チョコレート専門店の四季折々に、目頭が自然、熱くなる。ええ話です~。
2009/12/12 22:04
10人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イケ面の兄弟、一郎と二郎が出しているチョコレート専門店“クーベルチュール”。値段は張るけれど、とびきり美味しいチョコレートが売り物のお店を舞台に、あたたかくて、ほろりとしちゃう、そんな素敵な話を四つ、読むことができました。
末次由紀さん、こういうハートウォーミングな話を描かせたら、本当に上手いですねぇ。特に、「夏味」と「秋味」と題した後半二つの話がよかったなあ。読んでて、じわっと涙が湧いてきました。
どの話にもそれぞれに、主人公の表情が大写しになる絵があって、それがとてもいいんだ。心に感じた思いが、すっとそのまま、顔に出たとでもいう笑顔、泣き顔、一生懸命顔に、ぎゅっと胸を掴まれてしまった。うーん、いいなあ。
巻末の「おまけ」四コマ漫画では、作者の人気シリーズ『ちはやふる』とのコラボも楽しめます。てことは、『ちはやふる』の中に“クーベルチュール”が出てくる可能性も大ありですね。こういう饗宴・・・じゃない、共演も、チョコっと楽しみにしたいです(笑)
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そのチョコレートがあれば、今日も幸せ。
クーベルチュール――それは、美形兄弟が営むちょっと特別なチョコレート専門店。
仕事と恋の狭間で揺れるとき。春待ちの恋に悩んだとき。
笑顔と優しさを忘れそうになったとき。足を踏み入れれば、誰でも知るのです。
みんなに伝えたい、幸せの味を。
あなたの心を優しくとかす、とびきり温かい4つのお話。
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「ちはやふる」の作者で、裏表紙と帯の解説でなんとなく買ってしまった。
イケメン兄弟がやっているチョコレート専門店が舞台というと、別の似た設定の作品を想起させられたけど、キャラ造形もなかなか魅力的。
短編の連作ということでどれも楽しめた。
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「ちはやふる」と比べたら普通ですが、十分に面白かったです。
おまけまんがが上手いなぁと毎回思います。
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途中まで読みましたが、末次先生らしい柔らかい恋愛や人間味溢れた作品です。
ハルコイっぽくて、私はすごい好きな作品です。あと残り1話が残っているのでこれから読もうと思います。
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なかなか良いお話でしたが、ありふれた感じがしました。イケメン兄弟の生い立ちや背景描写が少なくキャラが薄く感じました。深く掘り下げてほしかった。
全体的にあっさりと読めます。心に残るかと言ったら‥‥そうでもないかも。
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ちはやふるで気になって買いました。話はアンティーク(よしながふみの)みたいかな。泣かせるとこでも面白く描いててとてもよいです…。
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末次さんが描く男の人はかっこいいというかキュンてする(^O^)
話も好きやっ☆
おまけにちはやふるのメンバーがでてきた!
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「ハルコイ」もそうだが、短編の中でもしっかりと物語を創ってくるのが素晴らしい。個人的には「夏味」が特にお気に入り。こういう話には弱いなぁ…(汗)。続刊が楽しみな作品。
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いつか食べてみたいぜ
一粒250円もするチョコ・・・・。
おまけでちはやふるのメンバーが出てきた、いやぁなんだろうこの感動はw
これも一応短編なんだが、チョコレート屋さんをメインとした人々との出会いみたいな、でもぶっちゃけ一郎さんと二郎さんなんもしてなくな(
「チョコレート」という時点でもう購入決定でした←
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「ちはやぶる」の末次 由紀ということで、読んでみました。
チョコレート屋さんのお話。
チョコレート屋さんといっても、駄菓子屋さんではなくて、喫茶店みたいに、そこでチョコレートを食べられる様なおしゃれなお店。
そして、イケメン兄弟の店員。
うーん、わたしとは、縁のない世界だ(笑)
チョコレート屋さんが舞台だからといって、「パティスリーMON」みたいに、そのお店の従業員たちの恋愛模様とかがかかれるわけでは(今のところ)なくて、そのお店に、お客さんとしてきた人たちのエピソードが、1話完結で語られる感じです。
イケメン兄弟2人は、兄が店のウェイターをして、弟が店の料理人をしています。
イケメンだけに、顔目当てのお客さんも、多いみたいです。
1話読んだときはねぇ、このイケメン2人が、どうもいけ好かなくて……。1冊4話読んだ今でも、兄の方には、まだ慣れないです。
基本的に、かっこよくて、愛想のいい人を信用できないらしい(ヒガミという…)です。
まあでも、人情話は嫌いでないので、もうちょっと続けて読んでみます。
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高級チョコレート屋さんに関連する短編オムニバス。
こんなお店が近くにあったら、月一くらいで自分へのごほうびで行ってみたいお店。ミルクチョコがとても食べたくなりました。
話は短編の中にしっかりストーリーがあるけど、さらりと読めてしまう作品。特にこれといった特別なものもなく、普通。
私は店アルバイトしている元駄菓子屋のおばちゃんの話が好きです。
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とある街にあるイケメン兄弟が営むチョコレート屋さん。そこに集う人たちの心温まるエピソードをチョコレートと絡めた1話完結の物語。夏味、秋味で深くにも涙腺を刺激されてしまいました。弱ってる時に読んだら涙腺崩壊間違いなし。
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「ちはやふる」が大好きでこちらも読んでみました。
1話完結のお話ながら、やっぱり一生懸命な登場人物にやられました。
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こんなお店があればいいなと思える作品。
街でオシャレなお店を見かけるたび、クーベルチュールみたい!と思ってしまう。
冬味と夏味が特に印象的で、頑張る女の子と元駄菓子屋経営のおばちゃんというキャラクターからは、末次先生の過去の短編作品が思い浮かんで懐かしくなる。
全話ともにクライマックスの盛り上げ方は絶妙で感動させられる。
さすが末次先生だなという印象を受けた。
もう少し、イケメンシェフ二人の描写があるといいなと感じたので、今後二人の生い立ちなどの背景の描写があるとより奥の深い作品になると思う。