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この作者の人はほんとおもしろいね。
マダム徳永って、、、おもしろいけど、せま!
なんていうか、東村アキコもおもしろいんですが、
この人の方が静かにおもしろくて好きですね。
なんか、こみあげます。何かが。
ディテールもディテールですが、
あっちゃんどうなっちゃうんだろう。
卵胞膿腫か〜。致命的な不妊にはつながらないけど、
両方摘出しなきゃないほどなら無理だよな。
いや〜、どうなっちゃんだろ。気になる。
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交際9年、同棲して5年の浅尾温子(あっちゃん)と岩城晃平(コーヘー)が
主人公です。あっちゃんは大手新聞社に記者として勤めていましたが
退職後、高校の同級生が起業したお弁当やさん「よねすけ」で働いています。
一方のコーヘーは弁理士。コーヘーは浮気相手、同僚の高野さんを
妊娠させてしまいました。
2巻では、冷静沈着だった高野さんが
体の変化とともに、感情も揺れたりしていく様子が描かれています。
また、高野さんとあっちゃん、それぞれの家族との関わりについても描かれており
何もかも違うようで、意外と似ているところがあったりもしています。
高野さんは母子家庭。お母さんは、高野さんが小さい頃から働いています。
仲が悪いわけではないのですが、べたべたした関係でもない。
よくいえば自立した親子という感じです。
あっちゃんは、15年前に実の母親を亡くしており
お父さんは再婚しています(そして妊娠が判明!)。お兄さんは結婚して子供もいます。
家族は優しいのだけど、あっちゃんだけ、なんとなく輪の外にいる感じ。
まったく違う家族構成なんだけど、どこか似ているような気もします。
少しずつですが、女性2人の境遇と
彼女たちの性格がどのように構成されたのかを垣間見ることができました。
それぞれが、お互いに自分の気持ちを整理していき
今後どうするか、をこーへーを挟んで思い悩んでいるわけですが
あっちゃんが、いよいよ倒れてしまいました。
しばらく前から腹痛があり体調が良くなかったのですが
出勤途中に耐えようのない痛みに襲われたのです。
その痛さといったら診察を待つ間も座っていられず、戻したりもしてしまうくらいの重症です。
病院での検査結果で、あっちゃんは卵巣に腫瘍ができており
手術が必要になります。場合によっては、もう子供うめなくなるかも・・・
というところで
ああここでか・・・!いいところで終わるなぁという感じです。
コーヘーを挟んで、高野さんもあっちゃんも色々と悩む姿を見ると
(あまり言いたくないけど)男ってなぁ・・・という気分にさせられます(苦笑)
印象的だったシーンは、あっちゃんがコーヘーとベッドで横になって
自分の気持ちを話しているところです。
「相手の人と赤ちゃんを否定するのは絶対嫌なの それは自分のためなんだけど
今は一応そこに落ち着くんだけど これからどうなるかはわからない
とらわれることもあるだろうし すんごい黒い気持ちになるかもしれない
晃平といる限り あたしはそれから離れられないんだよね
それってけっこう難儀なことかなって 思ったりするの」
と言葉を選びながら、コーヘーに語りかけているシーン。
おなかの中にいる赤ちゃんは
あっちゃんとコーヘーが一緒にいることとは関係なくうまれてくる1つの命であり
それを否定することっていうのは難しい。
じゃあ相手の女性を非難すればいいか、というと
コーヘーがその女性に関係を強要したのではない以上
相手の女性だけに責任があるわけじゃない。あっちゃんはそれがわかっているから
そんな台詞が出たのだろうなと思います。
一見当たり前のことなのですが、当たり前であることを肯定するのって
結構難しいと思うのです。
あっちゃんも高野さんも、賢いからちゃんと考えちゃうんですよね。
こういうことって感情的になったほうが、そのときは勝ちだと個人的には思う(苦笑)
大人の女性の感情の揺れをいろんな角度からうまく描かれていると思いました。
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一人で産むという決心をした上司ですが、母親に「旦那のかわりに親に負担をかけることになる。甘えるな」と叱られます。
確かにもっともな考えですね。
親側の視点から考えたことがなかったため、私も上司同様にはっとしました。
どんなにクールで冷静な上司でも、人だから、いったん決めた考えが揺らぐのは当たり前。
周りの意見を聞いて、一人で育てられるのか、不安を抱き始めています。
結局、生まれ来る命のことで誰もが悩み、ハッピーではなくなってしまいました。
望まれているような、望まれていないような新しい命。これではどうにも救われません。
絵がきれいだし、話のセンスもある人なので、思わぬ方向にストーリー展開していくかと思いきや、2巻でもほとんど膠着状態のまま。
ただ、彼女が卵胞膿腫になり、出産できなくなるという悲しい知らせを受けました。
どうやら、三角関係と出産の問題で、この話は終わりそうです。
三人それぞれの仕事の話も出てくるため、もっと話をふくらませて展開していけそうなのに、その話しかメインにおかないのかなと、物足りなさを感じました。
彼らを見て、(人間関係とは、人のエゴが出っ張った時に、相手がそれを受け止めるへこみを作らないと、形を保っていけないものなんだろうな)とぼんやり感じました。
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あっちゃん強いなー
彼が浮気して他に子供作ったのに一緒にお風呂入ったりいつも通りに接することはなかなか出来ないでしょ。ふつう。
こんないい子が彼女なのに浮気したコーヘーに納得がいかない!
