紙の本
スターバックがカッコいい!
2021/08/29 13:50
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投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界的名作の漫画化。エイハブ船長のわがままばかりが強烈に印象に残った感じです。海の男の荒々しさは気持ちいいのですが、その中でもスターバック航海士の冷静さと常識人ぶりが際立ち、カッコ良かったです。主人公のイシュメルは威勢がいいだけで、なんだかいまいち優柔不断な感じで、主人公としてはイマイチの印象でした。白鯨をめぐる男たちの熱き戦いというより、エイハブ船長の私怨のためにたくさんの犠牲を出した話という感じで、ストーリー的にはあまり感情移入できませんでした。
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まんがで読破シリーズは面白いけど、原作をどの程度省略して脚色しているかが気になる。
「吾猫」も「ネコがうろうろして、最後に溺れ死ぬ話」だったら四コマで終わっちゃうからな~
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どうしても日本という宗教の縛りがゆるい国で育つと、神とかなんとかって言う話になるとサッパリなのだけど。他の国では同舟になるのも宗教という壁が大きい時があるのだなあと、冒頭で感じた。
全体を通しては、ガンバの大冒険みたいだった。さらに所々ワンピースを感じる瞬間もあった。多くのアニメやなんかもやはり、だいたいは元ネタをもっているという事。
白鯨のオリジナルの方は読んでないのだけれどこれは一体何を言いたかったのかあまりわからない一冊だった。男たる人生と目的の達成についてくらいだろうか。しかしそれもおれには今のところピンと来るわけでもなく、読後の変化が少なかったと言わざるを得ない。
細かいところまではこの量のマンガではわからない話なのかもしれないね、何せ折り返し部分にも難解な作風みたいな事を書いてあったし。
白鯨に関してはマンガというのもあってかとてもストレートな感じだったけど。気になる方は是非。
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白鯨「モビー・ディック」との戦いを描いた、海洋冒険小説。ワンピースの白ひげが乗る海賊船「モビー・ディック号」の由来でもある。人々の生活を照らすため船に乗る船員たちと、そうではなく、昔対決し、足を引き千切られた怨みを晴らすべく白鯨を探し続け復讐しようとする、船長・エイハブ。最終的には、白鯨を見つけて戦闘するものの、ほとんどの船員が殺されてしまう。船上の志が不一致だと、大海原へ出る資格はおまえらにない、ということなのだろうか。ところでこの小説、主人公・イシュメルの存在が、前半は際立つものの、後半はまるで音沙汰がない。きっと、作者・メルヴィルは、エイハブ船長の、栄光でも賞賛でもない、己の誇りのため、白鯨への憎しみをじっくり描きたかったのだろうと思う。
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捕鯨船・モビー・ディック・執念・挑戦
とてもアメリカっぽい。
メルヴィルが捕鯨船の船員をしていたとは
知らなかった。。。
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コマ割り・構図・キャラデザなど完成度が高く、漫画の持つ強みを最大限に活かした編作になっている
ただ少年まんがとしては面白いが、原作の文学としての魅力は伝わってこなかった
漫画としては☆5つだが、文学としては☆3つなので、間を取って☆4つ
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2015年2月3日読了。まんがで読む名作シリーズ。伝説的な巨大な白い鯨モビー・ディックに、命をかけて挑むエイハブ船長と捕鯨船乗組員たちの戦い。栄誉のためでも金のためでもない、白鯨のために死んでいった仲間たちの復讐、かといってもそうでもない、よく分からないものに突き動かされる男たちのドラマ。名作だけあり面白い、マンガも熱い感じが普通に面白いが、熱く少年漫画的すぎてかえって入り込みづらく感じる…。ま、文句があるなら原作を読めって話だが。
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伝説の白鯨(はくげい)を捕獲するためのお話。
鯨を捕獲するとランプなどの光の油が取れるので、漁師達は捕鯨につとめている。
鯨は大きさもあり、当時は突いて殺すので簡単に捕鯨できない。捕鯨の漁師の中のでも威勢のいいのばかりで、捕鯨に行く。
船長の宿敵(片足を奪われる)、白鯨をやっつけるのに乗組員の漁師が巻き込まれるというお話。
まんがで読んでも鯨との戦いの壮大さはわかる内容である。
ただ、捕鯨の粋を出ない内容だったので評価は低くなった。物語としてはもう一ひねり欲しかった。
アメリカでは1859年に国内で石油が発見されるまでは、鯨油の灯油ランプが必需品で、鯨は乱獲され、石油発見後も捕鯨は続けられました。
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まんがで読破を読破するシリーズ。
今度はアメリカ文学にチャレンジ。
船長と白鯨の闘いの物語のようですが、かつては燃料を取るためにクジラが乱獲されていたという事実も忘れちゃいけない。