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きちがいの顔、が素晴らしい。マンガって複合的な情報が提示されていて、どの要素からこの感じが出ているのかなかなかとらえにくいところがあるが、落合尚之に関してはかなりこの、きちがいの顔の良さが突出していると思う。
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言わずと知れたドストエフスキーの小説を元に、現代風にアレンジした漫画。
元にはしていますが、原作というわけではなく、
ストーリーの細かい部分やキャラ設定などは現代風に大分アレンジされています。
以前、近所のリブロでオススメされてたので、
その時点で出てた4巻まで一気に購入。その日に読破。
鬱状態の時に読むのはオススメしない。
多分余計鬱になったり、疑心暗鬼に陥ったり、
軽く発狂したりする可能性があるので。
なるべくテンションの高めのときのがいいかも
内容は結構重くて黒いです。
読んでて心を抉られる気分に何度かなりました
けれど、面白いのも確かなので、コミックスで追いかけますw
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エチカと元担任である夫。
エチカに死ぬほど残酷なことをしておきながら、それを嘆くだけで
働きもせずアル中に。どれだけ情けない男なんだろう。
2010.4購入 / 2010.4.19読了
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人との関わりを絡める為のきっかけとしてろくでなしの教師の話がほぼ全て。これまた鬱屈とした話なので暗くなるのは請け合い。主人公の屈折した見方も素敵。
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意識を失い病院に運び込まれたミロクは、同じ病室にいる飴屋菊夫(あめや・きくお)というアルコール中毒の男から、彼の身の上話を聞かされることになります。
冴えない学校の教師だったキクオは、柿本という男子生徒たちから使い走りのように扱われていましたが、そんな彼にただ一人、園山英知香(そのやま・えちか)という女子生徒だけが心を寄せてくれていました。ところが柿本は、キクオにエチカをレイプさせ、その様子を裏ヴィデオとして販売しようとする計画を立てます。柿本に逆らえないキクオは、服を脱がされたエチカの姿を見て獣欲に駆られ、彼女をレイプしてしまいます。しかしエチカは、キクオの3人の子どもたちを世間から守るためにキクオを許し、そればかりか彼と結婚することをさえ決意します。
ヒロインのエチカは、作品中で「聖女」という位置づけを与えられていると言ってよいと思いますが、それが企画モノのAV女優としたのは、現代的な意匠としては無難なところなのかもしれません。そうした幻想はとっくに無効になっていますが、そのためにかえって作品に古典的な色調が添えられているようにも思います。