そして今回は高野さんの過去のストーリーが収録されていて、どんな人なのか少しわかり親近感が沸いてしまった。。。
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浅尾温子(あっちゃん)は強い心の
持ち主だと思った。
浮気されて、自分の体が妊娠とは反するものとしりながらも…
深い話なのに、ッスーと読めるのがすごいな。
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人はそれぞれ孤独だけど普段はそれを見ないふりをして何とかやりすごしている。
たまに、人とつながっているという瞬間があってもそこに安住はできない。
その感覚というか距離の取り方に私は共振しているみたいだ。
泣いたり吐いたりするのも深刻だけど
その孤独から見たらささいなことのようにも見える。
親と子という確実そうな関係性があっても、この孤独は埋まらないような気がする。
あっちゃんやゆう子さんやともよがどんな風にそれぞれの孤独と折り合いをつけていくのかをしばらく見守りたい。
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今、急上昇で僕の中では目の離せない漫画になっている。渡辺ペコは自分しか描けないもの、自分の描きたいものに対して、非常に意識的だと思う。画云々ではなくて、内容の良さ。そして、心えぐられる。ちょっと、読みたいけど、読んだら痛くなる。あー、いい漫画だ。(11/2/27)
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生きていくうえで男性性と女性性を殊更意識しなくても良くなったいま。幸せのかたちも自由に選べると錯覚してしまういま。
妊娠・出産がひとの力では自由にならないものだということは変わらない定理なのに、選べると錯覚してしまうくらい、女性の生き方は自由になってしまった。
目に見えない 愛している をかたちにすることと妊娠は全く関連性がない。それなのに、なぜ悩んでしまうのだろう。
こういう共感をかたちにしてくれた作者に感謝です(´ `)
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悪者はいないんだけど、どうしてこうなってしまったのか。一人一人が人のことを真剣に考えて、あがいている。先が本当に気になる漫画。
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ゆっくりと少しずつ生活を前に進めていく、進めてるというより進んでいるという感じだけど。たぶん、整理できないしこりとか歴史とか、感情がなかなか追い付かなくて、それぞれがゆっくりと整理しようとしていっているんだと思う。
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浮気したうえ、子供までこさえた彼と今までと殆ど変わらない態度で接するあっちゃん。すごいというか・・・惰性?無?お酒の勢いでっていうのはあるけど、でも、晃平・・子供はダメでしょ~!!なんか・・アラサー女のリアルが描かれていて、胸痛む。
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シングルマザーになると決心しても揺らぐ気持ち。キャリアウーマンで経済的に自立してはいて、でも周囲のサポートなしには難しいよね…
本命彼女には愛ゆえに計画性のないことはしない。けど一夜限りの浮気ではうっかり妊娠させてしまう。男あるあるなのかなー…
実際慣れ親しんだいつものパートナーとするより、行きずりの関係の方が妊娠する確率は高いというデータもあるらしい。
しかし、本命彼女(あっちゃん)には本当にひどい仕打ち…このタイミングであっちゃんには病気が見つかり、子供が産めない身体になるかも…なんて残酷すぎる!
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あっちゃんの卵巣に腫瘍が。子供が産めなくなるかもって、ええーっ!
浮気相手との間には子供を作ってしまい、本当の恋人との間には子供ができない……そんなことになったらと思うと……あっちゃん辛すぎるよ! どうなる次巻!
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んー…やはりバッドな方向へと展開していきそうなんですけれども、ここで読むのを止めてしまってはモヤモヤが止められない・止まらないですから(?)今後も読み続けて行くことでせう…。
最後には主人公の二人が報われてほしいものですが…さようなら。
ヽ(・ω・)/ズコー
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こ\(^o^)/、さかはかごやかまたかあうつたたたp444※♪414SezdzXs;4::4/43.:4:4;...;.44:.33//sawaerrrrr