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スールでウテナな女学校、フィリエルの学園生活は薔薇色か百合色か
2005/04/14 18:59
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃあな - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつかアデイルと王宮にあがる時のため、行儀作法を身につけにトーラス女学校に編入することになったフィリエル。だが生徒会によって牛耳られた学園でフィリエルはさっそく目をつけられ、孤立するはめに。
窮地に陥ったフィリエルのもとにあらわれたのは、幼なじみのマリエ。そして見覚えのある黒髪の少女が…。
原作は読んでいないのだが、どんどん変な話になってきてしまった。作者はウテナの大ファンなのだろうか。
フィリエルを助ける謎の小説家「エヴァンジェリン」がなぜ「騎士と少年」のラブストーリーを描いていたのかもツッコミたいところだが(それが大人気の王宮と女学校もどうなんだ…),ルーンの激しいキスを知って「どこでこんな事覚えたの、まさかユーシス様(男)に?!」って、フィリエル、女子校に入ったらすっかりおかしくなっちゃって。
今ひとつ機能的ではない派手派手しいコスチューム(剣の修行にフリルスカート付きレオタード。防具つけようよ!)と言い、ちりばめられたロリロリムンムンバインバインなサービスショットと言い、腐女子向きなのか萌え男子向きなのかそのターゲットすらわからない。
そもそも、ただの村娘のはずのマリエがどうしてあんなツッコんだところまで知っているのだろう。マリエがトーラス女学校に入学したのも伯爵の力なのだろうか。漫画では一巻の冒頭に登場したっきりで、フィリエルのピンチの時にはさっぱり姿を見せなかったくせに、いつの間にかレディの階段のぼりつめてきた。このまま一気に王宮入りか。マリエ、やるわね。おそろしい子…。
絵がかわいいので、ただのキャラ萌え漫画に成り果てても読むには読めるが、最初に壮大なファンタジーを期待しただけにちょっとがっくり。 どんどんダメになっていくユーシス様が、なんだか象徴的ですらある。
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