ラーメン発見伝　1 みんなのレビュー

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投稿者：電気屋　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

実際、主人公をはじめとする主要な登場人物の設定や配置は美味しんぼのそれと、とーっても似てるのね。サラリーマンマンガのお約束を踏んでいる、という面は多分にあるけど、それ以上の類似性を感じるな。
最近ではこの傾向が薄まっていることも鑑みれば、企画時に同じ版元から出ているグルメマンガの嚆矢である美味しんぼを強烈に意識していであろうことが想像できるというもの。
三点リーダーかましている以上、もちろん本作は単なる美味しんぼの追従者ではなく、ポスト美味しんぼとしして先達を超えたものを持ってるワケ。
それは、絶対的な美食の否定です。
美味しんぼは絶対的な美食を提唱してます。
そもそも話の発端は、「究極のメニュー」なる批判を許さぬ絶対の美食の探求でした。
でも、絶対の美味なんておかしいでしょ？　「コレは美味である、ウマいと思わんヤツはそいつがおかしい」だなんて、あるはずないじゃないですか。同じものを甘いといったり辛いといったりする人がいるわけで、そんなの通るはずないよね？
でも、美味しんぼってそういう話じゃないですか。つまるところ、美味しんぼって美食イデオロギーなのね。
そういう押し付けがましいイデオロギーは、はじめのうちは支配的な地位を占められても、一旦世界の（この場合は美食ね）多様性、豊穣さが知れ渡ってしまえばウスっぺらな独りよがりに見えてしまうモノ。
それで嫌気が差して美味しんぼから離れた読者、けっこいるんでないかなぁ。少なくともやつがれはそーでしたよ。
でも、この作品はそれを乗り越えたところからスタートしてますから、大丈夫。
ここには味覚の多様性がキチンと描かれています。
舌でなく、頭で味わっちゃうことも、各種のケレンも、単純に否定したりしなんてしません。「おいしい」ということの複雑さと楽しさを、もっとリアルに追っています。
というワケで、オススメ対象は美味しんぼ卒業者。
絶対美味からむしろB級のラーメンへ、てのがちょっち皮肉っぽいけど、実はより高度なのです。

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投稿者：lucky077　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

お客様はラーメンを食べているのではない、情報を食べているというセリフが刺さりました。ラーメンのウンチクを語るだけはないマンガという印象を持ちました。

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投稿者：Masetto　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

自分のラーメン屋を持ちたいと思いながら資金貯金のためにサラリーマンをやっている藤本君。　夜は屋台でラーメンを売っている。　その中で他のラーメン屋とか食品関係の人との出会いとあれこれの話。　頑張ってる熱血サラリーマンが万能でないところもいい。

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投稿者：とりのひよこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ラーメン発祥のルーツ的なストーリーマンガと思って読んだら、主人公が将来店を構える為に屋台修行をしながら、自分の中のラーメンを発見する的なストーリーですね。

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投稿者：つきしろありす　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

読み終わりました
良いところ
ラーメンが好きな人なら間違いなく楽しめる

悪いところ
紙の本は見つけるのが難しいので今なら電子の方がおすすめであること