紙の本
恋愛のゴールとは?
2001/11/29 12:31
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投稿者:nory - この投稿者のレビュー一覧を見る
恋愛ターミネーター、シゲタカヨコの果てしない旅がひとまず終わった。「幸せになりたい!」ただそれだけのために生きている女、カヨコ。その幸せとは、お金でも仕事でもなく恋愛で手に入れなければ意味がない。
いつもときめいていたい、気が狂うような幸せの海で溺れたい。そのためには理性も義理もあったもんじゃない。恋は実力行使あるのみである。
要領の悪いカヨコに対するフクちゃんの冷静なセリフは、読者にとっても大変勉強になるものばかりである。こんな人が近くにいたら、逆に成長できないかもしれないとも思う。いつも引き戻してくれるから、無茶ばかりしてしまうのだ。
恋愛のゴールとはどこにあるのか。結婚か、それとも…。
果たしてカヨコは幸せを手に入れたのか。もう探し求めなくてもいいようになったのか。ラストシーンは、そう来たか!というものだった。安野モヨコ恐るべし!
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毎話、主人公を心配してしまう。
徹底したキャラクターがリアルに感じる。
マンガに突っ込みたくなるようなテンポが良い。
最後まで己の道、みたいなトコが笑える。
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「彼氏が欲しくてしかたがない女」重田加代子は幾度となく「運命の出逢い」を果たすがいつも幸せには辿りつかない。そんな恋愛中毒で男運のない女の生態。ギャグ?恋愛には突っ走らない方なので楽しそうだなー、と思いつつ読破。あれだけ暴走できたら爽快に違いない。友人のフクちゃんがかっこいいっす。全11巻。コミックセットもあったんだけど画像がなくて寂しいので最終巻を採用。この表紙好きです。
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3,4年?4,5年?だいぶ前に読んだ。漫喫で。
みょーにテンションを高くさせられた。
私には悪影響をおよぼしました。w
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女子の恋愛感がリアルに伝わる漫画であり、私にとってのバイブル。
「ふるえるほどのしあわせってどこにあるんだろう?これからもそれをさがしていくのかな」というラストに一文、結婚式を直前にしたシゲタの一言は平凡な日々を送る私に突き刺さった。
フクちゃんの言葉は毎回リアルで納得してしまう。
…小学生の頃に読み始めて、当時はあまり理解が出来ずになんとなく読んでいたけど、20歳になった今は共感する部分がいっぱいで読むのが辛いくらいです。
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面白かった。確かに。シゲタのアホっぷりも最後まで面白かったし、ストーリー的にもね。
でもさ〜、うーん・・・アレはハッピーエンドなのか???
微妙というか、まぁ「そういう」話なんだろうけど・・・。
ちょっとうん???って感じではありましたが〜
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これも何度も読んでいる本。面白いマンガはどれもそうだけど、キャラがみんな魅力的。
読むと強く生きていこうと思う。
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いまさら全巻読破。
みんなさ、これってシゲタに共感して読むもんなのかな。
で、貴子に反感抱くもんなのかな。
でも多くは結局「貴子」なんだよなぁ、って思う。
シゲタに共感するのは、「結局シゲタも貴子のようなポジションなる」という前提なしに成り立たない気がする。
男捜してうまくいかなくてそれでも自分を幸せにしてくれる男を探す。それは幸せな時の貴子のポジションがほしいからなわけで。
だから、反感抱く論理が結局は「貴子=自分」ってことを認めることなしに読めないんじゃないか。
自分で金稼いで自立してるポジションにいる人以外は。
「タカハシ」に会える可能性ってどのくらいなんだろう。
それで、「タカハシを選ぶ」ことをする人ってどれくらいいるのだろう。
タカハシ・・・東大だけど中退。顔もまあまあ。
顔もまあまあで、大学中退だっていうリスクを背負って、幸せを選ぶ人、実は少ないんじゃないかしら。家庭に入りたい人ならば。
そしてみんな、貴子になる。どんな手段を使っても、手に入れると決めた人を手に入れる。
幸せって、何なんだろうな。
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勢いアルヨ!
シゲタ・・・強靭なハートだ・・・
うらやましい・・・
てかこの人ほんまは恋愛体質じゃない気がする。
というか安野モヨコがもう悟りに入っていて、
恋愛精神レベルが仙人になったんじゃろうか・・・
いやいや・・・
マンガを通して作者を詮索しちゃダメやね!
私はシゲタさんスキだよ!おもしろい!
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シゲタ面白かった。
アクティブに幸せを追い求めていってくれ。
タカハシに行き付くような気がするけど。w
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人と人の分かりあえなさに対する絶望がベースにありながら、諦観し冷笑せず、ひたすらエネルギッシュな反抗を続けるシゲタの姿こそ、我々の希望だ。時代を代表するマンガの凄みをとことん味わう。無軌道であれ人生よ。続編も、めちゃめちゃ面白そうだな。容赦ない。
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最終巻、どう完結するのかを楽しみにしていたけれども、それほど意外性のある終わり方ではなくて、ちょっと残念だった。
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入院中にまた読んで元気になりたくて買って読んだ!シゲタのマッシモたまんない、侑里もタカハシみたいな人と結婚したいなー、
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合う人には合う、合わない人には合わない漫画。
私は安野モヨコ好きなのでもちろん大好きです。
でも昔友達に読ませたら、
「なんでシゲタはロクに働かないの?働けよ…」
母親に読ませたら、
「男取っ替え引っ替え同じことの繰り返しね…」
逆にそれらの意見に目から鱗でした。笑笑
これは別にカヨコの成長物語でもなんでもないし、
教訓があるでもメッセージ性があるものでもない、
ただ強烈なキャラであるが故に愛すべきカヨコと、
同じく強烈なその周りの人達との恋愛コメディー!
未だに多用する台詞、衝撃のエピソード、キャラ、
私のネタの礎として君臨しています。笑
「コンスタンチノープル没落!!!」
(岸和田さんは我が手中にあり!!と続きます)
「肌水で十分じゃよ」
はめっちゃ覚えてる笑笑。