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紙の本
わかりにくいお寺の世界でも住んでいるのはただの人
2002/04/27 00:26
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投稿者:tact - この投稿者のレビュー一覧を見る
お寺の経営はどこも貧乏?、サラリーマンをやりながら細々と貧乏寺を維持している住職のところに霊園開発の儲け話が舞い込んだ。話がうますぎやしないかと訝る住職。この住職がこの巻の中心人物。単行本1冊で1話完結です。
お寺に檀家に近隣住民、墓地に役所に見せ金だの逮捕だの告訴だのと、関わる人々も扱う内容もてんこもりで興味深くて楽しめる一冊です。ただし結末は後味がよろしくありません。お金が人を変えていくことに嫌らしさを感じるものの涙に込められた哀しさが痛いです。普段はよく知ろうとしなかったお寺関係の話ですが、わかりやすくてスムーズに読み進められました。
ところで『大野行政書士事務所』の大野先生、2度ほど登場するものの何もしていないんですが…。これもひとつの「社会の仕組み」? 行政書士事務所の栄田さんがめいっぱい頑張り、主人公らしき田村君はワキ役化しています。
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