/15 20:10

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2010/04/10 15:44

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2010/04/29 19:28

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